東京・青海発の「青海珈琲」のブランド名を冠した「青海ブレンド」を飲んだ正直な感想を述べます。
同じコーヒー豆でも抽出器具によって異なる味が楽しめるため、今回はこちらの器具で飲んでレビューします。
- ペーパードリップ
- フレンチプレス
- ネルドリップ
「青海ブレンド」の基本情報
コーヒー豆の特徴
青海珈琲のコーヒー豆「青海ブレンド」は、公式ホームページで次のように紹介されています。
◆煎りたてをお届けします!
◆ひとつひとつ吟味された高品質のコーヒー生豆を独自のブレンド技術と最適な焙煎条件によって何度も何度もテストを繰り返し最良の味に仕上げた逸品を厳選しました。
◆コロンビアベースの上品な甘味と香り、柔らかなコクと苦味。味覚チャート ・酸味 0 ・苦味 4 ・甘味 3 ・コク 4 ・香り 5
値段・容量
- 単品購入:100g 550円(税込)
- セット購入:100g×3種類 1,200円(税+送料込)
コーヒー豆の状態
青海ブレンドは、焼きムラもほとんど見られず、割れたり欠けたりの欠点豆も見られません。コーヒー豆の状態は良好です。
焙煎度合い
※焙煎度合いについてはこちらをご覧ください。
コーヒー豆のローストや焙煎度合い・焙煎方式ごとの味の違いを解説
コーヒー豆の種類
ブラジル・コロンビア・グァテマラ・インドネシア産のコーヒー豆がブレンドされています。
コーヒー豆の種類ごとの味の違いは、こちらで解説しています。
【一覧表あり】コーヒー豆の産地ごとの特徴を知って好みの種類を見つけよう!
実際に飲んだ感想
中挽きにした青海ブレンドにお湯を静かに落としていきます。するとブクブクと炭酸ガスを放出し、コーヒー粉がドーム状に膨らみます。これは、コーヒー豆が新鮮であることを示しています。
※青海珈琲では注文を受けた後に生豆を焙煎し、新鮮なコーヒー豆を届けてくれます。
青海ブレンドをペーパードリップして飲むと、ビターチョコレートのような甘みとカカオのようなほろ苦さが感じられます。
深煎りコーヒーが好きな僕としてはかなり好みの味わい。
酸味はほとんど感じられず、どっしりとしたコクがあり一杯で満足できるコーヒーという印象です。
100gで数千円もするような高価なスペシャルティーコーヒーのような複雑なおいしさとは異なる「毎日飲みたいシンプルなおいしさ」が青海ブレンドの特徴です。
次はフレンチプレスで抽出して飲んでみます。
青海ブレンドをフレンチプレスで飲むと、アーモンドチョコレートのようなビターな旨みと甘みが感じられます。
ペーパードリップよりも苦味が抑えられ、より甘みが感じられるように。
また、わずかに感じられる酸味が味のバランスを美しく整えており、個人的にはペーパードリップよりも上品さを感じます。
最後にネルドリップして飲んでみます。
青海ブレンドをネルドリップで飲むと、フレンチプレスよりも更に苦味が控えめになり、代わりに甘味が少し前に出てきたような印象です。
これまでで最も柔らかい口当たりで飲みやすく、優しい甘みが特徴的なコーヒーに仕上がりました。
まとめ
青海コーヒーの青海ブレンドは、いずれの飲み方でも、苦みが中心の味わいが楽しめます。
しかし「ツン」と刺さるような苦味ではなく、ビターチョコレートを思わせる甘みを含んだ苦さが楽しめるコーヒーで飲みやすく、優しい味わいが印象的でした。
いずれの飲み方でも「どっしりとしたコク」があり、一杯で満足できる重量感のある味わいが個人的には好みでした。
酸味はどの飲み方でもほとんど感じられないので、多くの人にとって飲みやすい味わいのコーヒー豆という印象です。
こちらの青海ブレンドは1日で400杯飲まれるコーヒーであり青海ブレンドを飲むために行列もできるとの事でしたかそれも納得の美味しさです。
100g数千円という高価なスペシャルティーコーヒーのような美味しさとは異なる「毎日飲みたいシンプルな旨さ」が青海ブレンドの特徴です。
青海ブレンドはお試しセットなら送料無料でお得
青海ブレンドは100g550円で単品購入も可能ですが、「青海珈琲お試しセット 100g×3種」を購入するのがお得です。
単品購入した場合、送料385円かかりますがお試しセットを購入すれば全国どこでも送料無料になります。
また、コーヒー豆100gあたりの値段も150円安くなり400円で飲めるので一杯40円、ブルックスなどの業務用コーヒー変わらない安さで飲むことができます。
店頭では一杯100円でも行列ができる青海ブレンドですが、それが1杯40円で飲めるのであれば破格でしょう。1杯40円で焙煎したての新鮮な美味しいコーヒーが味わえるのは非常に魅力的です。
セット内容ですが、今回レビューした青海オリジナルブレンドをはじめ、アイスコーヒー・青海エスプレッソ・焙煎アーモンドの4種類の中から3点お好きな組み合わせを選べます。