今回は、実際に飲んだ美味しい16種類のおすすめコーヒー牛乳をランキング形式で紹介します。自分に合ったコーヒー牛乳を選びやすくなればと思い、甘さやコーヒーの苦さ、ミルク感の強さなどを50段階でスコアリングしてみました。
ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
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コーヒー牛乳とは?
コーヒー牛乳とは、牛乳にコーヒーや砂糖を混ぜた飲み物です。特に決まりはなく、コーヒーはインスタントでも濃縮コーヒーでも問題ありません。
2003年以降、生乳100%でなければ "牛乳 "と表示してはいけないという法律ができました。そのため、「コーヒー味乳飲料」と記載されています。
コーヒー風味の乳飲料には、砂糖をたっぷり使った甘いものから、牛乳を多めに使ったマイルドなものまで、さまざまな種類があります。
コーヒー牛乳とカフェラテの違い
コーヒー牛乳とカフェラテの違いは次の2つです。
- 使うコーヒーの種類
- ミルクの量
カフェラテは、エスプレッソと牛乳を混ぜて作ります。エスプレッソとは、短時間で圧力をかけて抽出したコーヒーのことです。
少量のエスプレッソにたっぷりのミルクを注ぐカフェラテは、コーヒー牛乳よりミルク感が強いのが特徴です。
関連→カフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、カフェモカの違いと作り方を紹介
コーヒー牛乳の選び方
コーヒー牛乳を味わうなら、自分の好みやシチュエーションに合ったコーヒー牛乳を選び、美味しくいただきましょう。
ここからは、メーカーや味など、コーヒー牛乳を選ぶ際のポイントをご紹介します。
1.メーカーで選ぶ
コーヒー牛乳で有名な大手3メーカーは次のとおり。
- 明治
- 森永
- 雪印
各メーカーの特徴の紹介します。
1.明治は甘いテイストが特徴
「明治」は創業以来、100年以上の歴史があります。牛乳の味わいが強く、ほのかにコーヒーの香りが感じられる「甘いテイスト」が特徴です。甘くて濃厚なコーヒー牛乳が好きな人におすすめです。
2.森永はコーヒーの味を重視
「森永」は「明治」のコーヒー牛乳とは対照的に、コーヒーの香りとコクを重視しています。甘さが控えられたコーヒー牛乳が多く、コーヒーが好きな人にもおすすめです。
3.雪印はバランスが良い味わい
「雪印」も長い歴史をもつ老舗メーカーです。コーヒーと牛乳のバランスが絶妙で、大人から子どもまで楽しめる味わいが特徴です。
2.味わいで選ぶ
コーヒー牛乳は、コーヒーとミルクの割合によって味が大きく変わります。また、コーヒー豆の種類や焙煎によっても、コクの深さが変わります。
「苦め」が好みなら、「コーヒー成分」が多いものがおすすめです。マイルドな味が好みなら「ミルクの割合」が多いもの。甘いコーヒー牛乳が好きなら「砂糖」が多いものがおすすめです。
3.健康志向で選ぶ
最近では、食品添加物を全く使用しないコーヒー牛乳も増えています。
カロリーやカフェインが気になる方は、「原材料」をチェックしましょう。甘さが強いものは、カロリーが高い傾向にあります。
また、妊婦さんや就寝前にコーヒー牛乳を飲みたい方は、「ノンカフェイン」と記載されたものを選びましょう。
コーヒー牛乳おすすめランキング16選
順位 | 画像 | 商品名 | 値段 内容量 1本あたり |
味わい ※タップで拡大 |
最安値 | カロリー |
1位 | 大山乳業農業協同組合 白バラコーヒー |
2,400円 500ml×10本 240円 |
Amazon | 71Kcal(100mlあたり) | ||
2位 | マウントレーニア カフェラッテ |
2,480円 240ml×10本 248円 |
Amazon | 169Kcal(1本あたり) | ||
3位 |
|
高千穂牧場 カフェ・オ・レ |
3,726円 220ml×10本×2箱 186円 |
楽天 | 159Kcal(1本あたり) | |
4位 | グリコマイルド カフェオーレ |
2,898円 500ml×12本 242円 |
Amazon | 50Kcal(100mlあたり) | ||
5位 | 雪印メグミルク 雪印コーヒー |
3,280円 1000ml×12本 273円 |
Amazon | 97Kcal(200mlあたり) | ||
6位 | サントリーボス とろけるカフェオレ |
2,718円 500ml×24本 113円 |
Amazon | 48Kcal(100mlあたり) | ||
7位 | 小岩井ミルクと コーヒー |
3,320円 280ml×24本 138円 |
Amazon | 40Kcal(100gあたり) | ||
8位 | 江崎グリコ カフェオーレ |
2,376円 180ml×20本 119円 |
Amazon | 128Kcal(1本あたり) | ||
9位 | らくのうマザーズ カフェオ・レ |
2,623円 200ml×24本 109円 |
Amazon | 127Kcal(1本あたり) | ||
10位 | UCC上島珈琲店 ミルク珈琲 |
4,098円 270ml×24本 171円 |
Amazon | 61Kcal(100mlあたり) | ||
11位 | UCC ミルク珈琲(缶) |
2,527円 250ml×30本 84円 |
Amazon | 41Kcal(100gあたり) | ||
12位 | アサヒ飲料ドトール カフェ・オ・レ |
3,142円 480ml×24本 131円 |
Amazon | 37Kcal(100mlあたり) | ||
13位 | 森永牛乳ピクニック カフェオレ |
2,400円 200ml×24本 100円 |
Amazon | 99Kcal(1本あたり) | ||
14位 | UCCBeans&ROASTERS ミルク好きの ラテペットボトル |
3,398円 450ml×24本 142円 |
Amazon | 36Kcal(100mlあたり) | ||
15位 | サントリー クラフトボスラテ |
2,654円 500ml×24本 111円 |
Amazon | 30Kcal(100mlあたり) | ||
16位 | ジョージアジャパン クラフトマンカフェラテ |
3,980円 500ml×24本 166円 |
Amazon | 29Kcal(100mlあたり) |
1位.大山乳業農業協同組合 白バラコーヒー
2,400円 500ml×10本
大山乳業農業協同組合の「白バラコーヒー」は鳥取で大人気のコーヒー牛乳です。生乳70%とコーヒーを使用し、カラメルや香料は一切使わずに作られています。
しっかりと甘さがありますが、牛乳のコクとミルキーな風味が非常に強く感じられます。普通のコーヒー牛乳よりミルクの割合が多めなので、クリーミーな味が好きな人におすすめです。ちなみに、鳥取県中部では学校給食の牛乳からアイスクリームまで、「白バラ印」の商品が使われています。
1本あたり | 240円 |
カロリー(100mlあたり) | 71Kcal |
2位.マウントレーニア カフェラッテ
2,480円 240ml×10本
ロングセラーの「マウントレーニア カフェラッテ」は、まろやかなミルクと濃いめのコーヒーが特徴です。甘めの味わいとミルクのクリーミーさ、コクの深さ、旨みが全面に出ています。何度飲んでも飽きない美味しさがあり、長年売れ続けているのも納得のおいしさです。コンビニなどで手軽に買えるおすすめの1本です。
1本あたり | 248円 |
カロリー(1本あたり) | 169Kcal |
3位.高千穂牧場 カフェ・オ・レ
3,726円 220ml×10本×2箱
生乳72%使用し、ミルク本来の甘みが楽しめる「高千穂牧場カフェ・オ・レ」は、香料や着色料を使用していないため、くどさがなく後味がすっきりしています。コーヒーの苦味はほとんどなく、「ほぼミルク」という印象の味わいです。甘みが強いのが特徴ですが、砂糖の甘さだけでなく、牛乳のまろやかな甘みが強くて美味しいです。濃厚な味わいが好きな人におすすめです。
1本あたり | 186円 |
カロリー(1本あたり) | 159Kcal |
4位.グリコ マイルドカフェオーレ
2,898円 500ml×12本
コンビニやスーパーでも見かけるお馴染みの「グリコ マイルドカフェオーレ」は、香り豊かなアラビカ種のコーヒー豆を使ったこだわりの1本です。コーヒーの苦味はありますが、苦味よりも強い甘味があるので、苦いコーヒーが得意じゃない人でも飲めます。ミルク感・コクは控えめで、さらっとした口当たりが好きな人におすすめです。
1本あたり | 242円 |
カロリー(100mlあたり) | 50Kcal |
5位.雪印メグミルク 雪印コーヒー
3,280円 1000ml×12本
1963年から販売され、知らない人はいないほどの人気と知名度を誇っている「.雪印メグミルク 雪印コーヒー」。コーヒーの苦味がほとんどなく、大人から子どもまで幅広い世代に愛されています。砂糖がたっぷり入っているので、甘くて美味しいコーヒー牛乳が好きな人におすすめです
1本あたり | 273円 |
カロリー(200mlあたり) | 97Kcal |
6位.サントリーボス とろけるカフェオレ
2,718円 500ml×24本
「サントリーボス とろけるカフェオレ」は、コクのある「深煎りコーヒー豆」が多く使われていて、コーヒーの味わいをしっかり感じられます。濃厚でなめらかな口当たりと、苦味と甘さのバランスの良さが印象的です。甘味がしっかりとありますが、口にしつこさが残る感じが少なく、後味がすっきりしているのが特徴です。まろやかさとコーヒー感を両方味わいたい人におすすめです。
1本あたり | 113円 |
カロリー(100mlあたり) | 48Kcal |
7位.小岩井 ミルクとコーヒー
3,320円 280ml×24本
まろやかなミルク感と優しい甘さ、ほのかなコーヒーの味わいのバランスが良い「小岩井ミルクとコーヒー」。紙パックの小岩井コーヒー牛乳とは別物で、こちらの方が甘さが抑えられています。ゴクゴクと飲みたい人におすすめです。
1本あたり | 138円 |
カロリー(100gあたり) | 40Kcal |
8位.江崎グリコ カフェオーレ
2,376円 180ml×20本
「江崎グリコ カフェオーレ」は、香りとコクにこだわり、苦味の少ないコーヒーの良いところだけを抽出した商品です。2020年にリニューアルしてから砂糖50%OFFになり、その分甘味料の割合が増えました。甘さはリニューアル前と変わらずで、かなり濃厚な甘味があります。コーヒーとミルク感は控えめで、サラッとした口当たりです。甘いけどさっぱりと飲めるコーヒー牛乳が好きな人におすすめです。
1本あたり | 119円 |
カロリー(1本あたり) | 128Kcal |
9位.らくのうマザーズ カフェオ・レ
2,623円 200ml×24本
「らくのうマザーズ カフェオ・レ」は35年のロングセラー商品です。 熊本の酪農家が丹精込めて育てた乳牛から搾りたての牛乳を54%使用し、加熱殺菌を行わずに作られています。一口目から砂糖の甘さと、濃厚なミルクの風味を強く感じます。
コーヒーの味は控えで、「雪印メグミルク雪印コーヒー」に味のテイストが似ています。甘いのが好きな人におすすめのコーヒー牛乳です。
1本あたり | 109円 |
カロリー(1本あたり) | 127Kcal |
10位.UCC上島珈琲店ミルク珈琲
4,098円 270ml×24本
コーヒー豆だけでなく、ミルクにもこだわった、上島珈琲店のミルク珈琲です。お店の看板メニューである「ミルクコーヒー」をアレンジしていて、牛乳のトロッとした口当たりが印象的です。ミルク感が非常に強く、コーヒーのほろ苦さも少しだけ感じられます。先ほど紹介した「白バラコーヒー」とテイストが似ています。甘くて美味しいコーヒー牛乳が好きな人におすすめです。
1本あたり | 171円 |
カロリー(100mlあたり) | 61Kcal |
11位.UCCミルク珈琲
2,527円 250ml×30本
UCCのミルクコーヒーは、コーヒー牛乳のロングセラー商品です。1969年に販売が開始された昔ながらのコーヒー牛乳で、強い甘みが特徴です。コーヒーの味は控えめなので、苦いコーヒーが好みじゃない人におすすめです。
1本あたり | 84円 |
カロリー(100gあたり) | 41Kcal |
12位.アサヒ飲料ドトールカフェ・オ・レ
3,142円 480ml×24本
ドトール監修のコーヒー牛乳で、コクのある味わいが特徴です。コンビニやスーパーなど、どこでも購入できるため、ドトールコーヒー好きにはたまらない商品です。ドトールコーヒーは創業以来、「直火焙煎」で焙煎したオリジナルのコーヒー豆にこだわり、改良を続けてきました。コーヒー本来の味と香りを楽しみたい人におすすめのコーヒー牛乳です。
1本あたり | 131円 |
カロリー(100mlあたり) | 37Kcal |
13位.森永牛乳ピクニックカフェオレ
2,400円 200ml×24本
ピクニックカフェオレは、甘味が強く、コーヒーの味はかなり抑えられています。香りやコクはあまり感じませんが、子供から大人まで楽しめるコーヒー牛乳という印象です。「コーヒー入り清涼飲料」を謳っているだけあり、ゴクゴク飲めます。さっぱりと飲めるコーヒー牛乳が好きな人におすすめです。
1本あたり | 100円 |
カロリー(1本あたり) | 99Kcal |
14位.UCCBeans&ROASTERS ミルク好きのラテペットボトル
3,398円 450ml×24本
UCCの「Beans&ROASTERS ミルク好きのラテペットボトル」は、ミルク好きのために作られた商品で、本当にミルク感が強めでコーヒーの味は控えめです。味が薄いというか、甘すぎず、すっきりとした味わいです。あっさりした味なので、ゴクゴク飲めます。
1本あたり | 142円 |
カロリー(100mlあたり) | 36Kcal |
15位.クラフトボスラテ
2,654円 500ml×24本
クラフトボスは「やさしいコク」「澄みわたるコク」をコンセプトに作られています。甘みが抑えられていて、後味が非常にスッキリとしています。よく言えばゴクゴクと飲めますが、悪く言えば味が薄いです。コーヒーの苦味はほとんどなく飲みやすいです。
1本あたり | 111円 |
カロリー(100mlあたり) | 30Kcal |
16位.ジョージア クラフトマン カフェラテ
3,980円 500ml×24本
ジョージアの「クラフトマン カフェラテ」は、水出し抽出したコーヒーと、国産牛乳を使った軽い味わいのカフェラテです。コーヒーを水出しにしたことで苦味や雑味が抑えられ、全体的に物足りない味です。ミルク感も控えめなので、ゴクゴク飲みたい人には良いかもしれません。
1本あたり | 166円 |
カロリー(100mlあたり) | 29Kcal |
コーヒー牛乳は体に悪い?
コーヒー牛乳は飲みやすいので、カフェインやカロリーを摂りすぎる可能性があります。
カフェインの過剰摂取に注意
カフェインの量は商品によって異なりますが、100mlあたり5〜30mg程度です。
ちなみに、缶コーヒーやドリップコーヒーには100mlあたり40〜60mgのカフェインが含まれています。コーヒーに比べると、コーヒー牛乳のカフェイン量は少なめです。
なお、副作用のない1日のカフェイン摂取量は400mgとされています。
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カロリー
コーヒー牛乳のカロリーは砂糖やミルクの量によって異なりますが、100mlあたり50〜60Kcalです。
クラフトマンカフェラテなど、味が薄いコーヒー牛乳はカロリーも控えめで100mlあたり30Kcal程度です。
コーヒー牛乳は太るのか?
コーヒーそのものはカロリーがほとんどありませんが、ミルクや砂糖のカロリーが高めなので、飲み過ぎると太ります。
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