今回は、土居珈琲のコーヒー豆「モンドノーボ ドライオンツリー バウ農園」をレビューします。
結論から言うと、値段は決して安くないですが、チョコレートのような甘みとコクが非常に強く、他のお店では味わえない美味しさが感じられます。
土居珈琲「モンドノーボ・ドライオンツリーバウ農園」をレビュー
値段 | 2,052円/200g |
100gあたり | 1,026円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | ブラジル |
焙煎度合い | 中深煎り(シティロースト) |
ドリップすると、コーヒー粉がドーム状に膨らみ、鮮度が良いことを示しています。
実際に飲むと、ほどよい酸味とコク、マイルドな苦味と甘みが美しいほどバランス良く整っており、洗練された上質な美味しさが感じられます。
後味もスッキリとキレが良く、もうひとくち、もう一口と何度も口に運びたくなるクセになる美味しさがあります。
先日飲んだ「ブラジルアマレロ」のようにバランスが非常に良く、誰が飲んでも美味しいと感じるコーヒーだと思います。
フレンチプレスで抽出して飲むと、酸味が少しだけ強く感じられ、後味が爽やかになります。
ネルドリップして飲むと、深いコクと重量な甘みが感じられます。
酸味はあまり感じられず、洗練された上品な味わいを感じます。
後味のキレも良く、何倍飲んでも飽きない美味しさが印象的です。
【土居珈琲】モンドノーボ ドライオンツリーバウ農園の特徴
▲モンドノーボ ドライオンツリーは、日本人の農園オーナーのフクダ・トミオ氏が生み出したコーヒー豆。
バウ農園はブラジル・ミナスジェライス州セラード地区の、標高1,100mの場所にあります。
この農園では、コーヒーの実を樹上で完熟させるという特別な方法で栽培するのが特徴です。
こうすることで大地の栄養分を最後までコーヒーの実の中に注ぎ込むことが可能になります。
▲この状態でもすでに完熟している状態です。普通はこの状態で収穫します。
▲バウ農園ではコーヒーチェリーがぶどう色になるまで完熟させます。一般的なチェリーと見た目が全然違います。
ここまで完熟させると、コーヒーチェリーが樹の養分を吸い尽くすため、木の寿命は半分に縮まってしまいます。
しかし、この美味しさはこの農法でしか作り出せないため、バウ農園では品質を重視して「ドライオンツリー」にこだわります。
土居珈琲の公式サイトでは、次のように紹介されています。
コクとソフトな酸味、果実の甘い香りを感じさせる。上品な苦味が品質の良さと作り手の努力を感じさせる。
【土居珈琲】モンドノーボ ドライオンツリーバウ農園の口コミ・評判
実際に購入した人のコメントを見ると、
- 値段以上のクオリティのコーヒー豆
- 味わった事のないうまさ
- 極上の日本酒のような味わい
などの口コミ、評判が見られ、ネガティブなコメントは確認できませんでした。
ブラジルのコーヒーは、もともと味にクセがないので、あまり好き嫌いが分かれないと思います。
土居珈琲では、酸味がほとんどない「深煎り」に指定することも可能なので、「酸味が本当に苦手」という人でも安心して注文できます。
土居珈琲の「小さな焙煎」おためしセットもおすすめ
土居珈琲には、初めて購入する人に向けた「お試しセット」が用意されています。
お店で一番人気のグァテマラと、オレンジのような風味の「エルサルバドル」がセットになっています。
価格 | 2,376円 |
内容量 | 100g×2種類 |
豆の産地 | グァテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | 深煎り(フルシティロースト) |
エルサルバドルを手掛ける「ラ・レフォルマ農園」は、世界一有名なコーヒーの品評会「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」にて入賞した実績があります。
実際に飲むと、ひと口目はオレンジのような爽やかさが感じられ、飲み進めるごとにチョコレートのような甘みとコクが追随するのが印象的でした。
2つのコーヒー豆はどちらも甘く、香りが強いのですが、微妙にテイストが異なるため2つを飲み比べるのがおすすめです。
グアテマラは、ゆったりと過ごしたい時に飲みたい美味しさがあり、エルサルバドルはモーニングコーヒーとして選びたい爽やかさが特徴です。
「小さな焙煎」おためしセットを公式サイトで見る
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土居珈琲の初めてのセットを本音レビュー
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