イエメンのコーヒー豆「モカマタリNo9」の味をレビューします。
値段 | 3,132円/200g |
100gあたり | 1,566円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
焙煎度合い | 中煎り(シティロースト) |
フレーバー | ぶどう、オレンジ |
このコーヒー豆は、オレンジのような爽やかな香りと、ブドウのような甘みが特徴です。
一般的な中煎りのモカマタリと比較して、酸味はかなり控えめなので、酸っぱくないモカマタリを飲みたい方におすすめできます。
飲み始めも、冷めた後も、フルーティーな香りが強く感じられる点が印象的です。
エチオピアのモカと比較されることもありますが、基本的に同じように加工されるコーヒー豆なので、味も似ています。
コーヒー豆の詳細情報 | |
品種 | アラビカ種 |
精製方法 | ナチュラル(乾式) |
グレード | No.9(最高等級) |
豆の産地 | イエメン |
イエメンのコーヒー豆「モカマタリNo9」
今回レビューしたモカマタリNo9は、レクサスの会員誌で紹介されている「土居珈琲」のコーヒー豆です。
値段は200g 3,132円で販売されています。
毎月200g届く「単品定期便」で注文すると約100円割引の3,039円で購入できます。
2021年より、環境の変動によって世界的にコーヒー豆の価格が大幅に上がっていますが、100gで1500円超というと、かなりの高級銘柄と言えるでしょう。
モカマタリは基本的に欠点豆が多い銘柄ですが、今回レビューしたNo9規格は欠点が少ないため、高額で販売されることが多いです。
欠点豆はほぼ混入していない(2粒のみ)
コーヒー豆をパッケージから開封すると、粒がきれいに均一に揃っていて焼きムラもほとんど見られません。
欠点豆と良豆を選別した結果、枯れた豆が2粒だけ見つかりました。
ものによっては全体の20%にも及ぶ欠点豆が混入していることもあるため、状態はかなり良いと言えます。
中挽きにしたモカマタリに少量のお湯を落とすと、コーヒー粉が大きく膨らみます。
これは、コーヒー豆を焙煎したばかりの「新鮮な状態」であることを示しています。
さらに注湯すると、香り成分を含んだ炭酸ガスが勢いよく放出され、ドリップをしている間にもワインのような芳香が感じられます。
抽出が終わり、カップに顔を近づけると芳醇でフルーティーな香りが感じられます。
さっそく飲んでみると、透明感のある味わいと、ぶどうを思わせるフレーバーがはっきりと感じられます。
やや深めの焙煎度合いなので、酸味はかなり控えめで飲みやすいです。
コーヒーが冷めてくると、甘みがさらに目立ち、ブドウのような風味が強くなります。
飲み始めも、冷めた後も、いつまでも上品な香りと風味が感じられる点が好印象です。
モカマタリは高級コーヒー豆なので、コーヒーギフトとしても喜ばれると思います。
土居珈琲
イエメン モカマタリNo.9
そのほかのイエメン・モカマタリは、こちらで紹介しています。
-
本当に美味しいモカマタリのおすすめランキング5選【2024年版】
続きを見る