忖度なしのレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。
今回は土居珈琲「ゴールデンマンデリン」の正直な感想を述べます。
※記事中の値段は全て税込です。
著者のプロフィール
ゴールデンマンデリンの基本情報
コーヒー豆の特徴
「ゴールデンマンデリン」は3ヶ月間、生豆を熟成させています。
インドネシアのスマトラ島にあるトバ湖周辺の小規模農家が栽培・収穫。
収穫された生豆は手作業で3回にわたり良質な豆だけが選別されます。
手間のかかった作業を重ねることで、マンデリンらしい重厚な苦味が味わえます。
値段、豆の量、焙煎度合い
「ゴールデンマンデリン」は単品購入と単品定期便で値段が変わります。
単品定期便は購入回数の縛りがないので、価格重視なら定期購入がわずかにお得です。
価格 | 2592円/200g 1426円/100g |
100gあたり | 1296円 - |
送料 | 550円 |
焙煎度合い | シティ、フルシティ、フレンチ、イタリアンローストから選べる |
価格 | 2515円 |
豆の量 | 200g |
100gあたり | 1258円 |
送料 | 550円 |
定期サイクル | 毎月、2ヶ月ごと、3ヶ月ごとから選べる |
定期便の縛り | なし |
解約方法 | マイページ内の「ご契約プラン変更」から手続き可能 |
焙煎度合い | フルシティロースト |
定期便の次回お休み、お届け間隔の変更、解約の連絡は出荷予定日の2週間前までに行えばOKです。
焙煎度合いは指定できません。
単品購入よりも焙煎日が若干早くなります。鮮度を重視するなら単品購入しましょう。
土居珈琲ではコーヒーを次の状態で購入できます。
- 豆の状態
- 細挽き(ペーパードリップ用)
- 中挽き(コーヒーメーカー用)
- 粗挽き(コーヒープレス用)
豆、粉いずれも値段は変わりません。
引用:土居珈琲
レビュー
【抽出環境】
- 1杯あたりに使う豆:16g
- 豆の挽き具合:中挽き
- お湯の量:160cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
ドリップすると、ナッツのような芳ばしい香りが広がります。
一口飲むと、まるでバターを入れたかのような濃厚で深いコクと、まろやかな口当たりが印象的。
ほどよい苦味と豊かな甘み、ほのかな酸味のバランスが良いです。
どっしりした苦味ですが、甘味と酸味もあるので、思いのほか爽やかなに飲めます。
カリタ3つ穴ドリッパーで淹れて飲むと、後味のキレが良くなって飲みやすくなります。
バターのようなコクは控えめになります。今回は重たすぎず、ちょうど良い塩梅です。
穴が大きいKINTO磁器ドリッパーで淹れると、スッキリとクリアな苦味とほどよいコクになります。
あっさり飲みたい人におすすめの器具です。
総評
マンデリンらしい「どっしり感」がありながらも、爽やかさもあります。
バランスの良い味なので、どんな人にも好まれそうなコーヒーです。
ただ100gあたり1296円は高い。
コスパ重視なら函館ハンドピックのマンデリン(100g 590円)。
甘みの質、コクの深さ、味の立体感を重視するならテーラードカフェのマンデリン(100g 1,039円)がおすすめです。
どちらも苦味がマイルドで甘味とコクが強いです。
味の系統的には今回レビューしたマンデリンに似ています。
初めてなら「飲み比べセット」もおすすめ
価格 | 2,376円 |
内容量 | 100g×2種類 |
豆の産地 | グァテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | 深煎り(フルシティロースト) |
土居珈琲で一番人気のグァテマラとエルサルバドルのセットも用意されています。
グァテマラは国際品評会で3度にわたり1位を獲得した豆です。
チョコレートのような甘味がはっきりと感じられ、苦味と酸味のバランスの良さが特徴です。
エルサルバドルもCOE3位の農園が手がける豆で、オレンジのような風味が特徴です。(酸味は少ない)
それぞれで味が異なるので、気分によって飲み分けられます。
世界的に評価される2つのコーヒーを味わいたい人におすすめです。