忖度のないレビューを消費者目線で行う「山口的おいしいコーヒーブログ」です。
今回は、土居珈琲のコーヒー豆「甘いブレンド」の正直な感想をレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
著者のプロフィール
甘いブレンドの基本情報
コーヒー豆の特徴
大阪の老舗「土居珈琲」が40年以上の試行錯誤のなか作り上げた「甘いブレンド」。
創業者が目指す味わいを商品化した豆です。
土居珈琲の目指す味の方向性を知るなら「これ一択」と言えます。
ブラジル、コロンビア、メキシコ産をブレンドし、ビターチョコレートのような甘みを重視。
さらに、毎日飲んでも飽きない味と柔らかな口当たりを表現しています。
値段、豆の量、焙煎度合い
甘いブレンドは単品購入と単品定期便で値段が変わります。
単品定期便は購入回数の縛りがないので、価格重視なら定期購入がわずかにお得です。
価格 | 1886円/200g 1070円/100g |
100gあたり | 943円 - |
送料 | 550円 |
焙煎度合い | ハイ、シティ、フルシティローストから選べる |
価格 | 1886円 |
豆の量 | 200g |
100gあたり | 943円 |
送料 | 550円 |
定期サイクル | 毎月、2ヶ月ごと、3ヶ月ごとから選べる |
定期便の縛り | なし |
解約方法 | マイページ内の「ご契約プラン変更」から手続き可能 |
焙煎度合い | シティロースト |
定期便の次回お休み、お届け間隔の変更、解約の連絡は出荷予定日の2週間前までに行えばOKです。
焙煎度合いは指定できません。
単品購入よりも焙煎日が若干早くなります。鮮度を重視するなら単品購入しましょう。
甘いブレンドは次の状態で購入できます。
- 豆のまま
- 細挽き(ペーパードリップ用)
- 中挽き(コーヒーメーカー用)
- 粗挽き(カフェプレス用)
- 極細挽き(エスプレッソ用)
豆、粉の状態いずれも値段は同じです。
引用:土居珈琲
レビュー
【抽出環境】
- 豆の量:16g
- 豆の挽き具合:中挽き
- お湯の量:160cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
お湯を落としていくと、ビターチョコレートのような甘くほんのり芳しい香りが広がります。
一口飲んでみると、口当たりが柔らかく豊かな甘みに満ちています。
雑味もなくクリアな味わいで非常に飲みやすいです。
苦味はほんのり感じられるが、かなり控えめ。
ほどよい酸味は舌の上ですっと消え、しつこさがありません。
ネルドリップして飲むと、チョコレートのような味が際立ちます。
苦味とコク深さが増し、まろやかさがアップします。
濃厚なコーヒーが好きな人におすすめの淹れ方です。
KONO名門ドリッパーで抽出すると、ほどよい濃厚さになります。
HARIOよりも濃い印象です。
総評
看板に偽りなし。チョコレートのような甘みが非常に強いです。
苦味も酸味も少なく味にクセがないので来客用にも適しています。
値段は安くないですが、「ちょっと良いコーヒーを飲んでみたい」という人におすすめです。
同じ価格帯だと丸山珈琲、堀口珈琲、猿田彦珈琲などが並びますが、甘みの強さは土居珈琲に軍配が上がります。
豆それぞれの個性などを求める(ブレンダーの腕を重視)なら丸山珈琲、堀口珈琲を選ぶと良いでしょう。
初めてなら「飲み比べセット」もおすすめ
価格 | 2,376円 |
内容量 | 100g×2種類 |
豆の産地 | グァテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | 深煎り(フルシティロースト) |
土居珈琲で一番人気のグァテマラとエルサルバドルのセットも用意されています。
グァテマラは国際品評会で3度にわたり1位を獲得した豆です。
チョコレートのような甘味がはっきりと感じられ、苦味と酸味のバランスの良さが特徴です。
エルサルバドルもCOE3位の農園が手がける豆で、オレンジのような風味が特徴です。(酸味は少ない)
それぞれで味が異なるので、気分によって飲み分けられます。
世界的に評価される2つのコーヒーを味わいたい人におすすめです。