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今回はドトールのコーヒー豆「マンデリン」の正直な感想をレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
ドトールのマンデリン基本情報
価格 | 1,080円/200g |
100gあたり | 540円 |
豆の産地 | インドネシア |
焙煎度合い | 中煎り(シティロースト) |
ドトールのマンデリンはパンチのある甘みと苦味、クリーミーで濃厚な風味を重視しています。
一般的なマンデリンは深煎りにすることが多いですが、ドトールでは酸味のある中煎りです。
マンデリン特有の野性味ある風味と深いコク、ほどよい酸味、ハーブやフルーツのようなフレーバーが感じられる生豆を選定しています。
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レビュー
マンデリンといえばスクリーンサイズ(豆の大きさ)が大きいのが特徴ですが、ドトールのマンデリンは豆が小さく、同店の定番豆「マイルドブレンド」と変わりません。
ペーパードリップして飲むと、酸味が際立っており、コクや旨味はあまり感じられません。
思いのほか酸味が強く、一般的なコクの深いマンデリンではありません。どっしりした味わいやクリーミーな質感はなし。
鮮度もかなり落ちているので、その分香りも控えめに感じられます。
ネルドリップすると、酸味が和らいで飲みやすくなります。
それでもまだ苦味よりも酸味が強いですが、ペーパードリップで飲んだ時よりも味のバランスが取れています。
総評
深煎りのマンデリンとは全く異なる味なので、あえて中煎りのマンデリンを飲みたい人にとってはアリかもしれません。
酸味が苦手な人は避けた方が良いでしょう。
中煎りコーヒーとしての特筆すべきおいしさ(甘み、フルーツティーさ)はなく、これなら若干安いマイルドブレンドで良いでしょう。
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マンデリンが好きな人におすすめのコーヒー豆
価格 | 2,138円/600g(200g×3) |
100gあたり | 356円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
セット内容 | パナマ・コスタリカ・インドネシア |
焙煎度合い | 中煎り〜深煎り |
このセットには、酸味が少ない深煎りコーヒー豆2種類と、バランスが良い中煎りの「パナマ」など計60杯分が入っています。
パナマは唯一中煎りですが、酸味はそこまで強くないので、ドトールのブレンドが飲めるなら問題なく飲めると思います。
定価6,000円のセットですが、初回限定で2,138円で購入できます。(64%OFF)
ずばり、カルディと同じくらいの予算で考えている人に一番おすすめです。
また、カップオブエクセレンス(COE)で優勝した農園のコーヒーも含まれ、ここでしか味わえない「はちみつのような甘みとコク」が印象的です。
カップオブエクレセンス1位「コスタリカ モンテ・コペイ」も200g入っています
セット内容 | |
パナマ | 味のバランスが良い |
コスタリカ | はちみつのような甘み |
マンデリン ※特典として同梱される |
チョコレートのような甘み カフェオレとも相性が良い |
特典をあわせると計600gになり、100gあたりに換算すると356円なので、カルディのマイルドブレンドと同等の価格です。
楽天やAmazonで有名な高コスパ商品と比較しても甘みの強さやコクの深さなど、すべての点で優れているコスパ最強のコーヒーです。