※現在D×M(ディーバイエム)ではコーヒー豆を取り扱っていません。
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今回は、札幌にあるドーナツとコーヒーのお店「D×M(ディーバイエム)」のマンデリンをレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
著者のプロフィール
D×M(ディーバイエム) マンデリンの基本情報
コーヒー豆の特徴
価格 | 345円/50g |
100gあたり | 690円 |
豆の産地 | インドネシア |
品種 | アラビカ種 |
精製 | ナチュラル |
焙煎度合い | 深煎り |
ディーバイエムのマンデリンは「ナチュラル」という精製で作られたコーヒー豆です。
精製とは?
精製とは、コーヒーチェリーから不要なものを取り除いて生豆の状態にすることです。
チェリーの甘みやフルーツのような風味がコーヒー豆に移るのが、ナチュラル精製の特徴です。
華やかなフレーバーを持つ「エチオピア モカ」などは、ナチュラル精製されたコーヒーが一般的です。
ディーバイエムでは、マンデリンを含めすべてのコーヒー豆が50gから購入できます。
50gから購入できるお店は珍しく、「普段あまりコーヒーを飲まないけど、たまに飲む時くらい美味しいコーヒーを飲みたい」という場合に嬉しいお試し用のサイズです。
焙煎度合いは「深煎り」
苦味と酸味のバランスを決める「焙煎度合い(ばいせん/生豆を煎ること)」。
ディーバイエムのマンデリンは酸味が少ない「深煎り」にローストされています。
コーヒー豆からは心地よい香ばしさが漂います。
豆は多少煎りムラがあるものの、粒がきれいに揃っており、風味を悪くする欠点豆の混入も見られません。
レビュー
抽出環境・条件
豆の量:15g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:150cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:30秒
ペーパードリップすると、湯に触れたコーヒー粉は大きくドーム状に膨らみ、鮮度の良さも示す。
そして心地よい香味を放っています。
さっそく一口飲んでみると、深いコクと重厚感のある苦味、ほのかな甘みと酸味のバランス具合が絶妙でおいしい。
また、直火焙煎ならではの香ばしい風味が鼻から抜けていきます。
そして、重量感のある口当たりと濃厚な味わいが感じられます。
森彦が プロデュースをしているため味の方向性が森彦の「No.1フレンチブレンド」に似ています。
苦味のキレがよく、後味がすっきりしている点もポイントが高いです。
フレンチプレスで抽出すると、香ばしい香りが一層強く感じられます。
豆本来が持つ旨味とアーモンドを思わせる風味が際立ちます。
ディーバイエムの店舗で推奨している飲み方だけあって、ペーパードリップを凌ぐ美味さです。
ネルドリップすると、甘みや旨味、深いコクがぎゅっと濃縮され、まとまりのある味になります。
甘みがこれまでで一番強く感じられ、それに伴って苦味も一番マイルドに感じられます。
また、ペーパードリップの時に感じた酸味は影を潜め、甘み、旨味、コク、苦味を堪能できるようになります。
総評
ディーバイエムのマンデリンは、 重量感のある甘みと深いコク、 どっしりとした味が印象的でした。
味のテイストは森彦のNo.1フレンチブレンドに似ていて、キレの良い味で嫌味が一切ありません。
50gからの お試しサイズで購入できるので、深煎りが好きな人には一度試して欲しい一品です。