最近ちらほらと耳にするエスプレッソドリンク「フラットホワイト」。この南半球育ちのドリンク、まだ飲んだことがない人も多いのではないでしょうか。
そんな日本のカフェでは新入りのフラットホワイトの魅力を紹介!
在宅時間が増えたお家でのカフェタイムに、手作りの楽しみかたも一緒にご提案します。
aijima
お気楽なコーヒーlover。ニュージーランド留学中に出会ったフラットホワイトに、すっかり虜になってしまう。ゆる~く楽しめるコーヒーライフを発信しています!
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フラットホワイトとは
南半球で親しまれるエスプレッソベースのコーヒー
オーストラリアやニュージーランドでは、コーヒーと言えばフラットホワイトというくらい生活の一部になっているのです。
一言でいえば、エスプレッソにとろっとしたスチームミルクをからめたドリンク。濃密なミルクの風味とエスプレッソの深い旨みを同時に体感できます。
日本のカフェでもよく見かけるカプチーノやカフェラテとはまた違った個性をはなつ南半球のコーヒー文化の賜物と言えるでしょう。
フラットホワイトの歴史
このフラットホワイト、一体どこで生まれたのでしょうか?
ブラックコーヒーにミルクを入れていた延長ではないかという説、カプチーノの泡を少なく提供したものがそのまま定着したなど起源にも諸説あります。
オセアニアで1990年前後くらいからエスプレッソ文化が根づき始めました。オーストラリアかニュージーランドか、発祥の謎を残したまま時を経て現在のフラットホワイトの形になったのです。
オセアニアの大自然や移民の多い環境の中で、ヨーロッパやアメリカから伝わったコーヒーがひと味違う独自のカフェスタイルを作りあげたのです。
フラットホワイトの特徴
ではここから、フラットホワイトの精製方法、味わい・香りの特徴を解説します。
エスプレッソの味が濃いめ
エスプレッソベースなのは分かったけれど一体どんな特徴があるのでしょう。
エスプレッソベースのドリンクのなかでも一番馴染みがあるカフェラテ。
ミルク感がたっぷりのカフェラテですが、よりエスプレッソの苦みを演出しているのがフラットホワイトです。
エスプレッソにミルクという同じ組み合わせですが、ミルクの割合によってテイストが変わってきます。
エスプレッソとミルクの関係を覗いてみましょう。
ラテよりフォームミルクが少ない
カフェラテを注文すると一番上にのっているふわふわの泡、これがフォームミルク。
下から順にエスプレッソ、スチームミルク、フォームミルクの順で構成されており、このフォームミルクの泡がおしとやかで少ないのがフラットホワイト。
スチームミルクはさらにきめ細かく滑らかに仕上げエスプレッソと絡めます。
カフェによってはエスプレッソドリンクごとにミルクを絶妙に作り分けするほどで、あなどれないミルクの存在です。
フラットホワイトの作り方
エスプレッソマシンで作る
エスプレッソマシンを持っている方は、下記の作り方を参考にしてみて下さい。
- エスプレッソを抽出する
- その間に、ミルクをスチームしておく(適温は60℃前後)
- エスプレッソにでき上がったミルクの泡の部分をスプーンなどで押さえながら、泡の下にあるクリーム状の部分を注ぐ
- 最後にフォームミルクで薄っすらと蓋をするように仕上げる(ミルクはエスプレッソの2倍ほど)
フラットホワイトの作り方は、こちらのYoutube動画も参考になります。
ドリップコーヒーで作る
- コーヒー豆(深煎り、細挽きが理想)をひく
- ミルクを温め、ゆっくりミルクフォーマー(泡立て器)で撹拌し始める
- できあがりの量が通常の半分くらいになるようにコーヒーを淹れる(もしくは豆の量を倍にする)
- マシンの時同様、ゆるく泡立てたミルクを絡めて上部を整える
(好みによって、さらに泡立てたミルクをフォームミルクとしてプラスするのも良いです)
インスタントコーヒーで作る
- ミルクを温め、泡立てる(ミルクの量は手順2のインスタントコーヒー液の2.5倍から3倍ほどが目安)
- インスタントコーヒーをお湯で溶く(お湯の量は通常のカップ1杯分の約1/4から1/5が目安)
- クリーミィーに泡立てたミルクを注ぐ
コーヒーカップの大きさによってコーヒー、お湯、ミルクの量が変わるので好みにアレンジしてみてください。
一貫してキーになってくるのがミルク。最近は100円ショップなどでも手軽なミルクフォーマーが手に入るので、ぜひこの機会にチャレンジするのはいかがでしょう。
フラットホワイトのおすすめコーヒー豆5選
ここから、フラットホワイトのおすすめコーヒー豆5選を紹介します。
今回は、Amazonなどの通販や市販で気軽に買えるフラットホワイトをセレクトしました。
珈琲きゃろっと マンデリン・スマトラタイガー
珈琲きゃろっと
マンデリン・スマトラタイガー(深煎り)
市販の美味しいコーヒーを探している方におすすめのマンデリン。
この銘柄は単品だと1,890円ですが、初回限定お試しセット+くるべさ定期便を注文すると、マンデリン含むコーヒー豆600gセットで1,980円。
定期便はコーヒー到着後キャンセルでき、なんと料金が一切かかりません。(一ヶ月分の料金もかからない)
※詳しい購入方法は珈琲きゃろっと コーヒー豆3種 初回限定セットをご覧ください。
単品とほぼ同価格で3倍の量のコーヒーを楽しめるので、大変お得です。
サザコーヒー 徳川将軍珈琲
サザコーヒー
徳川将軍珈琲
茨城発の人気コーヒーチェーン「サザコーヒー」を代表する徳川将軍珈琲。
最高級マンデリンを深煎りに仕上げ、濃厚なボディ感とマイルドな味わいが特徴。
ミルクとの相性が抜群に良く、フラットホワイトやカフェオレにおすすめのコーヒー豆です。
森彦の時間 ドリップコーヒー 森彦ブレンド
北海道で愛されてきた喫茶店「MORIHICO.]のコーヒー。
地道に育まれてきたブレンドを味の素AGFがドリップコーヒーにしたてました。
深煎りでしかも濃厚なのに、香ばしさや甘みも兼ね備えた味が魅力。
一つずつ個包装かつ上置きタイプなのでストレスなくドリップが可能で、お家時間のお供に最適です。
ブルーボトル インスタントコーヒー
カリフォルニアから来た実力派コーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」の人気ブレンドを手軽に味わえるインスタントコーヒー。
インスタントとは思えない豊かな香りとしっかりとしたコクは、独自の製法で作られています。
ブルーボトルコーヒーの職人魂が詰まった一杯がお湯を注ぐだけで楽しめます。
キーコーヒー インスタントコーヒー スペシャルブレンド 深煎り
コスパ良くたっぷり飲みたいけど味も妥協したくない、そんな方にはキーコーヒーのインスタントコーヒー スペシャルブレンド 深煎り。
香味が生きるフリーズドライ製法でつくられ、重厚な飲み心地でありながら相手を選ばずバランスの良い味わいです。
ミルクとの相性も抜群で、その日の気分によってアレンジのしやすさは瓶入りインスタントコーヒーならではの魅力。
フラットホワイトが飲めるお店
タリーズコーヒー
ハート型のラテアートに微笑むタリーズコーヒーのフラットホワイト。
一口目からガツンと喉の奥に入ってくるエスプレッソが印象的で、そのクレマとミルクが混ざり合いプルプルしています。
飲み終わった後は口の中でエスプレッソの苦みが甘みに変化していることに驚きです。バリスタの心意気が嬉しい一品。
サイズはTallのみ、517円(店内飲食、税込み)。甘さが欲しい人には、コンデンスミルク入りのミルキーフラッットホワイトも用意されています。
マクドナルド
忙しい朝、仕事の隙間時間にサクッと一息入れたいとき、マックカフェ バイ バリスタ活用しませんか!
実はフラットホワイトも飲めるのです。サイズはS(250円)とM(290円)だけですが、Sでも一般的なマグカップくらいの大きさで十分満足できコスパ最高。
エスプレッソ感は強くなくほどほどですが、これがマック?と感じるほど重厚感がある飲みごたえです。全体的にさっぱりとした飲み口であり、コーヒー好きからビギナーまで幅広く気に入る一杯でしょう。
スターバックス
スターバックスでは、フラットホワイトを販売していませんが、既存のメニューをカスタマイズしてオーダーできます。
- スターバックスラテを注文(ショートサイズ)
- エスプレッソショット追加(+55円)
- フォームミルク少なめ(無料)
上記のオーダーで、エスプレッソ感が強く、フォームミルクが薄いフラットホワイトが楽しめます。
フラットホワイトの特徴まとめ
今回は、フラットホワイトの特徴について解説してきました。
エスプレッソでは重たすぎるけどカフェラテよりは濃厚さが欲しい、そんな時のレパートリーの一つに加えてもらえたでしょうか。カフェでもお家でも楽しみ方は自由自在、手作りではバリスタ気分を味わってほしいです。
ぜひご家庭やお仕事の合間などに、フラットホワイトでゆったりしたひとときを過ごしてください。
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