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今回はスタバの定番コーヒー豆「フレンチロースト」の正直な感想をレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
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フレンチローストの基本情報
コーヒー豆の特徴
フレンチローストは、高温での焙煎に耐えられる豆を選んで、焦げる寸前ぎりぎりまでローストしたもの。
カラメルやナッツのような風味が楽しめるように複数産地の豆をブレンドしています。
スターバックスでは一番深煎りで、強烈なスモーキーさが特徴です。
※ 一般的にはフレンチよりもイタリアンローストの方が深煎りですが、スタバではフレンチが最高の深煎りとなっています。
意外に思われるかもしれませんが、スタバで1位、2位を争う売れ筋商品です。
値段、豆の量、焙煎度合い
価格 | 1,320円/250g |
100gあたり | 528円 |
送料 | 220円〜(5,000円以上の購入で無料) |
豆の産地 | ブラジル、コロンビア、他 |
品種 | アラビカ種 |
精製 | ウォッシュド |
焙煎度合い | 深煎り |
「フレンチロースト」は店舗、オンラインストアで購入できます。
鮮度はどちらで購入しても変わらず、焙煎後1ヶ月以上の豆を販売しています。
精製とはコーヒーチェリーから不要なものを取り除く工程のこと。
「ウォッシュド」では大量の水を使いますが、雑味がなくクリーンな味になりやすい精製法です。
焙煎度合いは「スターバックスダークロースト」と記載されており、実際はフレンチ〜イタリアンローストに相当する深煎りです。
※ブレンドの場合、風味維持のため生豆の生産地域の構成を変更する場合があります。
店舗ではコーヒーを次の状態で購入できます。
- 豆のまま
- 粉:ペーパードリップ用
- 粉:ネルドリップ用
- 粉:エスプレッソ用
- 粉:コーヒープレス用
- 粉:マキネッタ用
豆、粉いずれも値段は変わりません。
オンラインストアでは豆での購入となります。
レビュー
ペーパードリップすると、スタバ特有の燻煙臭(ケムリ臭さ)が感じられます。
実際に飲むと、苦味が際立っていて、コクは思いのほか控えめです。
強い苦味が特徴なので、カフェラテやカフェオレ用の豆として選ぶのが良いでしょう。
フレンチプレスで抽出して飲むと、苦味が控えめであっさりした口当たりになります。
ネルドリップして飲むと、苦味の角が取れてまろやかな味わいになります。
3つの抽出方法の中では一番飲みやすい味になります。
総評
強い苦味とスモーキーな風味が一口目から最後まで楽しめます。
好みは分かれそうな味ですが、しっかりした味のコーヒー豆を買いたい人にはおすすめです。
100g528円というと、アラビカ種のコーヒー豆の中ではコスパが良いです。
もっと安い澤井珈琲や加藤珈琲店、ドリップコーヒーファクトリーなどもありますが、ここまで味が強くないです。
カルディやジュピターのフレンチローストも、ここまでのパンチ力はないので、一番人気の豆というのも頷けます。(代わりになる、もっと安いコーヒー豆が少ない)
スタバのコーヒー豆15種類のレビューを全部まとめて紹介しています。
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【2024年版】スタバのコーヒー豆おすすめランキング15選
味が似ているコーヒー豆は?
東京の「青海珈琲(100g400円)」のコーヒー豆です。味の方向性がスタバに似ていて、こちらの方が若干コスパが良いです。
煎りたてを届けてくれるので、スタバより香りが良いです。ミルクに負けないコクと苦味、豊かな甘みがあります。
「1日400杯売れる行列ができるコーヒー店」として有名なお店で、味にも定評があります。
3種類の豆を選べるので、苦いのが好きなら「青海エスプレッソ」を3つ選ぶのがおすすめです。