あっさりとしたコーヒーよりもコクの豊かなコーヒーが飲みたい。しかし、コクのあるコーヒーを味わうためには、どのようなコーヒー豆を選べば良いのでしょうか?
ブレンドコーヒーとストレートどちらがコクを感じやすいのか?そもそも、コーヒーにおけるコクの正体とは何なのか?
本記事では、コーヒーのコクについて解説しながら、コクの深いコーヒー豆の選び方と、実際に飲んで美味しかったおすすめのコーヒー豆をランキング形式で紹介します。
ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
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コーヒーのコクの正体は「グルタミルバリルグリシン」という成分
コーヒーの味わいの要素のひとつに「コク」がありますが、コクの正体は「グルタミルバリルグリシン」という成分です。
「グルタミルバリルグリシン」とは、グルタミン酸、バリン、グリシンの3つのアミノ酸が結合した「トリペプチド」と呼ばれる化合物で、帆立貝や魚醤などに含まれている物質です。
この成分自体は無味ですが、焙煎によって生豆に熱を加えることで、豆に内包される糖分や油分と結びつき、味わいに深みを感じさせる「コク」に変化します。
コーヒーのコクは「ボディ」「マウスフィール」とも表現される
コーヒーのコクは質感(ボディ(Body)、マウスフィール(Mouthfeel))を表す時にも使用されます。海外において、これらは「味わうもの」ではなく「感じるもの」と考えられています。
質感やマウスフィールと言ってもピンとこないかもしれませんが、「味のふくよかさ」「ボリューム感」といえばわかりやすいでしょうか。
もっと具体的に言うと、コーヒーの味わいの幅や広がり、深み、口に含んだ時の感覚や重量感、濃度、舌触り、粘度といった特性をまとめた表現が質感(ボディ(Body)、マウスフィール(Mouthfeel))です。
特にフルボディのコクを有するコーヒー豆は高い評価を得ることが多いです。
この「ボディ」という言葉は、ワイン好きの方ならご存じかもしれません。
3つの異なるボディタイプとそれぞれの特徴を見てみましょう。
フルボディ
3つの中では最も重厚なコクを意味するフルボディ。
コーヒーを口に含むと、しっかりとしたテクスチャーを感じ、苦味や甘みなどの余韻が長く続く特徴があります。リッチで強い風味と「深い味わい」を表現する際にもフルボディという言葉を使います。
コクが豊富なコーヒー豆は、その豆が栽培されたエリアの標高が高く、昼夜の寒暖差があり、日差しの弱い中でじっくりと成熟させたコーヒー豆が、フルボディのコクを有する傾向があります。
重厚な味わいと豊かな香り、力強いテクスチャー(質感)を楽しみたい方におすすめです。
ミディアムボディ
フルボディとライトボディの中間に位置するコクの度合いがミディアムボディのコーヒーです。
しっかりとしたコクがありながら、すっきりと軽く飲みやすい側面も兼ね備えているため、バランスのとれた味わいに感じることが多いです。
どなたにも飲みやすい中程度のコクの深さで、飲みやすさを重視する人におすすめです。
ライトボディ
一番軽いボディの度合いを表す用語です。コーヒーにおいては「コクが弱い」「コクが少ない」「コクが控えめ」「コクが浅い」などと表現されることもあります。
ライトボディのコーヒーは、その豆が栽培された環境に"ある特徴"があります。まず日照時間が長いこと。次に生育期間が比較的短いこと。最後に標高が低いこと。そのような地域で栽培されたコーヒーは、ライトボディになる傾向があります。
軽やかでマイルドな風味が特徴で、コクや苦味よりも酸味と爽やかな味わいが特徴です。
後味もマイルドなので、リフレッシュしたい時や気分転換したい時にはライトボディのコーヒーがおすすめです。
コクが豊かなコーヒー豆の選び方
ブレンドコーヒーとストレートコーヒーはどちらがコク深いのか?
ブレンドコーヒーとは、新しい風味を創造するために、産地や味わいの特徴が異なるコーヒー豆をブレンドしたものです。
ブレンドコーヒーの魅力は「味の相乗効果」を楽しむことができる点です。単一のコーヒー豆を使用したストレートと比較して、ブレンドコーヒーは味わいの複雑さに長けており、結果的に「力強いコクを感じるコーヒー」になりやすいです。
一方、単一のコーヒー豆だけを使ったものは「ストレートコーヒー」「シングルオリジン」と呼ばれます。ストレートコーヒーは味と香りがはっきりしており、生産地ごとの個性的なフレーバーをダイレクトに味わうことができます。
複数の生産地の豆を混ぜる「ブレンドコーヒー」とは異なり、ストレートコーヒーは生産地によってコクの強さが異なります。
一般的に、ケニアやルワンダなどの「水洗式精製(ウォッシュド)」を行うアフリカ産のコーヒー豆はコクが軽くなりやすい傾向にあり、爽やかな酸味が際立ちます。
なお、「グァテマラ」や「インドネシア」は特にコクが強いコーヒー豆の生産地として有名です。
コクが強い産地のコーヒー豆を選ぶ
コーヒー豆は産地によって栽培される標高や気温が異なるため、同じコーヒー豆でも味わいやコクの強さも異なります。
中でもグァテマラやインドネシアなどのコーヒー豆は強いコクを有することで有名です。
例えば、土居珈琲で取り扱う「アンティグア」というエリアで栽培されるコーヒーは、グァテマラ国内でも「屈指のコク(フルボディ)」と「最高の品質」と海外で高い評価を受けています。
インドネシアの場合は「マンデリン」という、スマトラ島北部で栽培されるアラビカ種のコーヒー豆が、国内でも特に重厚なコクを有します。
他にも、後述する「トラジャ」という銘柄もマンデリンに決して引けを取らない「凝縮されたようなコク」を有し、まろやかな質感が楽しめます。
潤沢なコク(コーヒーオイル)を感じる焙煎度合いのコーヒー豆を選ぶ
先述の通り、コーヒーのコクは基本的に栽培された地域や生育環境が大きく関わってきます。しかし、生豆に含まれる成分が焙煎することによって化学変化を起こし、結果的にコーヒーのコクに寄与します。
焙煎中、熱による高圧により油分*が豆の中心から外側に押し出されます。
生豆を焙煎する時間が長くなるほど、油脂分の移動を含む物理的および化学的変化がより多く発生します。そのため、深くローストしたコーヒー豆は表面に油分が多く見られます。
深煎りコーヒー豆を細かく挽いて抽出すれば、表面のオイルがコーヒー液に混ざるため、抽出後のコーヒーは深煎り豆の方がオイルの量が多くなり、コクのある「まろやかなコーヒー」になります。
コクがあるコーヒーを求めるなら深く焙煎されたものを選ぶのがおすすめです。
コクの素のひとつ「コーヒーオイル」
*焙煎度合いに関係なく、全てのコーヒー豆には「コーヒーオイル」と呼ばれる脂質が10~16%ほど含まれます。
コーヒー豆の特有の油脂としては、「カフェストール」や「カフェオール」などがあります。コーヒー生豆の表面は乾いたように見えますが、実はわずかながらに「ワックス(ろう)」の形で油脂が付着しており、これがコーヒーにコクを与えています。
【マニアが選ぶ】コクがあるコーヒー豆おすすめランキング8選
1.土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット
2,376円 200g
ずばり、コクが強くて本当に美味しいコーヒー豆を飲みたい本格派の方に一番おすすめのコーヒー豆セットです。
土居珈琲は、1971年の創業以来「小さな焙煎」をコンセプトに40年以上前から甘みを引き出す焙煎を研究してきた老舗ロースター。その丁寧で徹底したこだわりから、現在は高級車自動車メーカー「LEXUS」や「ヤナセ」の会員誌などで「伝説の珈琲」として掲載され、その上質な味わいが高く評価されています。
レクサス会員誌で「伝説の珈琲」として掲載される
コーヒー豆が販売されている公式サイトでは、「チョコレートの甘さ」と表現されていますが、確かにチョコレートのような風味が際立ち、濃厚な甘みとコクが印象的でした。
酸味が少なく口当たりが良いため、スタンダードな味を好む方におすすめのコーヒー豆です。また、この店では注文後にコーヒー豆を焙煎するため最も新鮮な状態で届きます。
チョコレートのようなコクと甘みを楽しみたい方におすすめのコーヒー豆です。
100gあたり | 1,188円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | グァテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | 深煎り |
2.南蛮屋 うまか珈琲
680円 100g
全国24店舗の直営店を展開する炭火焙煎コーヒー専門店「南蛮屋」は、コーヒー豆の焼きムラを防ぐために備長炭を使って焙煎するのが特徴です。また、炭火の遠赤外線で豆の中まで均一に焼いていくことで、コク深い味わいになります。
単一農園のコーヒー豆も取り揃えますが、同店はブレンドコーヒーの品質の高さに定評があります。南蛮屋のオーナーの村松さん自ら焙煎し、ブレンドしたコーヒーは豆の個性を豊かに表現していて、どの商品もしっかりとコクを感じるのが特徴です。
そんな南蛮屋で一番おすすめのブレンドコーヒー豆が「うまか珈琲」です。コロンビアとマンデリン、エチオピアのコーヒー豆をブレンドし、香ばしさと深いコク、黒蜜のような甘みが感じられます。ちなみに、こちらのブレンドはお店で1番人気のコーヒー豆です。
「古き良き純喫茶で飲むような苦味とコクがあるコーヒー」という印象で、クセがなく万人受けする美味しさが楽しめるおすすめのブレンドコーヒー豆です。
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | コロンビア、マンデリン、モカ |
焙煎度合い | 中深煎り |
3.パロットコーヒー タナトラジャ
1,396円 200g
パロットコーヒーは、Amazonで人気の自家焙煎コーヒー専門店です。ブレンド、ストレート合わせて10種類前後のコーヒー豆をリーズナブルな価格で販売しています。
インドネシアで栽培されるアラビカ種の「タナトラジャ」という銘柄は、すっきりとした苦味とシナモンを連想させるスパイシーな風味が特徴。どこか「野生味」を感じるフレーバーで、特に男性に好まれそうな味わいだと感じました。
ブラックでも美味しく飲めますし、カフェオレ用としてもおすすめできるコクが深いコーヒー豆です。価格は400gで購入した方が安くなりますが、200gでも購入可能です。
100gあたり | 698円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | インドネシア |
焙煎度合い | 深煎り(フレンチロースト) |
4.自家焙煎コーヒー専門店きゃろっと 初回お試しセット
2,138円 600g(200g×3種)
「きゃろっと」は、お店の知名度はそれほど高くはありませんが、焙煎の全国大会で優勝した北海道のスペシャルティコーヒー専門店です。
初回限定という条件はありますが、注文後に焙煎した新鮮なコーヒー豆3種類を2,138円で購入することができます。100gあたり356円という安い値段とは思えない重厚なコクと深みのある味わいが楽しめます。
(このコーヒー豆はカルディと同じくらいの予算で考えている方に最もおすすめです。)
このセットには、世界一高価な「ゲイシャ種」で知られるパナマ産のコーヒー豆と、コクが強く酸味が少ない「マンデリン」が入っています。
また、世界で最も有名な国際品評会(COE)で優勝した、コスタリカのコーヒーも含まれており、甘みとコクが非常に強いです。
本来は200gのコーヒー豆2種類(計400g)のセットですが、特典としてコーヒー1種類を無料でもらえるため、合計で600gになります。
セット内容 | |
パナマ | 味のバランスが良い |
コスタリカ | はちみつのような甘み |
マンデリン ※無料の特典として同梱される |
チョコレートのような甘み カフェオレとも相性が良い |
最後のマンデリンが、「無料特典」として初回セットに同梱されます。
コスパが高くコクもあるコーヒー豆が好きな人におすすめです。
100gあたり | 356円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | パナマ・コスタリカ・インドネシア |
焙煎度合い | 中煎り〜深煎り |
5.東京コーヒー オーガニック ブレンド
1,560円 400g
東京コーヒーは、Amazonで1000件以上のレビューと星4つ以上を獲得している超人気店です。「何杯飲んでも気持ち悪くならないコーヒー」だけを厳選して取り扱い、そのほとんどが有機栽培された「オーガニックコーヒー」です。
同店一番人気のコーヒー豆「オーガニックブレンド」は、はちみつのような甘みと深いコクが特徴で、適度な酸味もあり、バランスのとれた美味しさを楽しめます。コーヒー豆は、400gで購入した方がお得ですが、200gで購入することもできます。
100gあたり | 390円 |
鮮度 | ★★★☆☆ |
豆の産地 | ペルー |
焙煎度合い | 深煎り(フルシティロースト) |
関連→東京コーヒーの豆「オーガニックブレンド」を飲んだ正直な感想
6.成城石井 マンデリン ブレンド
2,387円 500g
成城石井のマンデリンブレンドは、Amazonで購入できるコクのあるコーヒー豆の中ではコスパ最強の部類に入ります。
マンデリンの産地でもあるインドネシアを中心に、コロンビア、グァテマラ、ブラジルのコーヒー豆をブレンドしています。マンデリンは、ハーブや草、土、タバコのような香りが特徴と言われていますが、こちらのブレンドはそういった風味をほとんど感じません。
要するに、マンデリンらしさはないブレンドコーヒーなのですが、チョコレートのようなコクがしっかりと感じられて美味しいです。
コーヒーが冷めても雑味をあまり感じず不味くならないので、アマゾンで購入できる400円台のブレンドコーヒー豆では「これ一択」といっても過言ではありません。(澤井珈琲や加藤珈琲店のブレンドコーヒーと比較しましたが、本品に軍配があがります。)
こちらもコスパの良さとコクの深さを重視する人におすすめのブレンドコーヒー豆です。
100gあたり | 477円 |
鮮度 | ★★★☆☆ |
豆の産地 | インドネシア、コロンビア、他 |
焙煎度合い | 深煎り(フルシティロースト) |
7.assez COFFEE インドネシア スマトラ クリンチ マウンテン
670円 100g
assez COFFEE(アッシーコーヒー)は仙台でスペシャルティコーヒーを販売する専門店です。国際的なコーヒー鑑定資格(Qグレーダー)を取得するなど、高い技術と技能を身につけ、高品質なコーヒーを提供しています。
自家焙煎されたコーヒー豆をAmazonでも販売しているため、全国から気軽に購入できるのが嬉しいところ。この「インドネシア スマトラ クリンチ マウンテン」という実店舗で人気のコーヒー豆は、強いコクとハーブのような香りが特徴です。飲み進めていくと、シナモンやブラックペッパーを思わせるスパイシーさを感じ、マンデリンのような重厚なコクが楽しめます。
なお、同店でリピート購入すると特典として無料でコーヒー豆を増量してもらえます。
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | インドネシア |
焙煎度合い | 中煎り(シティロースト) |
8.キンボ(KINBO)ナポリ(豆・粉)
1,403円 250g
KIMBO(キンボ)は、コーヒーの加工・販売会社である「Café do Brasil SpA(カフェ ド ブラジル社)」が展開するイタリアのコーヒーブランドです。エスプレッソの聖地と言われる「ナポリ」に本拠を置くKIMBOは、小売コーヒー豆市場で10%のシェアを持ち、イタリア第2位の人気を誇ります。
そんなキンボのナポレターノ(ナポリ)は、南イタリアで好まれるコクのある力強い味わいを表現するために、ロブスタ種を20%ブレンドしたコーヒー豆です。野生的な力強さ、荒々しさ、強いボディ(コクの深み)に、80%のアラビカ種がもたらす「上品さ」のバランスが絶妙なコーヒー豆です。
ドリップコーヒー、エスプレッソ、カプチーノ、カフェジャポネーゼでも美味しく飲むことができるブレンドコーヒー豆なので、本品1つでいろんなドリンクを楽しめるのが魅力です。
イタリア産のブレンドコーヒー豆は500gなどの大容量サイズが多いなか、KIMBOのナポリは250gからお試しできるのもポイント。値段も安いので、コクの強さとコスパの良さに重点を置く人におすすめのコーヒー豆です。
100gあたり | 561円 |
鮮度 | ★★★☆☆ |
焙煎度合い | 深煎り |
産地 | ブラジル、インド、他 |
品種 | アラビカ種80%・ロブスタ種20% |
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1,480円 225g(75g×3種)
ポストコーヒーの特徴は、全国の専門店(国内外の提携自家焙煎店)から好みに合ったコーヒーを3種類届けてくれることです。
自分の好みの範囲内(苦すぎず、酸っぱすぎず)で、完熟フルーツのようなコクと甘みを感じるコーヒーを飲みたい人に最もおすすめです。(会員数は7万人以上)
パッケージを開けた瞬間、ストロベリーやオレンジのような甘い香りが広がり、フルボディの赤ワインのような「強烈なコク」と、熟したオレンジのような「甘い酸味」が印象的です。
焙煎度合いが浅めのコーヒー(フルーティーなコーヒー)はコクが少ないというイメージがあるかも知れませんが、1位の土居珈琲にも勝らずとも劣らない「力強さ」と「濃厚なコク」があります。(パワフルなボディ感があります)
そしてデカフェも非常に高品質で、コーヒーの風味がほどんど損なわれていないことには驚きました。
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100gあたり | 657円 |
鮮度 | ★★★★★(焙煎後7日以内) |
焙煎度合い | 好みの焙煎レベルを選べる |
関連→ポストコーヒーの正直なレビュー。口コミや評判どおり美味しい?
関連→ポストコーヒークーポンコードで500円割引に【2024年最新】
コーヒー豆の売れ筋ランキング
Amazonや楽天で売れ筋のコーヒー豆ランキングを各サイトにて確認できます。
コーヒーのコクを出す抽出方法
コクが豊かなコーヒーを味わうには、抽出時間を調整することで得られます。
抽出時間はお湯を注ぐ量で決まるため、ゆっくりと細く注ぎ抽出時間を長くすることでコクのある味わいを出すことができます。
反対に、お湯を太く早く注ぐと抽出時間が短くなり、あっさりとした仕上がりになります。しかし、これらは豆の挽き方や量にも影響されます。
例えば、濃厚で重量感もあり、コクもあるような味に調整してしまうと苦味や雑味などが強調されてしまうことがあるため、バランスがとても重要です。
コクのあるコーヒーを楽しもう
今回は、コーヒーのコクの正体について解説しながら、コクのあるおすすめのコーヒー豆をレビューしました。
実際に飲んでみて特にコクを強さを感じたのは、以下9つのコーヒー豆です。
- 1.土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット
- 2.南蛮屋 うまか珈琲
- 3.パロットコーヒー タナトラジャ
- 4.自家焙煎コーヒー専門店きゃろっと 初回お試しセット
- 5.東京コーヒー オーガニックブレンド
- 6.成城石井マンデリンブレンド
- 7.assez COFFEE インドネシア スマトラ クリンチ マウンテン
- 8.キンボ(KINBO)ナポリ(豆・粉)
- 9.チャンバーコーヒー プレミアムブレンド
- 番外.ポストコーヒー3種お試しBOX【初回限定500円OFF】
先述した通り、深くローストしたコーヒー豆はコクを感じやすい特徴があります。上記の他にも、実際に購入したおすすめの深煎りコーヒー豆を以下の記事で詳しくレビューしています。
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【マニアが選ぶ】深煎りコーヒーおすすめランキング8選!実際に飲み比べて本音レビュー
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