通販コーヒー豆のレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。
今回は、イノダコーヒのアラビアの真珠を飲んだ正直な感想を述べます。
このコーヒー豆は、イノダコーヒの創業時から使用されているブレンドコーヒーで、もっとも歴史が古い商品の1つです。
同じコーヒー豆でも抽出器具によって味が変わるため、一般的に使われているコーヒー器具を交えてレビューしています。
- ペーパードリップ(HARIO V60 + 三洋産業cafecアバカフィルター)
- フレンチプレス(HARIOカフェプレス)
- ネルドリップ(山形コフィアの特製ネル)
イノダコーヒ「アラビアの真珠」の基本情報
コーヒー豆の特徴
イノダコーヒのコーヒー豆「アラビアの真珠」は、公式ホームページで次のように紹介されています。
モカコーヒーをベースに、香り、コク、酸味を絶妙なバランスに仕上げた、ヨーロピアンタイプの深煎りブレンドです。創業より当社のホットコーヒーは、このブレンドを使用しております。
こちらはコーヒーカップにセットするだけで手軽に1人前のコーヒーが抽出できるドリップパック。1パックに12gのコーヒー粉を使用しておりますので、濃いコクのある味と香りをお楽しみいただけます。
値段・容量
200g 1,250円(税込)
※100gあたり625円
焙煎度合い
関連→コーヒー豆のローストや焙煎度合い・焙煎方式ごとの味の違いを解説
コーヒー豆の状態
コーヒー豆をパッケージから開封すると、割れたり欠けたりしている豆が多く見られます。
スターバックスやタリーズなどのコーヒーチェーンと同じような豆の状態です。
コーヒー豆の種類
エチオピア・コロンビア・イエメン他
関連→【一覧表あり】コーヒー豆の産地ごとの特徴を知って好みの種類を見つけよう!
実際に飲んだ感想
イノダコーヒのアラビアの真珠をペーパードリップして飲むと、ビターチョコレートをとかしたようなコクと味わいが感じられます。
苦味と酸味のバランスが良く味わい的には飲みやすいコーヒー豆ですが、口に含んだ後に舌にまとわりつくようなエグ味が気になります。
個人的にはもう少しすっきりした後味のコーヒーの方が飲みやすく思います。
次はフレンチプレスで抽出して飲んでみます。
アラビアの真珠をフレンチプレスで飲むと、ペーパードリップで入れた時よりも後味がさっぱりして幾分飲みやすくなりました。
それでも飲み込んだ後に、口の中にまとわりつくようなエグ味が感じられます。
コーヒーの品質にこだわっている自家焙煎店で、普段飲んでいる方にとっては少々飲みにくいコーヒーだと感じるかもしれません。
ブラックで飲むよりも、ミルクを入れてカフェオレにした方が飲みやすいと思います。
個人的には同じコーヒーチェーンのドトールのコーヒー豆の方が、後味がさっぱりしていて飲みやすいと感じました。
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今度はコーヒー豆を12gに減らして100ml抽出。お湯60ml追加。
コーヒーのお湯割りともいえる淹れ方ですが、すっきりした口当たりになって飲みやすくなります。
苦味も酸味もかなり控えめになって、人によっては味が薄いと感じるかもしれません。
しかし、舌の上にざらつくような感じが残って「お水を飲みたくなる」という、あの感覚がなくなります。
お手持ちのコーヒー豆で飲みにくいコーヒー豆がある場合、今回のような「コーヒーのお湯割り」という入れ方を試してみてください。
コーヒーを美味しくする抽出するコツや、美味しかったコーヒー豆をこちらで紹介しています。