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コーヒーレビュー

カルディのコーヒー豆「グアテマラ」の感想を正直にレビュー

2021年9月8日

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カルディのコーヒー豆「グアテマラ」の感想を正直にレビュー

2021年9月8日

忖度なしのレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。

今回はカルディの定番コーヒー豆「グアテマラ」の正直な感想をレビューします。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎
焙煎士/バリスタ

TV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラムを掲載。

1,000種以上の通販コーヒーを飲むマニア。

※当ページの情報は執筆時点の情報です。商品に関する最新の情報は各メーカー、販売店にお問い合わせください。※当サイトのコンテンツではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

【カルディ】グアテマラの基本情報

コーヒー豆の特徴

kaldi グアテマラ

通年販売されているカルディのストレートコーヒー「グアテマラ」。

商品名のとおり、グアテマラ産の豆だけを使った商品で、このような単一産地のコーヒーを「ストレート」と言います。

逆に、複数産地の豆を使ったコーヒーを「ブレンド」といいます。

中米グアテマラで栽培されるコーヒーは、 チェリーのような明るい酸味とフルーティーな甘みが特徴です。

カルディのグアテマラは、「ウエウエテナンゴ地区」という標高の高い場所で栽培されます。

標高の高い場所で作られるコーヒーは、昼夜の寒暖差によって華やかなフルーツの印象が強くなりやすい特徴があります。

焙煎度合いは酸味が多い「浅煎り」

kaldi グアテマラ

苦味と酸味のバランスを決める「焙煎度合い」は「浅煎り」に仕上げられています。

苦味と酸味のバランスを整えて飲みやすくするため、 一般的なグアテマラのコーヒーは中煎りから深煎りにローストすることが多いです。

コーヒー豆の焙煎度合い

▲ カルディのグアテマラは浅煎り

グアテマラの豆は、メジャーな「ブラジル」などと比べて酸味が豊かです。

そのため、中煎り以上まで加熱して苦味を増やし、酸味を減らしてバランスを整えることが多いです。

カルディでは酸味が多く、チェリーのようなフルーティーさが際立つ「浅煎り」に仕上げています

公式サイトでは「マスカットを思わせる甘酸っぱい果実味」と紹介されています。

値段、豆の量、産地など

kaldi グアテマラ

価格 950円/200g
100gあたり 475円
豆の産地 グアテマラ ウエウエテナンゴ地区 ブルブハ農園
品種 アラビカ種
精製 記載なし
焙煎度合い 浅煎り

グアテマラを店頭で入手する場合、200gから購入できます。

スタバやタリーズのように100gでは購入できません。

通販の場合は公式オンラインストア(送料880円〜)もしくはLOHACO(送料220円)でも購入できます。

通販で購入する場合も200g単位です。

コーヒー豆を買う際に気になる「鮮度」ですが、店舗・オンラインどちらで購入しても変わりません。

カルディでは焙煎後2週間以上が経過した豆(賞味期限が残り1ヶ月以上の豆)を提供するルールがあります。

また、カルディの公式サイトには精製方法が記載されていませんが、グアテマラでは「ウォッシュド」と呼ばれる水を使う方法が一般的です。

精製とは?

精製とは、コーヒーチェリーから不要なものを取り除いて生豆の状態にすることです。

ウォッシュド精製したコーヒーはクリアな味になりやすい特徴があります。

参考までに、有名なブルーマウンテンやキリマンジャロもウォッシュド精製されています。

店頭では次の状態で購入できます。

  • 豆の状態
  • ペーパーフィルター用の中挽き
  • エスプレッソ用の極細挽き
  • 水出しコーヒー用の細挽き
  • コーヒープレス(フレンチプレス用)

豆、粉いずれも値段は同じです。

レビュー

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抽出環境・条件

豆の量:15g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:150cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:60秒

グアテマラをパッケージから開封すると、発酵豆(色が薄い豆)などが全体の5%ほどあります。

酸っぱくて渋みがあるので、できれば取り除くことをおすすめします。

とりあえず「色が薄い豆(黄色っぽい豆)」だけは取り除いておきましょう。

カップに顔を近づけると、ナッツのような香りが漂います。

ひとくち飲むと、レモンのようなジューシーな酸味が口に広がります。

苦味は非常に少なく、爽やかなコーヒーが好きな人向けの商品です。

コーヒーが冷めても渋みが少なく、すっきりした味わいが楽しめます。

コーヒー特有の香ばしさや余韻は少ないですが、全体的にキレの良い味で嫌味が少ないです。

あっさりしたアメリカンコーヒーのような浅煎りを好む方に向いています。

口コミ・評判

酸味が強い

最初、ウーマンハンド・フェアトレードのグアテマラを飲んでとても美味しく気に入ったので、こちらのグアテマラを購入しましたが酸味が強すぎました。

単独よりはブレンドして飲むのが良いかと思います。

ストレートよりは、キリマンジャロとブレンドした方がおいしい感じがします。私の好みですが。

それと、若干、焙煎が強い気がしますが、これも好みです。

ガァテマラらしい香ばしさが特徴です。ですがガァテマラならウーマンハンド・フェアトレードの方が美味しいと感じるコーヒーです。

どちらかというと中庸的な感じがします。

苦味もあり飲みごたえもあって美味しいです。

グアテマラで生産される別のブレンド豆「ウーマンハンド・フェアトレード」の方がおいしいという口コミ・評判が目立ちます。

総評

総評をすると、カルディの豆の中では欠点豆も少なく、雑味も少なく、優れたコーヒー豆に分類できます。

酸味が強いため好みは分かれますが、お手頃価格の安い浅煎りコーヒー豆を探している人にとっては候補の一つになるかと思います。

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加藤珈琲店 ゴールデンブレンド
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アマゾンや楽天で有名な「加藤珈琲店」の人気商品「ゴールデンブレンド」です。

値段は100gあたり130円なので、グアテマラの半額以下で購入できます。

今回飲んだグアテマラのように酸味が中心の味ですが、甘みやコクなどが豊かで、もっとマイルドな印象です。

Amazonのカスタマーレビューで1200件中、70%の購入者が高評価しています。

もう1ランク上のコーヒー豆でおすすめなのは、専門店のグァテマラです。

値段が高そうなイメージですが、初回は100g356円で購入できます。

珈琲きゃろっと コーヒー豆3種 初回限定セット 2,138円(600g)送料無料
珈琲きゃろっと グアテマラ・グアヤボ農園(中深煎り)
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ローストマスターズ・チャンピオンシップ1位の「珈琲きゃろっと」が手がけるコーヒー豆のセットで、値段は400g2138円です。

Yahooニュースなどで特集され、国際品評会(COE)1位の「コスタリカ」や「グァテマラ」「マンデリン」などがセットに含まれています。

次の方法で豆400g→600gに増量すれば、100gあたり356円(1杯あたり約36円)になります。

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生豆のグレードが高いため加藤珈琲店より値段はアップしますが、コクと旨味が詰まっていて満足度が高い商品です。

ただし、1日の販売数に制限を設けているので、買えないこともあります。

在庫数は公式HPをご確認ください。

実際に飲んだレビューはこちらをご覧ください。

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