今回は「ライトアップコーヒー(LIGHT UP COFFEE)」というお店のコーヒー豆「エチオピア フォゲ」を飲んだ正直な感想を述べます。
こちらのお店は、東京吉祥寺・下北沢で自家焙煎したシングルオリジンコーヒーを販売するショップです。シングルオリジンとは単一産地のことで、農園単位や精製所単位など、可能な限り細かく特定できる単位で仕入れるコーヒーのことを指します。
同店は、生産者ごとの豆の個性を大切に、果実味のあるコーヒーの魅力を届けることがコンセプトのお店です。使用している焙煎機は、フジローヤル5kg釜の半熱風式。この焙煎機は、輪郭のはっきりとしたコーヒーを作るのが得意です。伝導熱により、しっかりとした口当たりとコクのあるコーヒーの焙煎に向いています。
ライトアップコーヒーの代表、川野優馬さんは様々なメディアに露出している方なので、ご存知の方も多いかもしれません。
お店の特徴を簡単に紹介したところで、次はコーヒー豆の情報をチェックしていきます。

ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
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ライトアップコーヒー/エチオピア フォゲ

ライトアップコーヒーのコーヒー豆「エチオピア フォゲ」は、公式ホームページで次のように紹介されています。
エチオピアらしい繊細で華やかなコーヒー。
レモンティーのように上品で口当たり滑らか。白桃が穏やかに香る。
引用:ライトアップコーヒー エチオピア フォゲ (公式通販ページ)
値段は150g 1,900円(送料は全国一律300円)
エチオピア フォゲの値段は100g 1,267円(税込)です。
※配送料 全国一律300円
欠点豆の混入率は1%以下(ほぼなし)

「エチオピア フォゲ」をパッケージから開封して、欠点豆を良豆を選別した結果、中身のない貝殻豆や、欠けた豆が2粒見つかったのみ。
この程度であれば、手作業で取り除なくても味に影響しません。なお、スタバなどのチェーン店だと欠点豆が10〜20%。カルディが平均7%。この数値を見ると、ライトコーヒーのエチオピアは欠点豆が少ないことが分かります。
自家焙煎店で豆を買う場合、欠点豆の量はピンキリですが、丸山珈琲や猿田彦珈琲などの有名店は、ほとんど入っていないことが多いです。※欠点豆が多いと、焦げた味、酸っぱい味、カビ臭い、潜在的な健康被害などの悪影響を及ぼす。
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なお、このエチオピアはチャフが目立ちます。気になる方はコーヒー豆をザルに移して、ふるって落とすと良いです。
チャフとは、コーヒー豆を焙煎した時に出る焼けた薄皮のこと。そのままでも味に影響はほとんどありません。
焙煎度合いは浅煎り

「エチオピア フォゲ」は苦味と酸味のバランスが良い、ミディアムロースト(浅煎り)。
ミディアムローストは「アメリカンロースト」と呼ばれることもあります。
アメリカンコーヒーのように、コーヒーらしい苦みがほとんどなく、フルーティーな紅茶を飲んだ時のような甘酸っぱさがミディアムローストの特徴です。
ただ、今回のエチオピアは煎りムラがややあります。チャフが目立つので余計に色がバラバラに見えます。
▼コーヒー豆の詳細情報
- コーヒー豆の生産地:エチオピア オロミア州 ボレナゾーン アバヤ地区
- 農園の標高:1,800m~1,850m
- コーヒー豆の品種:在来品種
- 精製方法:ウォッシュド(水洗式)
- 豆の等級・グレード:記載なし
エチオピア フォゲの感想・レビュー
ここから、エチオピア フォゲを飲んだ感想・レビューを行います。
抽出環境
- 使うコーヒー豆:15g
- お湯の量:150cc
- お湯の温度:85℃
- コーヒー粉の蒸らし時間:1分
- コーヒーの抽出時間:1分
コーヒー豆の評価


ライトアップコーヒーでは、焙煎後2週間から3週間経過したコーヒー豆を飲み頃としており、注文後焙煎には対応していません。
そのため、届いた直後にドリップしても粉は膨らみません。
カップに顔を近づけると、エチオピア産コーヒーの特徴的な柑橘系の華やかなフレーバーが鼻から抜けていきます。
早速飲むと、最初の一口目はグレープフルーツのような苦味と渋み、酸味がかなり強く感じられます。二口目は口が慣れてくるため苦味をそこまで感じませんが、やや突き刺さるような印象があります。
酸味も非常に強さは、たとえばドトールのブレンドコーヒーの酸味がレベル1だとすれば、ライトアップコーヒーのエチオピアはレベル5です。

抽出のレシピが悪いのかと思い、お湯を50ml加えてみると、スッキリした味わいで飲みやすくなります。
やや薄めに抽出すると、オレンジやグレープフルーツのような風味が際立ちます。後味も爽やかになって飲みやすいです。
エチオピア フォゲがおすすめな人・おすすめしない人
グレープフルーツのような爽やかさと苦みがある刺激的なコーヒーが好きな方に、このエチオピアはおすすめです。
逆に、酸味はかなり強いので、酸っぱい浅煎りが苦手な方は慎重に検討なさったほうがいいと思います。
まとめ(総評)
「ライトアップコーヒー」というお店のコーヒー豆「エチオピア フォゲ」を飲んだ正直な感想をレビューしました。
総評すると、エチオピア産コーヒーらしい華やかなフレーバーがありますが、グレープフルーツのような苦味と酸味が強いコーヒー豆でした。
前回飲んだウガンダと同じく、酸味が非常に強いので、万人受けするコーヒーではなく、人を選ぶコーヒー豆だと思います。
なお、ほかにも美味しい浅煎りコーヒー豆をこちらで紹介しています。
