今回は、世界2位の焙煎士が手掛ける「豆ポレポレ」のコーヒー豆を3種類飲んだので、美味しかった順にランキング形式で紹介します。
ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
豆ポレポレとは?
豆ポレポレは沖縄県沖縄市にあるスペシャルティコーヒー豆の自家焙煎店です。
コーヒーを通して日常にちょっと花を添えられたら、笑顔になってもらえたら、というコンセプトのお店です。
オーナーで焙煎士の仲村良行氏は、焙煎技術を競い合う「World Coffee Roasting Championship(ワールドロースティングチャンピオンシップ) 2018」 に日本代表として出場し準優勝に輝きました。
コーヒーを美味しさを追求する上で、やはり焙煎技術は無視できない重要なファクターなので、世界2位の焙煎士が手掛けたコーヒー豆に心躍ります。
豆ポレポレの焙煎機はドイツのプロバット(PRPBAT)半熱風式を使用しています。
豆ポレポレのコーヒー豆おすすめランキング
第1位:がじゅまるブレンド
1,377円 150g
がじゅまるブレンドは、瑞々しいストロベリーをかじった時のようなジューシーな酸味と、ほどよい苦味のバランスが良いコーヒー豆です。
甘すぎず、口当たりが重たすぎることなく、嫌味を感じさせないおいしさがあります。
今では世界2位の焙煎士として注目される仲村良行氏ですが、じつは幼少の頃から普通を目指すタイプで、目立つようなことはしない方だったといいます。このがじゅまるブレンドは、そんな仲村氏の性格をそのまま表現したようなコーヒーだと僕は感じました。
フルーティーさだったり苦いアクセントだったり、コーヒーに「ちょっと含まれてたらいいな」と思える要素をちょっとずつ詰め込んだコーヒー豆という印象。それぞれの味は決して主張しすぎないのですが、不思議と飲んでいて贅沢さを感じます。
100gあたり | 918円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | インドネシア・ブラジル・他 |
焙煎度合い | 中深煎り(シティロースト) |
第2位:エチオピアンブラザーズブレンド
1,425円 150g
エチオピアンブラザーズブレンドは、グレープフルーツのような酸味とライムのような苦みが感じられ、コーヒー味のカクテルを思わせる味わいが楽しめます。
酸味が結構ありますが、酸味に負けないくらいの甘みがあるので酸っぱさを感じません。バランスの良いおいしさを求めるならがじゅまるブレンドですが、爽やかさやフルーティーさを求めるならエチオピアンブラザーズブレンドがおすすめです。
100gあたり | 950円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 中深煎り(シティロースト) |
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第3位:デカフェ エチオピア シャキソ
1,245円 150g
デカフェの「エチオピア シャキソ」は、マウンテンウォータープロセスによりカフェインを除去していて、デカフェと言われなければわからないくらいカフェイン入りの遜色ない美味しさです。
マイルドな苦味とほどよい酸味のバランスが良く、どっしりとしたコクもあって飲みごたえがあります。カップに顔を近づけるとエチオピア特有の華やかな香りもあり、デカフェでこれだけの贅沢さが楽しめるのはうれしい。
100gあたり | 830円 |
鮮度 | ★★★★☆ |
豆の産地 | エチオピア シダモ グジ シャキソ |
焙煎度合い | 深煎り(フレンチロースト) |
カフェイン残留率 | 記載なし |
カフェイン除去方法 | マウンテンウォータープロセス |
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まとめ
今回は、「世界2位の焙煎士が手掛ける豆ポレポレのおすすめコーヒー豆ランキング」というテーマでした。
豆ポレポレの銘柄はどれも仲村良行氏の優しくて真面目な性格を表現しているような味わいに感じました。正直どれも特別感のある美味しさではないかもしれませんが、毎日飲みたいと思えるホッと安らぐコーヒーという印象を抱きました。沖縄に訪れた際にはぜひ立ち寄りたいお店の1つです。
店舗情報
所在地:沖縄県沖縄市高原6-13-8 1F
電話:098-927-3260
営業時間: 13:00-19:00
定休日: 火曜、日曜