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コーヒーレビュー

ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

2023年5月2日

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ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

2023年5月2日

本記事では、ミカフェートの人気コーヒー豆「グァテマラ サンミゲル」などの正直な感想をレビューします。

結論から言うと、コーヒーの味そのものは一般的な自家焙煎店のコーヒー豆と変わらない印象でした。

JALのファーストクラスで提供されているなど、ある程度の知名度とブランド力はあるのでギフト向けと言えます。

コーヒーのフレーバー自体に着目した場合、風味の豊かさや500円というコスパの良さなど、あらゆる面でポストコーヒーに軍配が上がります。

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ブログ管理人:山口 誠一郎

コーヒーの専門家としてTV出演文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。

値段や一部の画像はmi-cafeto公式サイトより引用しています。

ミカフェートとは

José. 川島良彰氏のコーヒー専門会社

ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

ミカフェートとは、世界各国3,000近くのコーヒー農園を知る「José. 川島良彰」氏が2008年に設立したコーヒー専門の会社です。

川島氏は高校卒業後にエルサルバドルへ留学し、国立コーヒー研究所に入所。そこでコーヒー栽培を研究します。

その後はUCC上島珈琲の直営農園を開発し、生産責任者になるなど40年以上に渡ってコーヒーに携わっています。

1999年、マダガスカルにて絶滅危惧種の「マスカロコフェア種」というコーヒーを発見・保全に成功。

さらに同年、フランス・レユニオン島にて幻のコーヒーと言われる「ブルボン・ポワントゥ」を発見し、産業復活プロジェクトを立ち上げます。

これらの出来事がきっかけで、コーヒーハンターと呼ばれるようになります。

豆を生産者や仲買人から直接買い付け

通常、コーヒー豆を販売するお店は商社を通して生豆を買い付けます。

しかし、ミカフェートでは商社を通さずに直接、生産者や仲買人から輸入しています。

また、生豆の輸送方法にもこだわります。

通常、輸入したコーヒー豆は麻袋に入って常温のコンテナで1ヵ月以上かけて海上輸送されます。

しかし、ミカフェートではコーヒーの生豆を特殊なプラスチックの袋に入れて空輸、もしくは庫内の温度管理ができる「リーファーコンテナ」で輸入します。

「輸送中にコーヒーの品質を落とさずに消費者のもとへ届ける」という思いから、輸送方法も工夫しています。

店舗、オンラインストア、一部のスーパーで豆を取り扱う

ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

ミカフェートの豆はオンライン、東京の銀座や六本木、盛岡などの店舗で購入できます。

また、イトーヨーカドーなど一部のスーパーでもコーヒー豆を取り扱っています。

また、大阪・箕面市のPICNIC STUDIOでは、ミカフェートのプレミアムコーヒーを販売しています。

店舗、公式オンラインストアでは焙煎豆だけでなく生豆も販売しています。

豆を耐圧PETに保存している

ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

焙煎豆の鮮度をキープするため、焙煎直後のコーヒー豆を「耐圧PET」と呼ばれる特殊なペットボトルに入れて保存します。

また。一部の高級コーヒー豆はワインボトルに入れて保存されています。

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豆は160g単位で販売、値段は1850円から

ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

店舗、オンラインストアで販売する豆は160g単位、値段は1850円から。

丸山珈琲のグランクリュ(特級畑)のコーヒーと同じくらいの価格帯です。

スーパーで取り扱っているコーヒー豆も耐圧PETに入っており、180g990円から販売されています。

ちなみに、ミカフェートでは販売するコーヒー豆を次の3つにのカテゴリ分けしています。

  1. COFFEE HUNTERS(コーヒーハンター)
    市場に出回っていない珍しい品種や独自の栽培、精選方法で品質を高めている農園のコーヒー
  2. Premier Cru Café(プレミアクリュカフェ)
    優良農園の中でも特に優れた品質のコーヒー
  3. CAFÉ REVOLUCIÓN(カフェレボルシオン)
    コモディティコーヒー(一般的に流通する安価なもの)ながらも高い品質を誇るもの

コーヒー豆のレビュー

グァテマラ サンミゲル

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価格 1,850円/160g
100gあたり 1156円
豆の産地 グアテマラ アンティグア サンミゲル農園
焙煎度合い 中煎り

引用:ミカフェート公式

「グァテマラ サンミゲル」は、ミカフェートで一番人気のコーヒー豆です。

豆の粒がきれいに揃っていて、欠点豆や焙煎ムラなどがほとんど見られません。

ボトルのキャップをあけるとシナモンのような香りが広がり、ドリップするとチョコレートのような香りが広がります。

実際に飲むと、酸味がやや前面に出ていて爽やかな印象。コクは浅めで軽い飲み心地です。

100g1000円を超える価値(フレーバーの複雑さなど)があるかと問われると疑問ですが、苦味と酸味のバランスが良く無難に飲みやすいコーヒーです。

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ブルーマウンテンNo.1

ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

ミカフェートとは?特徴とコーヒー豆の本音レビュー

価格 32,400円/200g
豆の産地 ジャマイカ ジュニパーピーク農園
焙煎度合い 中煎り

引用:ミカフェート公式

JALの国内線ファーストクラスで提供されていたジャマイカ産のブルーマウンテンNo1は、花を思わせる華やかな香りが特徴です。

やや酸味が前面に出ていますが、バランスの良い味わいで、甘い余韻がとても長いことが特徴的です。

舌の上でスッと消える酸味と、奥行きを感じる旨味が印象に残りました。

ワインボトルに入っていて、見た目も良いので贈答用コーヒーに向いています。

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ミカフェートの本音レビューまとめ

今回は、ミカフェートで1番人気のコーヒー豆グァテマラとブルーマウンテンNo.1を飲みました。

結論として今回レビューした2つのコーヒー豆の味わいは一般的なレベルの美味しさで、正直値段に見合った価値があるかと問われれば微妙なところです。

ただし、耐圧ペットボトルやワインボトルにコーヒー豆が入っていて見た目は素敵なので、コーヒーギフトに向いています。

冒頭でもお伝えしましたが、値段に見合ったフレーバーを味わいたい方には、ポストコーヒーの方が向いています。

初回500円でお試しできる点もポイントが高く、全国の人気ロースターのコーヒー豆を一度に少量ずつ試せる点も魅力的です。

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