今回は「ニフコーヒー」というお店のコーヒー豆「ふつう・ふかいり」を飲んだ正直な感想を述べます。
ニフコーヒーは「高品質でおいしいスペシャルティーコーヒーを手の届きやすい低価格で提供したい」というコンセプトのお店です。
コーヒー豆の販売をネットに限定することで、高品質な豆を安く購入できるのが特徴。
値段は200g 999円、商品は「ふつう(シティロースト)」「ふかいり(フレンチロースト)」の2種類のみ。
旬のシングルオリジンを選定し、フジローヤル製の直火式 10kg釜(FUJI ROYAL R-110)で焙煎します。
お店の特徴を簡単に紹介したところで、次はコーヒー豆の情報をチェックしていきます。
タップできる目次
ニフコーヒーの豆「ふつう」「ふかいり」の基本情報
コーヒー豆の特徴
ニフコーヒーの豆「ふつう・ふかいり」は、公式ホームページで次のように紹介されています。
<”ふつう”の味わい>
酸とコクのバランスが良く、苦味は控えめ。透明感のある甘い香りが口の中に残り、毎日飲みたくなる飽きのこない味わい。焙煎度合いはシティロースト。たとえば朝食のおともに。
コクを感じつつも軽やかに、余韻にはきれいな甘みと微かなコーヒーらしい苦味。バランス良くクリーンな味わいなので、多くの人に楽しんでもらえます。そんな味になるように焙煎します。
<”ふかいり”の味わい>
柔らかくしっかりとした苦味とまろやかなコク。甘苦く心地よい余韻がつづきます
濃く淹れてカフェオレやアイスコーヒーにしても美味しいですよ!深煎り独特の濃厚さ、それを支えるコクや香り。
それらの相乗効果で甘苦く心地いい余韻を楽しめます。ケーキ、チョコレート、ナッツなどのおやつタイムのおともに。
最高のマリアージュを堪能してください。
値段は200g 999円(初回購入 送料無料)
ふつう・ふかいりの値段は各200g 999円(税込)で販売されています。
※100gあたり=500円
メモ
- 配送料:初回購入は送料無料
- 5個以上の注文で送料無料
ニフコーヒーの豆はスタバよりも若干安いくらいの値段です。
スペシャルティコーヒーを取り扱う専門店と比べると、かなり安いコーヒー豆といえます。
スペシャルティコーヒーとは?
スペシャルティコーヒーとは、原料の品質から製法、香り、味、風味などの基準の中で高い評価を受けたものを指します。
流通しているコーヒー豆の5%程度しか存在しないとされています。
▼有名店のコーヒー豆の値段一覧
商品名 | 値段/100g | 鮮度 | 欠点豆の割合 |
スターバックス 東京ロースト |
537円 | ▲ | 10% |
カルディ プレミアムブレンド |
429円 | ▲ | 7% |
猿田彦珈琲 恵比寿マイルド |
800円 | ◎ | なし |
丸山珈琲 丸山珈琲のブレンド |
710円 | ○ | なし |
ニフコーヒー ふつう・ふかいり |
500円 | ◎(注文後焙煎) | 1%以下 (ほぼなし) |
鮮度が良いほど香り高く、風味があります。
欠点豆が多いと焦げた味などの悪影響を及ぼします。
欠点豆ほぼなし
「ふつう・ふかいり」をパッケージから開封して、欠点豆と良豆を選別しました。
選別の結果、割れた豆や、中身がない貝殻豆が数粒。(この程度の量なら味には影響しない)
なお、スタバなどのチェーン店だと欠点豆が10〜20%。カルディが平均7%。
この数値を見ると、ニフコーヒーは欠点豆が非常に少ないことが分かります。
自家焙煎店はピンキリですが、丸山珈琲や猿田彦珈琲などの有名店は、ほとんど入っていないことが多いです。
欠点豆について詳しくは、「コーヒーの欠点豆とは?種類と見分け方、どんな味か実際に飲んでみた」をご覧ください。
焙煎度合いはシティロースト・フレンチロースト
「ふつう」は 苦味と酸味のバランスが良い「シティロースト」に焙煎されています。
「ふかいり」は、苦味とコクのある「フレンチロースト」に焙煎されています。
どちらも粒がきれいに揃っていて、焼きムラもほとんど見られません。
コーヒー豆の詳細情報ですが、ニフコーヒーの豆は随時オリジンが変更されます。
今回は、僕が飲んだコーヒー豆の情報を掲載します。
- コーヒー豆の生産地:
【ふかいり】ペルー ジャクタパタ農園
【ふつう】タンザニア キリマンジャロ キゴマAA - 農園の標高:
【ペルー】約2,200m
【タンザニア】約1,700m - コーヒー豆の品種:
【ペルー】ティピカ、カツーラ(アラビカ種)
【タンザニア】N39(ブルボン系)がメイン(アラビカ種) - 精製方法:
【ペルー】ウォッシュド(水洗式)
【タンザニア】ウォッシュド(水洗式) - 豆の等級・グレード
【ペルー】記載なし
【タンザニア】AA(最高グレード)
コーヒー豆の味わいをレビュー
ふつう(シティロースト)
ニフコーヒーの「ふつう」にお湯を落とすと、コーヒー粉がドーム状に大きく膨らみ、豆の鮮度が良いことを示します。
ペーパードリップして飲んでみると、キャラメルのような甘い香りが感じられます。
ひとくち飲むと、透明感のある味わいで、非常にスッキリしたアフターテイストが特徴的です。
口に残る雑味、しつこさがなく、ついつい何度も口をつけてしまい、気づいたらカップが空になっている、そういうコーヒーだと思います。
予想よりも軽やかな味わいで、さっぱりしたコーヒーが好きな方に好まれそうです。
▼実際に購入した方の口コミ・評判・レビュー(ブログ・SNSから抜粋)
ニフコーヒーさんのふつう
ふかいりよりも軽やかな印象で朝向きの感じ。パンと良く合いそう。
柔らかい口当たりとすっきりとした後味で飲みやすいコーヒーです。
ふかいり(フレンチロースト)
ニフコーヒーの「ふかいり」にお湯を落とすと、こちらもコーヒー粉が大きく膨らみ、豆の鮮度が良いことを示します。
カップに顔を近づけると、ローストナッツのような香ばしい香りが感じられます。
一口飲むと、同店の「ふつう」と同じく、非常にすっきりしたクリアな味わいが印象的です。
深煎りとありますが、苦味が少なく、酸味もほとんどありません。
クセがなくて飲みやすいといえば飲みやすいですが、個人的には深煎りらしい甘みとコクがアップすれば、もっとおいしくなると思いました。
また、個人的には苦味ももう少し強い方が、カフェオレにも合うと思いました。(今回のコーヒー豆はブラック向きだと感じた)
日本には深煎りが好きな方が多く、深煎りコーヒー=苦いコーヒーと定義する方も多いかと思います。
最近ではこの定義が変わりつつあり、苦みがなく「コクと甘み」が全面に出ている深煎りが登場しています。
そういう方が飲んだら「新ジャンルの深煎り」と感じるかも知れません。
スタバのフレンチローストのような味をイメージすると、かなり異なる味わいです。
カフェオレ用の深煎りならスタバの方が向いてるし、もっとさっぱりした透明感のあるコーヒーが好きなら、ニフコーヒーは一度試す価値アリだと思います。
▼実際に購入した方の口コミ・評判・レビュー(ブログ・SNSから抜粋)
ニフコーヒーさんのふかいり
程よい苦味とボディで、飲みやすい深煎りです。
後味のオレンジのような印象が良いアクセントになってます。
ニフコーヒーがおすすめな人・おすすめしない人
鮮度がよく、すっきりとしたクリアな味のコーヒーが好きな方に、ニフコーヒーの豆はおすすめです。
ニフコーヒーで豆を買うと、注文後に焙煎した新鮮な豆が届きます。
そして、同店ではそのまま冷凍保存できて、ニオイ移りしない「アルミバッグ」に入って届きます。
これは普通に買うと1枚100円くらいするので、嬉しいサービスだと思います。
同店でコーヒー豆を5個以上まとめ買いした場合、すぐに飲まない分は冷凍保存すれば鮮度が落ちません。
鮮度の良い大量のコーヒー豆を買いたい方に、ニフコーヒーはおすすめです。
おすすめしない人は、強い味のコーヒーが好きな方。
特に深煎りらしい「力強い味」を求める方は、スタバやタリーズなどのコーヒー豆の方が合っていると思います。
ニフコーヒーは豆本来の味わいをブラックで味わいたい方に向いていると思います。
まとめ(総評)
「ニフコーヒー」というお店のコーヒー豆「ふつう・ふかいり」を飲んだ正直な感想をレビューしました。
総評すると、鮮度もよく豆の状態も良いです。どちらもクセがなく、バランスの取れた味わいで飲みやすかったです。
初回は送料無料で、100gあたり500円とスターバックス並の値段で試せるので、まず一度試してみて、気に入ったら定期便での購入もアリかと思います。(さらに割引されて100g あたり475円)