今回は「パロットコーヒー」というお店の「ブラジル&グァテマラ 飲み比べセット」をAmazonで購入して飲んだので、正直な感想を述べます。
パロットコーヒーは、ガスを熱源とした直火式焙煎機を使用。コーヒー豆が入るドラムとバーナーが少し遠くなるように設計されているのが特徴。
豆に直接、火が当たらないので焦げにくく、甘みや香りが引き出しやすくなります。
また、こちらで扱う生豆はスペシャルティクラスの高品質な豆のみ。そんな豆を注文後焙煎で新鮮な状態で届けてくれます。
お店の特徴を簡単に紹介したところで、次はコーヒー豆の情報をチェックしていきます。
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パロットコーヒーの飲み比べセットはおすすめ?
価格 | ¥1,180 |
内容量 | 200g(100g ×2種類) |
100gあたり | ¥590 |
豆の種類 | ブラジル、グァテマラ |
焙煎度合い | 中深煎り |
送料 | 無料 |
いつ届く? | 最短翌日 |
風味特性(フレーバー) | チョコレート、チェリー |
結論から言うと、スタバのコーヒー豆と同じくらいの予算で、おいしいコーヒーを探している方におすすめのセットです。
どちらもすっきりした味わいの中に、甘味とコク、旨味が感じられます。
突出した苦味や酸味がないので、「万人受けする味」だと感じました。
また、鮮度が非常に良いので、キャニスター等の保存容器に移し替えれば、香り高い美味しいコーヒーを1ヶ月は楽しめます。
このセットは送料もかからず、鮮度も良いので、Amazonですぐに新鮮な飲み比べセットを買いたい方に自信を持っておすすめできます。
参考までに、それぞれのコーヒー豆の味わいを紹介します。
レビューに使用したコーヒー器具、抽出条件など
今回は、ペーパードリップで抽出して飲みました。使用したコーヒー器具は次の通りです。
三洋産業cafecの「スリーフォードリッパー」と、同じく三洋産業cafecの「アバカフィルター」を使います。
ドリッパーは小さな1つ穴のタイプで、お湯が一定の速度で落ちるようになっています。メリタのアロマフィルターと同じく、誰が淹れても美味しくコーヒーが作れる構造です。
コーヒーを淹れる人の技術に味が左右されないのでレビュー向き。一部のプロも愛用しますが、初心者の方にもおすすめのドリッパーです。
フィルターは特殊な加工がされていて、簡単にいうとペーパー自体がリブの役割を果たします。
コーヒーの旨味を余すことなく抽出できるフィルターで、もともとHARIOのペーパーフィルターを手掛けていた会社の商品です。(HARIOは現在コストカットのため安価な薄いフィルターに変えています)
使うコーヒーポットは琺瑯製のケトル「月兎印ホーローポット」。ホーロー製は持ち手が多少熱くなるので使いにくいと言われますが、金属の臭いがお湯に移りません。
使用するコーヒーミルは、フジローヤルの小型高性能ミル「みるっこDX R-220」。微粉が混じりにくいように作られているので、突き刺さるような苦味が少なくなります。
性能は抜群ですが高価なのがネック。カリタの手挽き&微粉ふるい器でも性能は申し分ないです。
豆の挽き具合はペーパードリップに適した中挽きに設定します。
▼抽出環境
- 使うコーヒー豆:15g
- お湯の量:150cc
- お湯の温度:85℃
- コーヒー粉の蒸らし時間:1分
- コーヒーの抽出時間:1分
パロットコーヒー「飲み比べセット」レビュー
1:ブラジル プレミアムショコラ
価格(単品) | ¥1,134 |
内容量 | 200g |
100gあたり | ¥567 |
豆の産地 | ミナスジェライス州サントアントニオドアンパロ周辺 |
焙煎度合い | シティロースト(中深煎り) |
送料 | ¥100 |
いつ届く? | 最短2日後 |
風味特性(フレーバー) | チョコレート |
▼コーヒー豆を5段階評価
香り:3
コク:2
苦味:2
甘味:3
酸味:2
パロットコーヒーのブラジル プレミアムショコラをペーパードリップして飲んでみると、クリアな味わいの中に、チョコレートのような優しい甘みとコクが感じられます。
ブラジルらしいバランスのとれた味わいで、多くの人に好まれそうです。
苦味も酸味もそこまで強くなく、突出した味がありません。
また、雑味も少なく、口に残る渋みなどもありません。嫌味が一切ないので1日に何杯も飲めるコーヒーです。
何度カップに口をつけてもクリアな味わいが感じられ、甘みとコクを楽しめます。
このブラジルは個人的におすすめ度が高いです。
▼実際に購入した方の口コミ・評判・レビュー(ブログ・SNSから抜粋)
普通に「ブラジル」という名前だったら普通に美味しいですが(怒
ブラジルは普段わざわざ買おうと思わない豆ですが、めくるめくネーミングに期待して、さらにamazons choiceという表示に背中を押されて、禁断を破る思いで購入してみました。
がっ!
どこがプレミアムで・・・?
なにがショコラなのか・・・?全くわかりませんでした。
珈琲屋さんは総じて謙虚で商品愛があってプライドが高いものだという先入観があったので、そんなネーミングを授けられた豆はどんなお豆さんなんだろうと相当楽しみにしていただけに、飲んでみてショボーンとなりました。
・・・・・・・・・・・・・・・
僕のあくまで個人的な感想ですし、結構「違いのわからない男」でもありますので、僕のレビューで判断してしまうのではなく、ぜひぜひ実際に飲んでみてください。
そして、どこがプレミアムで、なにがショコラなのか、どうかひとつ僕に教えてくれないでしょうか。(少なくともコーヒーとしてはちゃんと美味しいですから、躊躇しないで買って大丈夫です)
どなたかのご投稿、楽しみにお待ちしております。
ブラジルのサントアントニオにある20の農園で栽培された豆を、独特のチョコレート風味が出るように現地でブレンドした豆です。
去年、こちらのショコラを気に入って飲んでいたのですが、しばらくして他のブラジル豆に切り替わってしまいました。再び復活していたので購入しました。
ブラジルショコラはとにかく不思議な豆です。
人工的なフレーバーコーヒーではないのですが、不思議とチョコレートやナッツの風味が強く感じられます。コーヒーなので明確な「甘み」ではないのですが、酸味が少なく苦味もまろやかなことから、普段から色々なコーヒーを楽しんでいる人なら「甘い」と表現するはずです。
濃い目に入れるとミルクとの相性もバッチリです。
どちらかと言うとスターバックスのようなシアトル系な店が好みそうな風味ですが、とにかく淹れる前も後も香りがとても強いです。
出荷直前に焙煎しているのでしょう、とても鮮度がいいのでよく膨らみます。15gをお湯150ccで時間をかけてドリップしています。
分量としてはやや濃いめですが、苦味に角がなくとてもマイルドです。やや冷めてからは、よりまろやかな味になります。
チョコレート&ナッツ系の風味が強いだけに好みが別れると思いますが、酸味が少なく苦味もまろやかで香りを楽しみたい人にはおすすめです。
チョコレートの味を期待すると、「思い描いていた味と違った」となるかと思います。
やはりコーヒーなので、コーヒーの味がまずあって、ほんのりとチョコレートのようなフレーバーが感じられます。コーヒーにおける味わいとは、そういうものだと僕は思います。
より上質なチョコレート感を楽しむなら、この値段じゃ正直難しいです。(土居珈琲とか、そういうレベルの金額になる)
ですが、このブラジルは値段が安いわりに鮮度もよく、甘味も旨味もあって飲みやすいと思います。
値段と味のバランスが良い、という点でこのブラジルは高く評価できます。(カルディのブラジルより酸味が少なく、数段飲みやすいです。旨味もある)
▼詳細レビュー
パロットコーヒーの豆「ブラジル ショコラ」おすすめ?正直な感想
2位:グァテマラ ファンシーサンタロッサ
価格(単品) | ¥1,134 |
内容量 | 200g |
100gあたり | ¥567 |
豆の産地 | グァテマラ 南部 サンタロッサ地方 |
焙煎度合い | シティロースト(中深煎り) |
送料 | ¥100 |
いつ届く? | 最短2日後 |
風味特性(フレーバー) | チョコレート、チェリー |
▼コーヒー豆を5段階評価
香り:3
コク:3
苦味:3
甘味:3
酸味:3
パロットコーヒーのグァテマラ ファンシーサンタロッサをペーパードリップして飲んでみると、チョコレートのようなコクとビターな旨みが感じられます。
苦味と酸味のバランスも均一に整っていて、誰もが飲みやすいと感じるであろうコーヒーに仕上がっています。
飲み進めていくと、チェリーのような甘酸っぱさが感じられます。また、桃の皮のそばを食べた時のような「渋み」が口に残ります。
この渋みは賛否があるかもしれませんが、コーヒーらしさを演出する要素のひとつだと僕は思います。
例えば、精米歩合が低い日本酒は雑味がありますが、その雑味がコクがある芳醇な味わいに感じられるのと同じ。
(コーヒーの渋みは生豆を洗えばなくなる。無ければ無いなりのクリアな美味しさがあり、あればあったなりのコクのある味わいになる)
いずれにせよ、Amazonで煎りたての新鮮なコーヒー豆が買えるのは嬉しいことです。Amazonのいろんなお店でコーヒー豆を買ってきましたが、これは当たりです。
値段もグラム単価567円なので、スタバと同じくらい。スタバよりもすっきりとした苦味で飲みやすく、日本人好みの味に仕上がっていると思います。
▼実際に購入した方の口コミ・評判・レビュー(ブログ・SNSから抜粋)
まろやかで期待以上でした
個性が強すぎない、かといって味気ないのもちょっと、という中途半端な私にぴったりでした。豆本来の味?焙煎の妙?。いずれにせよ、満足でした。次に買う時も同じであって欲しいです。
パロットコーヒーのグアテマラはレビュー数が少ないですが、悪い評価がありません。
このコーヒー豆を買った多くの方は、品質に満足しているのではないかと思われます。
▼詳細レビュー
まとめ(総評)
「パロットコーヒー」というお店のコーヒー豆2種類を飲んだ感想をまとめました。
総評すると、どのコーヒー豆も鮮度が非常によく、クリアな味わいの中に旨み、甘味を感じます。
100g 500円台という値段が高いか安いかは人それぞれだと思いますが、僕は値段と味のバランスが良いコーヒー豆だと感じました。
Amazonでは100g 700円出しても美味しくないコーヒー豆に出会う事が往々にしてあります。
通販でコーヒー豆を買う場合、実際に飲んでみるまで味が分かりません。
僕はこれまで1000種類の超える銘柄をネット通販で買ってきて、それなりに経験を積んでいるつもりですが、いまだに失敗します。
そんな中で、パロットコーヒーの飲み比べセットは当たりだと感じました。
また、初回限定という条件はありますが、この飲み比べセット(100g 356円。合計600g)もおすすめです。
Yahooニュースなどで何度も取り上げられているので、ご存知の方もいるかもしれません。
ここは焙煎の全国大会で優勝した専門店なので、おいしさは折り紙付きです。(初回限定、数量限定という制限アリですが、旨いです)