1992年にアメリカのシアトルで誕生したスペシャルティコーヒーショップ「タリーズコーヒー」では、世界各国から選び抜いた高品質なアラビカ種の生豆を全量、日本国内で焙煎(焙煎。生豆を加熱すること)しています。
タリーズでは、商品開発グループの専門家が年に2回、直接コーヒー豆の生産地(ブラジル、グァテマラなど)に赴き、豆の開発や選定、コーヒー豆の品質管理などを厳しく行うのが特徴です。
本記事では、1000種類以上の通販コーヒーを飲む筆者が、タリーズで飲みやすいおすすめコーヒー豆をランキング形式で10商品を紹介します。
ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
76種類のコーヒー豆を
飲み比べてみた
人気のコーヒー豆を飲み比べ、どれが一番おいしいかをランキング一覧表にまとめました。
送料無料、初回500円など、お得に買えるコーヒー豆も紹介しています。
タップできる目次
タリーズのコーヒー豆へのこだわり
冒頭でもお伝えしたように、タリーズでは品質の高いコーヒー豆を生産、買い付けするために海外の農協と協力しています。
まずは、タリーズがおいしいコーヒーを届けるために行っている海外との取り組みを紹介します。
1.グァテマラで最も優れたコーヒー豆を買い付け
▲2008年から毎年開催されているグアテマラのカッピングコンテスト
タリーズではグァテマラで一番優れたコーヒー豆を発掘するために、カッピングコンテストと呼ばれる品評会を2008年から毎年行っています。
カッピングコンテストとは?
まだ世に出ていないグァテマラの小規模農協で生産された高品質のコーヒー豆を発掘するための取り組み。
2021年は25農協のコーヒー豆を選定、審査を行ったのちに金賞を受賞した「アショラ農協」「グラノ デ オロ農協」「オハ ブランカ農協」「ウニオン ドゥラズニート農協」が季節限定コーヒー豆として登場しました。
カッピングとは、粗挽きにしたコーヒー粉をカップ内で抽出し、香りや味わいを確認する方法です。このコンテストで1番に輝いたコーヒー豆の中から、タリーズが更に厳選して毎年買い付けています。
-
実際に飲んだグアテマラコーヒーおすすめランキング12選【2024年】
続きを見る
2.ブラジル「バウ農園」と提携して商品開発
▲タリーズとパートナー契約を結んでいるブラジルのバウ農園とCEOのフクダ・トミオ氏
タリーズでは、ブラジルで高品質なコーヒーを手がける名門「バウ農園」と提携し、非常に優れた風味をもつ「ブルボン種」という品種のコーヒーを共同で生産しています。
また、この農園では完熟したコーヒーチェリーだけを収穫し、天日乾燥させた後に「トゥーリヤ」という木造の貯蔵庫でコーヒーの実を乾燥させたまま寝かせます。この工程を経ることによって、たっぷりの甘味を含んだコクのあるコーヒーになります。
バウ農園は日系二世の「フクダ・トミオ氏」がオーナーなのですが、同農園で栽培されたコーヒーは日本人好みの「コクと旨味のある美味しさ」が感じられます。
カフェオレはもちろん、ブラックでも美味しく飲める人気のコーヒー豆「ブラジル ファゼンダバウ」は、タリーズの定番商品ですが、こちらはバウ農園で生産されたものです。
3.コスタリカの「マイクロロット」プロジェクト
タリーズの3つ目のこだわりは、コスタリカのマイクロロット プロジェクト。マイクロロットとは、精製、品種、区画(エリア)、標高などで混ぜずに、丁寧に管理・生産されたコーヒー豆のことです。
通常、コーヒーは大きな設備で複数の小規模農園の豆をまとめて精製(加工)しますが、それでは「いろんな農園の豆が混ざり合ってしまい、農園ごとの個性的な味わいが感じられなくなる」とタリーズは考えました。
そこでタリーズは、コスタリカ国内でも特に品質の高いコーヒー豆を生産する「タラス」という場所に小さい設備を作り、完熟した高品質なコーヒーの実だけを受け入れた後に、各農園の豆ごとに精製から乾燥までを行い、出荷します。
この工程によって、高品質な豆が他の豆と混ざり合うことがなく、各コーヒー豆の個性的な風味を活かしたまま出荷することが可能になります。
僕たち消費者はより品質の高いコーヒーを口にすることができ、生産者には高い評価と報酬が与えられ、まさにwin-winの仕組みといえます。
-
実際に飲んだコスタリカコーヒー豆おすすめランキング10選
続きを見る
4.コーヒー生豆を全量、国内で焙煎(一部は静岡の工場で焙煎)
タリーズのコーヒー豆は、静岡県の自社工場「タリーズコーヒー ロースティングファクトリー」で焙煎しています。
同じシアトル系のコーヒーチェーンにスターバックスがあります。「スタバとタリーズは何が違うのか?」と議論されることもありますが、両者はコーヒー豆の鮮度が大きく異なります。
コーヒー豆は焙煎直後から香りが徐々に揮発し、口に含んだ時の風味が薄れていきます。この状態を一般的に「鮮度が落ちている」と言われます。
スターバックスでも、リザーブブランドなどの一部の高級コーヒー豆は中目黒の自社工場で焙煎され、新鮮な状態で店頭に並びますが、現在もほとんどのコーヒー豆は海外で焙煎したものを船便で一ヶ月ほどかけて輸入しています。
そのため、僕たちの口に入る頃には「焙煎から2ヶ月が経過していた」ということも珍しくありません。
焙煎豆の賞味期限は長くて1年と定められていることが多いですが、香りや風味を重視する場合は2週間で飲み切ることが望ましいとタリーズは提案しています。引用:タリーズ公式 コーヒー豆の保存方法
▲タリーズ仕様の焙煎機「PROBAT NEPTUNE(プロバットネプチューン)」
しかし、タリーズでは輸入した全ての生豆を国内にて「PROBAT」というドイツ製の焙煎機でローストし、全国の店舗に届けます。(静岡の工場では深煎りに特化した焙煎機「PROBAT NEPTUNE(プロバットネプチューン)」でローストされます。)
「タリーズに行けば、いつでも焙煎直後の新鮮なコーヒー豆が購入できる」というわけではありませんが、少なくとも海外から船便で運ぶ時間はカットされているため、結果的にスタバよりも鮮度の高いコーヒーを口にできる可能性が高いといえます。
タリーズコーヒー豆の特徴
ここでは、タリーズの多くのコーヒー豆に当てはまる2つの特徴を解説します。
深煎りがメイン(苦味が強く、酸味が少ない)
コーヒーチェリーの種子である生豆は「焙煎」という工程を経ることで写真のように黒い見た目になり、香ばしい香りを放ちます。
焙煎とは、 生豆を加熱する作業ですが加熱する時間が短いとフルーツ由来の甘酸っぱさが強調され、加熱する時間が長いと苦味やコクが強調されます。
タリーズで取り扱うコーヒー豆の多くは「深煎り」です。ほとんどのコーヒー豆は酸味が少なく、すっきりとキレの良い飲み心地を楽しめます。また、ミルクとも相性が良いので、ブラックはもちろんカフェオレも楽しみたい人におすすめです。
また、「コーヒーの酸味が苦手」という人にもおすすめです。
コーヒー豆は常時13種類〜15種類がラインナップ
タリーズでは季節限定のコーヒー豆を合わせて13種類から15種類ほどが常時ラインナップされています。
コーヒー豆の個性的な風味をそのまま生かした味わいを楽しめる「ストレート(シングルオリジン)」から、 バランスの良い味わいの「ブレンドコーヒー」まで豊富に揃っています。
ブレンドの中には、アイスコーヒーやカフェオレに合うものなど、それぞれの用途にぴったりのコーヒー豆もあります。
タリーズでは、コーヒーの味がわかりやすいように、「すっきり感」と「ボディ(コク)」が5段階で表記されているので、コーヒーに詳しくない方でも選びやすいのが特徴です。
タリーズのコーヒー豆おすすめランキング10選
ここから、実際に飲んだタリーズのおいしいコーヒー豆をランキング形式で紹介します。
なお、タリーズのコーヒー豆は店頭またはLOHACO(ロハコ)で購入できます。タリーズにはオンラインストアもありますが、 すべてのコーヒー豆が購入できるわけではなく、「ロースターラボ青葉台」で焙煎された5種類ほどのコーヒー豆のみ購入できます。
今回は、主にタリーズの店頭で購入できるコーヒー豆だけを厳選しました。
1位.ブラジル ファゼンダバウ
価格 | 1140円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 570円 |
1杯あたり | 57円 |
豆の産地 | ブラジル |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | ナチュラル(乾式) |
豆の品種 | アラビカ種(ブルボン種) |
1位に輝いたのは、冒頭でも紹介した「ブラジル ファゼンダバウ」。しっかりとしたボディと旨味、まるでお砂糖を入れたかのような濃厚な甘味があり、数あるコーヒー豆の中でも文句なしで1位という印象でした。
苦味と酸味のバランスが良く、ナッツのような香ばしいコクと豊かな甘みが感じられます。苦味が優しいので、どんな人も「美味しい」と感じそうな味わいに仕上がっています。
ミルクとの相性も良いので、カフェオレ用のコーヒー豆としてもおすすめです。 タリーズでどのコーヒー豆を買うか迷ったら、まずはブラジル ファゼンダバウをおすすめします。
ブラジル ファゼンダバウ
2位.エスプレッソクラシコ
価格 | 1240円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 621円 |
1杯あたり | 62円 |
豆の産地 | グァテマラ・コスタリカ 他 |
焙煎度合い | 深煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
甘く華やかな香りと、リッチで苦味の詰まったコクがあるコーヒーです。深いコクの中にキャラメルのような甘味も感じられます。
エスプレッソにして苦味をしっかり味わっても良いですし、ミルクを入れても美味しく楽しめます。
タリーズでは、エスプレッソクラシコがカフェラテやカプチーノなどのベースに使われています。そのためタリーズのエスプレッソ系ドリンクが好きという方にもおすすめです。
エスプレッソクラシコ
3位.モカジャバ
価格 | 1240円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 621円 |
1杯あたり | 62円 |
豆の産地 | インドネシア・エチオピア |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
ワインのような芳香と味わいが特徴のモカジャバ。 華やかな風味が特徴のモカと、マンテリンで有名なインドネシアの豆をブレンドしたもので、深いボディと甘みが感じられます。しっかりとした苦味のあとに、ふわっとチョコレートのような甘みが追随します。
モカという種類のコーヒーは、商品によっては華やかすぎるものや酸味が強いものもあるため好みが分かれますが、このモカジャバは酸味が少なく、どなたにも飲みやすい味わいに仕上がっています。モカの入門としてもおすすめです。
モカジャバ
4位.ピッコロバンビーノ
価格 | 1140円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 570円 |
1杯あたり | 57円 |
豆の産地 | グァテマラ・パプアニューギニア 他 |
焙煎度合い | 中深煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
タリーズの中では最も浅煎りのピッコロバンビーノ。すっきりとした味わいが特徴です。
実際に飲むとローストしたナッツやキャラメルのような香ばしい香りがあります。苦味は比較的少ないので、苦いコーヒーや濃厚なコクは苦手という方におすすめです。
ピッコロバンビーノ
5位.ブラックスリー
価格 | 1200円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 600円 |
1杯あたり | 60円 |
豆の産地 | コロンビア・ペルー |
焙煎度合い | 深煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
心地よい香りと深いボディ、そしてキャラメルのような甘い余韻が味わえるコーヒー豆が「ブラックスリー」です。
ブラックスリーはBlack(ブラックな色)、Body(リッチなボディ)、Blend(コロンビアとペルーのブレンド)の3つのBが由来で、名前の通りブラックで味わってほしいという願いが込められたコーヒーです。
実際に飲むと、まずガツンとした苦味がやってきて、その後にほのかな酸味と甘味が感じられます。どっしりとした苦味のあるコーヒーが好きな人におすすめです。
ブラックスリー
6位.オーガニック デカフェ エチオピアモカ
価格 | 1380円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 690円 |
1杯あたり | 69円 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | ナチュラル(乾式) |
豆の品種 | アラビカ種 |
ブルーベリーのような果実味とチョコレートのようなコクのある甘みが楽しめる、タリーズ唯一のデカフェコーヒーです。
口あたりがよく飲みやすいと同時に、しっかりとしたコクもあります。カフェインレスコーヒーにありがちな、「薄くてあっさりしすぎな味」ではなく、飲んだ後しっかりとコーヒーの余韻が残ります。
「エチオピア タデGGハイランド農園」のオーガニックコーヒー豆を、薬品を使用しないカフェイン除去方法「マウンテンウォータープロセス」によって、約97%のカフェインが安全に除去されています。
体に優しいデカフェコーヒーを飲みたい人や、夕食後のコーヒーとしてもおすすめです。
オーガニック デカフェ エチオピアモカ
7位.ハウスブレンド
価格 | 1140円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 570円 |
1杯あたり | 57円 |
豆の産地 | コロンビア・グァテマラ |
焙煎度合い | 中深煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
ほどよい苦味とすっきりとした酸味のバランスがとれたコーヒーで、タリーズでもよく本日のコーヒーとして出される人気のブレンドです。わずかにナッツのようなキレのある酸味が後を引きます。
特にこれといったクセがなく、どんな好みの方でも飲みやすい味です。コスパもよく、万人受けするコーヒーなので、毎日飲めてどんなシチュエーションにも合います。
ハウスブレンド
8位.カフェオレ モナーレ
価格 | 1240円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 621円 |
1杯あたり | 62円 |
豆の産地 | グァテマラ・コロンビア 他 |
焙煎度合い | 深煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
名前の通りミルクとの相性が抜群になるように作られたブレンド。
もちろんブラックでも飲めますが、ミルクを入れてカフェオレにして飲むとミルクの甘みやまろやかさが引き出され、やさしい味わいが楽しめます。
甘みの余韻が続く中に、かすかにスモーキーな風味や苦味が印象的です。コーヒーとミルクが絶妙にマッチするため、カフェオレ派の方におすすめです。
カフェオレ モナーレ
9位.DAYS and NIGHTS(デイアンドナイト)
価格 | 1369円 |
内容量 | 250g |
100gあたり | 547円 |
1杯あたり | 55円 |
豆の産地 | グアテマラ・コロンビア他 |
焙煎度合い | 記載なし |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
タリーズらしい苦味が味わえる、Amazon限定販売のコーヒー。粉の状態になっているので、ミルを持っていない人におすすめです。
スモーキーな香りがありながら、華やかな香りも感じられ、すっきりとした飲み心地が特徴。酸味が少なく、飲んでいるうちに徐々に苦味を感じ、深いコクが残ります。苦味の中にやわらかな甘味も感じられます。
容量が若干多いので普段使いにおすすめです。
TULLY'S(タリーズ) オリジナルブレンド DAYS and NIGHTS(デイアンドナイト) 250g レギュラー(粉)
10位.フレンチロースト
価格 | 1140円 |
内容量 | 200g |
100gあたり | 570円 |
1杯あたり | 57円 |
豆の産地 | グアテマラ・ケニア |
焙煎度合い | 深煎り |
精製方法 | 記載なし |
豆の品種 | アラビカ種 |
タリーズの中で最も深くローストされたコーヒーで、コーヒーの濃い味と苦味が特徴のフレンチロースト。酸味がほとんどなく、キレのよい味わいが楽しめます。
タリーズでエスプレッソ用のコーヒー豆や、カフェオレ用のコーヒー豆を購入したい人におすすめです。
フレンチロースト
ランキング一覧まとめ
最後に、タリーズのコーヒー豆おすすめランキング10選をまとめます。
商品名 | 内容量 | 値段 | 1杯あたり | 味の特徴 |
---|---|---|---|---|
ブラジル ファゼンダバウ |
200g | 1140円 | 57円 | 苦味と酸味のバランスがよい |
エスプレッソ クラシコ |
200g | 1240円 | 62円 | 苦味の詰まったコクとほのかな甘み |
モカジャバ | 200g | 1240円 | 62円 | ワインのように芳香な香りと味わい |
ピッコロ バンビーノ |
200g | 1140円 | 57円 | すっきりとした味わい・口当たりのよさ |
ブラック スリー |
200g | 1200円 | 60円 | 心地よい香りと深いボディ・甘い余韻 |
オーガニックデカフェ エチオピアモカ |
200g | 1380円 | 69円 | なめらかな甘みとしっかりとしたコク |
ハウス ブレンド |
200g | 1140円 | 57円 | バランスがとれた飲みやすいコーヒー |
カフェオレ モナーレ |
200g | 1240円 | 62円 | ミルクと相性抜群・まろやかでやさしい味わい |
タリーズオリジナルブレンド デイアンドナイト |
250g | 1369円 | 54円 | タリーズらしい苦味が味わえる・Amazon限定 |
フレンチ ロースト |
200g | 1140円 | 57円 | コーヒーの濃い味と苦味が味わえる |
どれか迷ったら、まずは「ブラジル ファゼンダバウ」がおすすめ。
味のバランスが良いので飲みやすく、全種類の中でも特にコクと旨味が感じられます。
ミルクにも負けないコクがあるので、カフェオレ用としてもおすすめ。
ブラジル ファゼンダバウをLOHACOで見る。
タリーズのコーヒー豆の買い方
先ほどもお伝えしたように、タリーズのコーヒー豆は店舗もしくはロハコで購入できます。
一部の商品はタリーズ公式オンラインストアやAmazon、Yahoo!ショッピングなどでも購入できますが、 品揃えの豊富さは店舗かロハコに軍配が上がります。
なお、タリーズのコーヒー豆の量は基本的に200g単位での購入になりますが、店頭なら100gの量り売りにも対応しています。
購入方法は、レジで店員さんに「○○のコーヒー豆を100gでください」と伝えれば購入できます。
購入したコーヒー豆は挽いてくれる|挽き方は4種類から選べる
全国のタリーズ店舗で購入したコーヒー豆を挽いてくれるので、ミル、グラインダーを持っていなくても大丈夫です。
また、購入した店舗に限りコーヒー豆を持ち込めば挽いてくれます。ただしタリーズのコーヒー豆に限ります。
スタバなど他店で購入したコーヒー豆をタリーズで挽いてもらうことはできません。
タリーズでは豆の挽き方を4種類から選べます。
- エスプレッソ用(極細挽き)
- 水出しコーヒー用(中細挽き)
- ペーパーフィルター用(中挽き)
- フレンチプレス用(粗挽き)
タリーズでは挽き方を番号で指定しなくて良いので、どの器具で抽出するのかを伝えればOKです。
「ハッピービーンズデー」を利用すればポイント2倍!還元率19.2%
タリーズでは、コーヒー豆をお得に購入できる「ハッピービーンズデー」というイベントが毎週金曜日と土曜日に実施されます。
ハッピービーンズデーにコーヒー豆を購入するメリットは、タリーズスタンプが通常の2倍もらえること。
タリーズには店舗独自のポイント制度である「タリーズスタンプ制度」があります。通常であれば、コーヒー豆100gの購入につきスタンプ1つ押印されますが、ハッピービーンズデーなら2倍なので、スタンプ2つ押印されます。
タリーズのコーヒー豆は200g単位で販売されているので、1袋購入した場合、ハッピービーンズデーなら4つ押印されます。
▲スタンプが貯まったビーンズスタンプカードは最大1100円分のクーポンとして使える
タリーズスタンプを20個集めるごとに1000円分のクーポン券として使え、さらに消費税分を値引きしてもらえるので大変お得です。(店内でドリンクを飲んだ場合は1100円分お得になる)
【還元率は驚異の19.2%!】
例えば、ランキング1位の「タリーズ ブラジル ファゼンダバウ」は200gで1,140円です。仮にハッピービーンズデーに豆を5つ購入した場合、スタンプ20個が押印され、クーポンを入手できます。
コーヒー豆の代金5700円を支払って、最大1100円分のクーポンが還元されるので、還元率は19.2%となります。
「タリーズではコーヒー豆しか買わない」という人なら、コーヒー豆を5つ購入すれば1つ無料でコーヒー豆をもらえるイメージなので、かなりお得なサービスといえます。
クーポンはコーヒー豆やグッズ類、ドリンクの購入に使えます。また、ビーンズスタンプカードは発行した店舗に限らず、全国のタリーズで使用できるのも嬉しいです。
もし、コーヒー豆を購入する際にビーンズスタンプカードを忘れた場合は、必ずその場で新しいカードを発行し、スタンプを押印してもらいましょう。ビーンズスタンプカードは合算できるので、後日メインのカードに合算してもらいましょう。
タリーズコーヒー豆に関連する人気記事
同じシアトル系のスタバコーヒー豆もほぼ全種類飲んでレビューしています。詳しくは「スタバのおすすめコーヒー豆は?年間260回以上スタバに通うマニアが語る」をご覧ください。
-
【2024年版】スタバのコーヒー豆おすすめランキング15選
続きを見る
また、シアトル発のブルーボトルコーヒーのレビューもしています。詳しくは「ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選|実際に飲んだレビューまとめ」をご覧ください。
-
ブルーボトルのコーヒー豆おすすめ10選!実際に飲んで美味しかったのはこれ
続きを見る