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コーヒーレビュー

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

2022年5月14日

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スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

2022年5月14日

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

忖度なしのレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。

今回は、スターバックスのコーヒー豆「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」を飲んだ正直な感想をレビューします。

実際に飲んでみて、このエチオピアはどんな方におすすめなのか?

値段に見合った価値を感じられるか?などを忖度なしで述べます。

※記事中の値段は全て税込です。

著者のプロフィール

コーヒーマニア 山口誠一郎

山口 誠一郎
バリスタ / 焙煎士

1,000種以上の通販コーヒーを飲むマニア。

TV出演、文藝春秋(文春オンライン)コラムを掲載。

※当ページの情報は執筆時点の情報です。商品に関する最新の情報は各メーカー、販売店にお問い合わせください。※当サイトのコンテンツではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

サンドライドとはコーヒーの精製方法のこと

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

エチオピアのコーヒーはナチュラル(乾式、乾燥式)で精製されることが一般的です。

しかし、イルガチェフェは水が豊富なため、ウォッシュド(水洗式)で精製されることが一般的で、クリアな味のコーヒーが多いです。

ですが、今回レビューするコーヒー豆はナチュラルのイルガチェフェで、 豆本来の風味が際立つ精製法です。

スターバックスではナチュラル精製のことをサンドライ(乾燥式)加工法と呼んでいます。

サンドライ加工法は「甘み」が引き立つ

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

サンドライ(乾燥式)加工法では、収穫したチェリーをアフリカンベッドと呼ばれる乾燥棚の上に薄く広げます。

コーヒー生豆が果肉と、ハチミツのように甘く粘り気のある粘液「ミューシレージ」に接触したままの状態で数日かけて加工します。

このミューシレージの量や生豆と接触している時間がコーヒーの風味に影響を与え、コクや甘みが変化します。

ウォッシュドのイルガチェフェはすっきりとした味わいなのに対し、サンドライのイルガチェフェは甘みが強く、コクのある味わいが感じられる傾向にあります。

サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツの基本情報

コーヒー豆の特徴

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

コーヒー豆の産地 エチオピア
コーヒー豆の品種 アラビカ種
農園の標高 記載なし
精製方法 ナチュラル(乾燥式)
焙煎度合い シティロースト(中煎り)

今回レビューするコーヒーは、通常の店舗よりも高品質な豆を取り扱う「スターバックスリザーブ」限定で販売されます。

チェレレクツとは、生豆を精製する加工場のこと。ウェットミルやコーヒーミルとも呼ばれます。

この加工場で精製された豆だけを使っていて、他の農園の豆が混じったりはしません。

そのため、この加工場が生み出した風味だけを最大限味わえるのが、この商品の特徴です。

なお、 エチオピアコーヒーの風味は一般的に柑橘系フルーツに例えられることが多く、華やかなフレーバーが特徴です。

チェレレクツ加工場とは

チェレレクツ加工場は、エチオピア国内でも「最高のテロワール」と言われるイエガチョフ郡にあります。

この加工場は、伝統的なコーヒー生産を行う農家を経済的に支え、何年にもわたって関係を築いています。

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

▲チェレレクツ加工場

ピークシーズンになると、チェレレクツ加工場に650軒を超えるコーヒー生産者から完熟したコーヒーチェリーが運び込まれます。

イエガチョフ郡では生産者が自分たちの畑の広さの単位としてヘクタールではなく、コーヒーの木の本数を使います。

平均的な大きさはサッカーコートか、それより小さいくらいです。

値段は3,672円。容量は250g

値段は3,672円/250gで販売されています。

100gあたり 1469円
配送料 200円
税抜5,000円以上で送料無料。

2021年より、環境の変動によって世界的に生豆の価格が上がっていますが、100gで約1500円超というと、かなりの高級銘柄と言えるでしょう。

スターバックスリザーブ店舗では、豆を買う前にマグカップで飲むこともできます。

値段はショートサイズで1012円、トールサイズで1056円です。

なお、「リワードチケット」「コミューターマグクーポン」「CVクーポン」などが利用可能です。

テイスティング評

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュースタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

カップに顔を近づけるだけで、イルガチェフェの特徴的なオレンジのような香りと、華やかな風味が強く感じられます

実際に飲んでみると、スターバックスらしいスモーキーなフレーバーはそのままに、エチオピアらしい柑橘系を思わせるフレーバーが強く感じられます。

通常のスタバ店舗で販売されているエチオピアとは全く異なる味わいで、日本の自家焙煎店で買える深煎りのイルガチェフェに近い。

「スタバのコーヒーは苦手だけど、これなら飲める」という人が多そうなコーヒー豆です。

普段モカやキリマンジャロを好んで飲む方におすすめです。

酸味もありますが、スモーキーなフレーバーもかなり強いので、「酸っぱい」と感じることはありません。

味が強いと感じるなら、やや薄めにドリップするか、普通にドリップしたコーヒーを加水してすっきりさせる飲み方がおすすめ。

こうすると後味がすっきりとして、爽やかなアフターテイストが楽しめます。

また、味がクリアになる分、相対的に甘みが引き立ちます。

総評

100gあたり1469円は強気な価格設定だと感じます。

しかし、リワードチケットを使えば100g1166円まで安くなるので、その値段なら考える余地もあるかも。

エチオピアらしさもありながら、スモーキーさも欲しい人に好まれそうです。

味が似ているコーヒー豆は?

スタバのコーヒー「サンドライド エチオピア イエガチョフ チェレレクツ」の感想を正直にレビュー

味は似ていませんが、華やかさな風味をもつ豆として「サイレンブレンド(100g576円)」が挙げられます。

同じアフリカ産の豆で柑橘系のフレーバーを持つ「ケニア」と、 全世界の中でも特に品質が高いコスタリカ産の豆を使ったブレンドです。

※コスタリカで作られる50%の豆が高価な「スペシャルティコーヒー」として取引されています。

なお、定番商品にも「エチオピア」がありますが、あれは華やかさがほぼないため、 今回飲んだエチオピアとは全くの別物です。

スタバの全コーヒー豆をレビューしています。

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より華やかで、かつお手頃価格のエチオピアなら、ポストコーヒーがおすすめです。

本当にフルーツのような味がするコーヒーが100g370円で購入できます。

詳しくは次のレビューをご覧ください。

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