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コーヒーレビュー

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

2019年8月4日

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澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

2019年8月4日

こんにちは、コーヒーブロガー山口です。

ここでは、世界中の有名なコーヒー豆を通販で買ってレビューしています。

たまに、楽天などで販売されているコーヒー豆もレビューしています。

今回は、鳥取県のコーヒー&紅茶を取り扱う「澤井珈琲」のブレンドコーヒー豆「ゴールデンブレンド」をレビューします。

澤井珈琲は、楽天でもっとも有名なコーヒー販売店なので、名前を聞いたことがあるかも知れません。

僕も、名前はずっと前から知っていたのですが、飲むのは今回が初めてです。

澤井珈琲は、とにかくコーヒー豆が安く、離島以外は送料無料で届けてくれるので、お得にたくさんのコーヒーを飲みたい人向けの商品かと思います。

100gあたり160円という圧倒的な安さは、やっぱり魅力ですよね。

ただ、実際どんな味がするのかな?と、ちょっとは気になるかと思います。

なので、本記事では、

  • 「澤井珈琲って安いけど、楽天の通販ページに書いてあるように美味しいの?」
  • 「通販で買って、もし美味しくなかったら嫌だし、安物買いの銭失いはヤダなぁ・・・」
  • 「コーヒーを飲み慣れている人の感想も知りたい」

こんな気持ちに応えていきます。

結論からいうと、値段に見合った味わいです。

味は重視しないで、とにかく安く、たくさんコーヒーを飲みたい人向けの商品です。

まずは、澤井珈琲「ゴールデンブレンド」の細かいスペックや、豆の状態からご覧ください。

【コーヒー豆通販レビュー】澤井珈琲ゴールデンブレンド

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

澤井珈琲のゴールデンブレンドは、楽天通販サイトで次のように紹介されています。

濃厚なコクとキリリとした味わいは、まさに黄金級の美味しさ ~SAWAI ゴールデンブレンド GOLDEN BLEND ~

コーヒー専門店として創業30年余りの歴史を誇る当店が、 苦味の美味しさを追求して作り出した苦味がたまらないブ レンドコーヒー。

それが、このゴールデンブレンドです。

大人の方だけの特権!すっきりとして上品な口当りの、苦味が堪らないブレンドコーヒーに仕上がっております。

こちらのコーヒーは、インドネシア、スマトラ島産出のマンデリンスーパーグレードの旨みを大切にブレンドしたコーヒーで、優しい口当たりの中、一口、口に含むと、重いコクと濃厚な香りが口いっぱいに響き渡ります。

出典:澤井珈琲の楽天通販サイト

値段

税込2,399円 1.5Kg
※100gあたり160円

コーヒー豆の種類

インドネシア、ブラジル、他

焙煎度合い

アフターミックスと思われる。
<(それぞれのコーヒー豆で焙煎度合いが異なる。産地ごとのコーヒー豆の個性を活かすために行われる手法)

豆の状態

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる 澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

澤井珈琲のゴールデンブレンドをパッケージから出すと、ちょっと焦げた臭いがします。

おそらくアフターミックスされているから、ここまでコーヒー豆の色がバラバラなのだと思います。

割れたり欠けたり、虫食い豆などの欠点豆は、かなり多く混入しています。

また、黄色い豆だけど、焦げてしまっている?ような、ちょっと今まで見たことがないような豆も入っています。

味・香りを5段階でみる

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

澤井珈琲ゴールデンブレンドを3つのコーヒー器具で飲み比べ

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる
▲左から

  • ハリオV60ドリッパー
  • ハリオ ウッドネック ネルドリッパー
    (フィルターはマルタ製の4枚接ぎ。一人用を使用)
  • ハリオ カフェプレス スリム

はじめに、ペーパードリップの定番「ハリオV60ドリッパー」で抽出して飲んでみて、そのあとコーヒープレス、ネルドリップという順番で飲みます。

【抽出環境】

  • 1杯あたりに使う豆:17〜20g
  • コーヒー液の量:150cc
  • お湯の温度:85℃
  • 蒸らし時間:30秒
  • 使うコーヒーポット:カリタ製ホーローポット
  • お湯を沸かす道具:ティファールの電気ケトル
  • その他のコーヒー器具:微粉ふるい器

ハリオV60ドリッパー

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

中挽きにした澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」を、ハリオV60ドリッパーにセットして、お湯を静かに注いでいきます。

湯に触れたコーヒー粉は、ふわっと膨らんで、鮮度は悪くなさそうです。

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

実際に飲むと、ほのかに焦げた苦味が感じられます。

全体的に味が薄く、多少焦げた苦味がありますが、コクや甘みはなく、酸味もほとんど感じられません。

つかみ所がないコーヒーというか、いくら飲んでも味がないので感想が浮かびません。

次はコーヒープレスで淹れてみます。

コーヒープレス(フレンチプレス)

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

粗挽きにした澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」をコーヒープレスで抽出して飲むと、焦げた苦味に加えて酸味が感じられました。

酸味は、すっきりと爽やかな感じじゃなく、ノドの奥にいつまでも残る感じで、あまり質の良い酸味だとは感じません。

コーヒーの個性を発揮できるコーヒープレスですが、今回ばかりは発揮できず、味が全体的にボヤけた印象。

いろんな産地のコーヒー豆がブレンドされた商品ですが、それぞれの豆の個性が際立つ感じはありません。

飲み進めていくと、青臭さと、土臭さが舌に残ります。

フレンチプレスは、コーヒー豆の個性を良くも悪くも目一杯だす抽出方法なので、この飲み方は向いてないと感じました。

最後にネルドリップして飲んでみます。

ネルドリップ

澤井珈琲のコーヒー豆ゴールデンブレンドを飲んだ感想を正直に述べる

粗挽きにした澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」をネルドリップして飲むと、ペーパードリップで飲んだ時と同じように、味が薄いです。

ちなみに、僕の抽出方法をちょっとお伝えしておきます。

ここ最近は、雑味なくクリアな味にするように、多めのコーヒー豆でちょっとだけ抽出し、あとはお湯で割ってます。

具体的には、コーヒー液150ml作るなら、コーヒー豆を20g使用し、抽出は75mlだけ。残り半分はお湯を足す。

エスプレッソでいうところの「リストレット」のような方法で抽出しています。

使う豆の量はかなり多いですが、こうすると、簡単に雑味ないクリアな味のコーヒーが作れます。

また、この方法で入れると味がクリアになる分、甘みや旨味はもちろん、細かい風味も感じられるようになって、楽しいのです。

今回のゴールデンブレンドも同じ方法で抽出しましたが、味がほとんどしません。

まとめ

澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」を通販で買ったので、レビューしてきました。

いずれの飲み方でも、焦げた苦味以外の味を、あまり感じません。

コーヒープレスで抽出すると、青臭さや土臭さが舌に残るので、この抽出方法は向いてないかと。

【おすすめできるコーヒー豆か?】

安くて大量のコーヒーをお得に買いたい人には良いかも。

味を重視するなら、ほかのコーヒーをおすすめします。

じゃあ、どこのコーヒー豆が美味しいの?

ぼくが今まで飲んできた「誰もが美味しい!と喜べるコーヒー」を、下記にランキング形式でまとめました。

定番のブラジルやマンデリン、モカ等をはじめ、希少銘柄のブルーマウンテンNo.1、パナマゲイシャ、ジャコウネコの糞から採取したコピルアク、セントヘレナなど、色んなコーヒーを自腹で飲んできました。

なので、それなりに信頼性のあるランキングかと思います。

自宅用コーヒーを選ぶときはもちろん、コーヒーギフトを選ぶ際にも有益な内容となっています。

76種類のコーヒー豆を飲み比べてみた【ランキング一覧表】

今まで飲んできた通販コーヒー豆の一部

Amazonや楽天、有名ブランドなどのコーヒー豆76種類をお取り寄せして、実際に飲み比べました。

有名なスタバやカルディをはじめ、丸山珈琲やサザコーヒーなどの人気店の味わいを50段階で数値化し、ランキングの順位を決定しました。

この記事では、酸っぱくないフルーティーなコーヒー豆や、酸味が少なくい飲みやすいコーヒー豆などを中心に紹介しており、100gあたり300円台で買えるコスパの良い商品も取り上げています。

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