こんにちは、コーヒーブロガー山口です。
ここでは、世界中の有名なコーヒー豆を通販で買ってレビューしています。
たまに、楽天などで販売されているコーヒー豆もレビューしています。
今回は、鳥取県のコーヒー&紅茶を取り扱う「澤井珈琲」のブレンドコーヒー豆「ゴールデンブレンド」をレビューします。
澤井珈琲は、楽天でもっとも有名なコーヒー販売店なので、名前を聞いたことがあるかも知れません。
僕も、名前はずっと前から知っていたのですが、飲むのは今回が初めてです。
澤井珈琲は、とにかくコーヒー豆が安く、離島以外は送料無料で届けてくれるので、お得にたくさんのコーヒーを飲みたい人向けの商品かと思います。
100gあたり160円という圧倒的な安さは、やっぱり魅力ですよね。
ただ、実際どんな味がするのかな?と、ちょっとは気になるかと思います。
なので、本記事では、
- 「澤井珈琲って安いけど、楽天の通販ページに書いてあるように美味しいの?」
- 「通販で買って、もし美味しくなかったら嫌だし、安物買いの銭失いはヤダなぁ・・・」
- 「コーヒーを飲み慣れている人の感想も知りたい」
こんな気持ちに応えていきます。
結論からいうと、値段に見合った味わいです。
味は重視しないで、とにかく安く、たくさんコーヒーを飲みたい人向けの商品です。
まずは、澤井珈琲「ゴールデンブレンド」の細かいスペックや、豆の状態からご覧ください。
【コーヒー豆通販レビュー】澤井珈琲ゴールデンブレンド
澤井珈琲のゴールデンブレンドは、楽天通販サイトで次のように紹介されています。
濃厚なコクとキリリとした味わいは、まさに黄金級の美味しさ ~SAWAI ゴールデンブレンド GOLDEN BLEND ~
コーヒー専門店として創業30年余りの歴史を誇る当店が、 苦味の美味しさを追求して作り出した苦味がたまらないブ レンドコーヒー。
それが、このゴールデンブレンドです。
大人の方だけの特権!すっきりとして上品な口当りの、苦味が堪らないブレンドコーヒーに仕上がっております。
こちらのコーヒーは、インドネシア、スマトラ島産出のマンデリンスーパーグレードの旨みを大切にブレンドしたコーヒーで、優しい口当たりの中、一口、口に含むと、重いコクと濃厚な香りが口いっぱいに響き渡ります。
出典:澤井珈琲の楽天通販サイト
値段
税込2,399円 1.5Kg
※100gあたり160円
コーヒー豆の種類
インドネシア、ブラジル、他
焙煎度合い
アフターミックスと思われる。
<(それぞれのコーヒー豆で焙煎度合いが異なる。産地ごとのコーヒー豆の個性を活かすために行われる手法)
豆の状態
澤井珈琲のゴールデンブレンドをパッケージから出すと、ちょっと焦げた臭いがします。
おそらくアフターミックスされているから、ここまでコーヒー豆の色がバラバラなのだと思います。
割れたり欠けたり、虫食い豆などの欠点豆は、かなり多く混入しています。
また、黄色い豆だけど、焦げてしまっている?ような、ちょっと今まで見たことがないような豆も入っています。
味・香りを5段階でみる
澤井珈琲ゴールデンブレンドを3つのコーヒー器具で飲み比べ
▲左から
- ハリオV60ドリッパー
- ハリオ ウッドネック ネルドリッパー
(フィルターはマルタ製の4枚接ぎ。一人用を使用) - ハリオ カフェプレス スリム
はじめに、ペーパードリップの定番「ハリオV60ドリッパー」で抽出して飲んでみて、そのあとコーヒープレス、ネルドリップという順番で飲みます。
【抽出環境】
- 1杯あたりに使う豆:17〜20g
- コーヒー液の量:150cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
- 使うコーヒーポット:カリタ製ホーローポット
- お湯を沸かす道具:ティファールの電気ケトル
- その他のコーヒー器具:微粉ふるい器
ハリオV60ドリッパー
中挽きにした澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」を、ハリオV60ドリッパーにセットして、お湯を静かに注いでいきます。
湯に触れたコーヒー粉は、ふわっと膨らんで、鮮度は悪くなさそうです。
実際に飲むと、ほのかに焦げた苦味が感じられます。
全体的に味が薄く、多少焦げた苦味がありますが、コクや甘みはなく、酸味もほとんど感じられません。
つかみ所がないコーヒーというか、いくら飲んでも味がないので感想が浮かびません。
次はコーヒープレスで淹れてみます。
コーヒープレス(フレンチプレス)
粗挽きにした澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」をコーヒープレスで抽出して飲むと、焦げた苦味に加えて酸味が感じられました。
酸味は、すっきりと爽やかな感じじゃなく、ノドの奥にいつまでも残る感じで、あまり質の良い酸味だとは感じません。
コーヒーの個性を発揮できるコーヒープレスですが、今回ばかりは発揮できず、味が全体的にボヤけた印象。
いろんな産地のコーヒー豆がブレンドされた商品ですが、それぞれの豆の個性が際立つ感じはありません。
飲み進めていくと、青臭さと、土臭さが舌に残ります。
フレンチプレスは、コーヒー豆の個性を良くも悪くも目一杯だす抽出方法なので、この飲み方は向いてないと感じました。
最後にネルドリップして飲んでみます。
ネルドリップ
粗挽きにした澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」をネルドリップして飲むと、ペーパードリップで飲んだ時と同じように、味が薄いです。
ちなみに、僕の抽出方法をちょっとお伝えしておきます。
ここ最近は、雑味なくクリアな味にするように、多めのコーヒー豆でちょっとだけ抽出し、あとはお湯で割ってます。
具体的には、コーヒー液150ml作るなら、コーヒー豆を20g使用し、抽出は75mlだけ。残り半分はお湯を足す。
エスプレッソでいうところの「リストレット」のような方法で抽出しています。
使う豆の量はかなり多いですが、こうすると、簡単に雑味ないクリアな味のコーヒーが作れます。
また、この方法で入れると味がクリアになる分、甘みや旨味はもちろん、細かい風味も感じられるようになって、楽しいのです。
今回のゴールデンブレンドも同じ方法で抽出しましたが、味がほとんどしません。
まとめ
澤井珈琲の「ゴールデンブレンド」を通販で買ったので、レビューしてきました。
いずれの飲み方でも、焦げた苦味以外の味を、あまり感じません。
コーヒープレスで抽出すると、青臭さや土臭さが舌に残るので、この抽出方法は向いてないかと。
【おすすめできるコーヒー豆か?】
安くて大量のコーヒーをお得に買いたい人には良いかも。
味を重視するなら、ほかのコーヒーをおすすめします。
じゃあ、どこのコーヒー豆が美味しいの?
ぼくが今まで飲んできた「誰もが美味しい!と喜べるコーヒー」を、下記にランキング形式でまとめました。
定番のブラジルやマンデリン、モカ等をはじめ、希少銘柄のブルーマウンテンNo.1、パナマゲイシャ、ジャコウネコの糞から採取したコピルアク、セントヘレナなど、色んなコーヒーを自腹で飲んできました。
なので、それなりに信頼性のあるランキングかと思います。
自宅用コーヒーを選ぶときはもちろん、コーヒーギフトを選ぶ際にも有益な内容となっています。 続きを見る
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