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今回はスタバのコーヒー豆「オータムブレンド」の正直な感想をレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
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オータムブレンドの基本情報
コーヒー豆の特徴
毎年秋になると登場するオータムブレンドは、マロンやスイートポテト、パンプキンなど秋の味覚との相性を考えて作られたコーヒーです。
インドネシアやグアテマラのコーヒーをブレンドして、コクのある味とハーブのような風味を表現しています。
毎年9月から10月頃下旬まで販売されます。
値段、豆の量、焙煎度合い
価格 | 1650円/250g |
100gあたり | 660円 |
送料 | 220円〜(5,000円以上の購入で無料) |
豆の産地 | インドネシア、グァテマラ |
品種 | アラビカ種 |
精製 | セミウォッシュド(半水洗式)、ウォッシュド(水洗式) |
焙煎度合い | 深煎り(スターバックスダークロースト) |
オータムブレンドは、100gから10g単位での「量り売り」にも対応しているので、少量だけお試し購入することも可能です。
また、オータムブレンドが「本日のコーヒー(日替わりのドリップコーヒー)」に指定されている場合は、無料で試飲させてもらうことも可能です。
オータムブレンドは店舗、オンラインストアどちらでも購入できます。
鮮度はどちらで購入しても変わらず、焙煎後1ヶ月以上の豆を提供しています。
焙煎度合いは「スターバックスダークロースト」で、一般的なフルシティ〜フレンチローストに相当する深煎りです。
店舗ではコーヒーを次の状態で購入できます。
- 豆のまま
- 粉:ペーパードリップ用
- 粉:ネルドリップ用
- 粉:エスプレッソ用
- 粉:コーヒープレス用
- 粉:マキネッタ用
使うコーヒー器具に合わせて13段階から挽き具合を決めてくれます。
お気に入りの挽き具合があれば自分で指定することも可能です。
豆、粉いずれも値段は変わりません。
なお、オンラインストアでは豆での購入となり、粉の状態では販売されていません。
レビュー
抽出環境・条件
豆の量:16g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:160cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:30秒
飲む前に、まずオータムブレンドは割れたり欠けたりした豆が多く、焦げた豆も混じっています。
焦げた豆を取り除くと、すっきりした苦味になって飲みやすくなります。
カフェオレの場合はそのままでも問題ありません。
ペーパードリップで飲むと、キレの良い苦味とほどよい酸味のバランスがよく飲みやすいです。
焦げたような苦味がチクチクと口内を刺激する感じはありますが、後味は意外とすっきりしています。
バスクチーズケーキや、スイートポテトシフォンケーキと相性がよく、甘くなった口内をさっぱりさせてくれます。
コーヒープレスで抽出して飲むと、クルミのような味と酸味が感じられます。
ペーパードリップで淹れた時のような「チクっと刺さる苦味」は控えめになります。
ネルドリップして飲むと、ほのかに甘酸っぱさが感じられます。
総評
苦味のキレが良く後味がスッキリしているので、酸味が少ないコーヒーを飲みたい人におすすめです。
ブラックはもちろん、カフェオレとも相性が良いです。
ただし1650円という値段を考えると、より安価なスマトラ(250g1,540円)と大差ないか、スマトラの方が品質的には若干上という印象です。
コスパ重視の方はスマトラでも良いでしょう。
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【2024年版】スタバのコーヒー豆おすすめランキング15選
味が似ているコーヒー豆は?
他のチェーン店では、 オータムブレンドやスマトラよりコスパの良い豆がありません。
ドトールの豆は全体的に酸味があり、そもそも味の方向性が全然違います。
タリーズだとスタバより値段が上がります。
カルディやジュピターなどの激安チェーンだと扱う豆のグレードがスタバとは異なるため、同じような味のものがありません。
(カルディのマンデリンフレンチでも、スタバほど味が強くないです。コクも少ない)
他のお店のコーヒーですが、コスパ重視なら「青海エスプレッソ」がおすすめです。
「1日400杯売れる行列ができるコーヒー店」 として有名な青海珈琲の商品です。
100g400円なのでスタバよりコスパが良く、味の方向性がスタバに似ています。(酸味が少なくて味が強い)
この店では煎りたての新鮮な豆を届けてくれるので、香りが良いことが特徴です。
ミルクに負けないコクと苦味、豊かな甘みがあり、アイスコーヒー、カフェオレにも向いています。
3種類の豆から選べるので、苦いのが好きなら「青海エスプレッソ」を3つ選ぶのがおすすめです。