本記事では、実際に飲んだ甘いコーヒー豆をランキング形式で紹介します。
まず、「甘いコーヒー豆」とは、「欠点豆がなく、完熟したコーヒー豆を、その個性が活きる温度で丁寧に焙煎したもの」といえます。
シアトル系コーヒーのように「苦味」が強すぎると甘みは消えてしまい、市販品などに含まれる「欠点豆」が多いと渋みが邪魔をして甘みを感じにくくなります。ですので、甘いコーヒーを求める人は、精製や鮮度にこだわる専門店に辿り着く傾向にあります。
では、どんな専門店で買えば良いのか?今回は楽天で人気の「澤井珈琲」や誰もが知っている「スターバックス」、Amazonで人気の「東京コーヒー」など、有名店を中心にランキング形式で甘いコーヒー豆を紹介します。

ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
筆者おすすめの甘いコーヒー豆

2,545円 200g(100g×2)
チョコレート、キャラメル系の甘味が一番強いのは、土居珈琲の「小さな焙煎おためしセット」です。
この店は、40年以上コーヒーの甘みを引き出す焙煎にこだわっているのですが、チョコレートのような香りと甘味が非常に強くて美味しいです。
注文を受けてから焙煎して発送するので、香りが全く揮発しない状態で届くのが他のお店と違うところです。サザコーヒーやスターバックスなど、他店と比較して甘味が強く、飲んだ後の余韻も長いです。
高級自動車メーカーのLEXUS、ヤナセの会員誌でも「伝説の珈琲」として紹介され、上質な甘みが評価されています。また、料理王国100選にも選ばれるなど、数々の賞を受賞しています。
ずばり、本当に甘くておいしいコーヒー豆を求める人に一番おすすめです。
土居珈琲の小さな焙煎おためしセットを公式で見る
タップできる目次
- 筆者おすすめの甘いコーヒー豆
- 甘いコーヒーとは?
- 甘いコーヒー豆の種類
- 甘いコーヒーの「質」を決める精製方法
- 甘いコーヒー豆おすすめランキング22選
- 1位.土居珈琲 小さな焙煎おためしセット
- 2位.kurasu Coffee Kyoto マイクロロットセット
- 3位:自家焙煎コーヒー専門店きゃろっと 初回お試しセット
- 4位.東京コーヒー オーガニックブレンド
- 5位.スターバックス ウイスキー バレル エイジド コーヒー
- 6位.パロットコーヒー タナトラジャ
- 7位.猿田彦珈琲 バレルエイジド エチオピア タミルタデッセ ナチュラル
- 8位.丸山珈琲 丸山珈琲のブレンド
- 9位.ライオンコーヒー バニラマカダミア
- 10位.タリーズ ブラジル ファゼンダバウ
- 11位.猿田彦珈琲 猿田彦フレンチ
- 12位.キンボ エスプレッソナポリ
- 13位.サザコーヒー サザスペシャルブレンド
- 14位.銀河コーヒー モカ イルガチェフ ナチュラル
- 15位.サザコーヒー徳川将軍珈琲
- 16位.カルディ ブラジル
- 17位.無印良品 ダークテイスト
- 18位. ムゼッティ ロッサ
- 19位.加藤珈琲店 ゴールデンブレンド
- 20位.スターバックス ハウスブレンド
- 21位.澤井珈琲 やくもブレンド
- 22位.UCC ゴールドスペシャル スぺシャルブレンド
- 焙煎によって甘くなる理由
- 甘いコーヒーの入れ方
甘いコーヒーとは?

甘いコーヒーを一言で説明すると、冒頭でもお伝えしたように、適切に焙煎された品質の高いコーヒー豆のことだと僕は考えています。
まず「品質の高いコーヒー豆」について説明しようと思いますが、コーヒー豆の品質は次の要素で決まると一般的に言われています。
| 栽培場所の標高 |
昼夜の寒暖差がある。寒暖差によってコーヒーチェリーが寒さから身を守るために水分を減らし、かわりに糖分を増やす。冬野菜が寒さで凍らないよう、細胞に糖を蓄積するため甘くなるのと同じ原理。甘みの素となるリンゴ酸は標高が高い場所で栽培されるコーヒーに多く含まれる。
|
| 土壌 |
ミネラルと腐植を含んだ火山灰性の土壌で栽培されたコーヒーは脂質と糖質に影響すると考えられている
|
| 収穫方法 |
手摘みの場合、甘みが強い「完熟豆」だけを選別できる。機械収穫だと未熟豆が混じるため甘みが減る
|
| コーヒーの品種 |
パカマラ、ブルボン、SL28(いずれももアラビカ種)などは特に甘いことで有名
|
つまり、良い土壌で、標高が高い場所で栽培されて手摘みで収穫されたブルボン種なんかは「品質の高いコーヒー豆」である可能性が高いと言えます。
グアテマラなどは標高の高さでコーヒー豆が格付けされるほど、標高は重要視されています。収穫については手摘みでやると欠点豆が混じらないので、必然的に美味しいコーヒーだけを選別できることになります。
ブルボン種なんかは美味しいものが多いですが、病気にかかりやすく栽培にかなり手間とコストがかかります。つまり、人の手で大事に育てられたコーヒー豆はある程度の品質が担保される、と僕は考えています。
これらの要素でコーヒーの美味しさや甘味は7割決まっていると思っていて、ここに「焙煎」をすることで起こる化学反応で、さらに甘みが生まれると考えています。
ちなみに、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)では、コーヒーの甘さについて次のように定義しています。
コーヒーのチェリーが収穫された時点で、熟度が良く、且つ熟度がどれほど均一であったかに直接関係する甘さの感覚。
甘さとは、焙煎されたコーヒーに含まれる糖分の量が絶対的なものではなく、甘さの印象度を創造する他の成分・要素との結合にも依存します。
又、糖分が高くても、甘さを感じることを阻害する要因―辛さのある苦味、刺激的な酸味、強い汚れ、渋み等が有ると甘さを感じにくくなる。
ここまでの内容をまとめると、甘いコーヒー豆を買うならコーヒー豆の仕入れにこだわっていて、かつ焙煎にもこだわる専門店で購入するのがよさそうだ、と言えます。
こう結論付けた僕は、自家焙煎されたコーヒー豆を選ぶようになり、さらにシングルオリジンなど生産過程がある程度わかるコーヒー豆を買うようになってから失敗することは、ほぼなくなりました。
甘いコーヒー豆の種類

よく「ブラジル、エチオピアは甘い」と言われますが、豆の品質も影響するため、必ずしも正解とは言えません。また、この論理には「焙煎」がすっぽり抜け落ちています。
焙煎度合いは苦味と酸味のバランスを決める重要な工程ですので、甘みのピークを見極めた「適切な焙煎」がされていないと強い苦味や酸味によって「甘み」が阻害されます。
甘いコーヒーの種類として「ブラジル」「エチオピア」も参考の一つにはなりますが、先述のとおり「適切に焙煎された品質の高いコーヒー豆」も必要な要素です。
一応、参考までに甘いと言われている産地ごとの特徴を簡単に解説します。
| エルサルバドル |
甘いコーヒーを探求すれば必ず辿り着く国。濃厚な甘みがある「パカマラ種」を栽培し、「ハニープロセス」という甘味が強くなる方法でコーヒー豆を生産している。
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| グァテマラ |
とろけるような甘みの「ブルボン種」を栽培する国。深煎りだと特に甘さを感じやすい。最後の一滴まで美味しく飲める「透明感」が秀逸。
|
| ホンジュラス |
キャラメル・チョコ系、トロピカルフルーツ系など甘みのバリエーションが多彩すぎる。国際品評会での活躍が目覚ましく、世界中のバイヤーが驚くような高得点の豆が続出している。Kurasu Kyotoなどフルーティー系の専門店で入手できる
|
| ブラジル |
ブルボン、アマレロなど甘い品種を栽培する国。チョコレートのような風味の「ショコラ」という銘柄も有名。酸味が少なく、落ち着いた甘み。飲み飽きない美味しさがある。
|
| エチオピア ※モカ・イルガチェフェ |
深煎りだと甘みがかなり強いが、低級品は欠点豆が多く味が悪い。値段によって差が激しい。しかも現在は情勢や気候の影響で、世界的に希少価値が高まっている。甘くてフルーティーなモカなどは贅沢品になっている。
|
正直、エチオピアに限らず全てのコーヒー豆は「甘さの度合いは値段にある程度、比例する」と言えます。
これは先述のとおり、品質の高いコーヒー豆(甘い完熟コーヒー)は人件費や設備投資の費用(シェードツリーなど)がかかっているためです。
なので、なるべく高いコーヒー豆を買えばOKとなるのですが、そうは言っても予算があると思うので、今回は高級コーヒー豆からコスパの良いコーヒー豆まで幅広く紹介していきます。
甘いコーヒーの「質」を決める精製方法

エルサルバドルが得意とする精製方法「ハニープロセス」
コーヒー豆の「精製」とは、収穫されたコーヒーチェリーから種子である「豆」を取り出す工程のことですが、このプロセスこそがコーヒーの甘みの質を決定づける重要な要素となります。
まず、最も伝統的で広く普及しているのが「ウォッシュド(水洗式)」です。これは果肉を綺麗に洗い流してから乾燥させる方法で、ペルーやグァテマラの銘柄によく見られます。味わいは非常にクリーンで、透き通るような旨味と上品な甘みが特徴です。
対照的に、果肉をつけたまま太陽の下でじっくり乾燥させるのが「ナチュラル(非水洗式)」です。ブラジルやエチオピアで古くから行われている方法で、果肉の糖分が豆にじっくりと移るため、ベリーや完熟したフルーツ、あるいは芳醇なワインを思わせるような「濃厚で重層的な甘み」が生まれます。
また、ウォッシュドとナチュラルの「いいとこ取り」をしたのが、エルサルバドルなどで得意とされる「ハニープロセス」です。これは果肉を剥いた後に残るヌメリ(ミューシレージ)をあえて残して乾燥させる手法で、その名の通り、ハチミツやキャラメルを連想させるような「とろりとした質感の甘み」が最大の特徴です。粘り気をどれだけ残すかによって「ホワイトハニー」や「ブラックハニー」と呼び分けられ、甘みの濃度をコントロールできるのも面白い点です。
そして、インドネシアのマンデリンなどに代表される独特な手法が「スマトラ式」です。乾燥の途中で脱穀を行うこの方法では、他の精製にはない「ハーブやスパイス、あるいは大地のような独特のコク」が加わります。一見すると個性的ですが、深く焙煎することで、その奥に潜む「黒糖のような濃厚で力強い甘み」が引き出され、一度ハマると抜け出せない中毒性のある甘さがあります。
このように、同じ産地の豆であっても精製方法が違うと、甘みの種類が大きく変わってきます。自分の好みが「スッキリした甘み」なのか、それとも「とろけるような甘み」なのか、精製方法を指標にして豆を選んでみるのもおすすめです。
甘いコーヒー豆おすすめランキング22選
今回のランキングは、コーヒーの美味しさに直結する甘味、コクの強さ、香りの強さの合計点数(最高15点)で順位を決めています。
| 順 位 |
商品画像 |
商品名 |
値段 内容量 |
100g あたり |
味わい・香り ※タップで拡大 |
点数 | フレーバー |
焙煎度合い 鮮度 |
産地 | 精製方法 |
| 1 | ![]() |
土居珈琲 小さな焙煎おためしセット |
2,545円 200g |
1,273円 | ![]() |
14.4 | チョコレート | 深煎り ★★★★★注文後焙煎 |
グァテマラ、 エルサルバドル |
ウォッシュド、 ハニープロセス |
| 2 | ![]() |
kurasu Coffee マイクロロットセット |
2,800円 |
1,400円 |
![]() |
14.0 | 桃、苺、 マンゴーなど |
浅煎り、中煎り ★★★★★ 焙煎後5日以内 |
エチオピア、コロンビア、 コスタリカなど |
ウォッシュド、ナチュラル ハニープロセスなど |
| 3 | ![]() |
きゃろっと 初回お試しセット |
2,138円 600g |
356円 | ![]() |
10.5 | 黒蜜 | 深煎り ★★★★★ 焙煎後4日以内 |
グァテマラ、コスタリカ、 インドネシア |
ウォッシュド、スマトラ式 ハニープロセス |
| 4 | ![]() |
東京コーヒー オーガニックブレンド |
1,850円 200g |
925円 | ![]() |
10.5 | ハチミツ | 深煎り ★★★☆☆ |
ペルー | 記載なし |
| 5 | ![]() |
スターバックス ウイスキー バレルエイジドコーヒー |
2,100円 100g |
2,100円 | ![]() |
10.5 | ウイスキー、 カカオ |
深煎り ★★★★☆ |
グァテマラ | ウォッシュド |
| 6 | ![]() |
パロットコーヒー タナトラジャ |
1,680円 200g |
840円 | ![]() |
10.4 | カカオ | 深煎り ★★★★★注文後焙煎 |
インドネシア | スマトラ式 |
| 7 | ![]() |
猿田彦珈琲 バレルエイジド エチオピア タミルタデッセ |
1,500円 100g |
1,500円 | ![]() |
10.3 | ウイスキー | 深煎り ★★★★☆ |
エチオピア | ナチュラル |
| 8 | ![]() |
丸山珈琲 丸山珈琲のブレンド |
2,450円 200g |
1,225円 |
![]() |
10.2 | チェリー | 中煎り ★★★★☆ |
コロンビア、 ブルンジ、他 |
記載なし |
| 9 | ![]() |
ライオンコーヒー バニラマカダミア |
4,540円 680g |
667円 | ![]() |
10.1 | バニラ、 ナッツ |
深煎り ★☆☆☆☆ |
ブラジル、コロンビア | 記載なし |
| 10 | ![]() |
タリーズ ブラジル ファゼンダバウ |
1,430円 200g |
715円 | ![]() |
9.7 | ビターチョコ | 深煎り ★☆☆☆☆ |
ブラジル | 記載なし |
| 11 | ![]() |
猿田彦珈琲 猿田彦フレンチ |
1,080円 100g |
1,080円 | ![]() |
9.6 | 黒蜜 | 深煎り ★★★★☆ |
パナマ、ケニア、他 | 記載なし |
| 12 | ![]() |
キンボ エスプレッソナポリ |
1,469円 250g |
588円 | ![]() |
9.5 | ナッツ | 深煎り ★★★☆☆ |
ブラジル、インド、他 | 記載なし |
| 13 | ![]() |
サザコーヒー スペシャルブレンド |
2,200円 200g |
1,100円 | ![]() |
9.3 | チェリー | 深煎り ★★★☆☆ |
ブラジル、コロンビア、 グアテマラ、エチオピア |
記載なし |
| 14 | ![]() |
銀河コーヒー モカ イルガチェフ |
1,280円 150g |
853円 | ![]() |
8.3 | オレンジ | 中煎り ★★★★★注文後焙煎 |
エチオピア | ナチュラル |
| 15 | ![]() |
サザコーヒー 将軍珈琲 |
2,500円 200g |
1,250円 | ![]() |
8.3 | 苦み | 深煎り ★★☆☆☆ |
インドネシア | スマトラ式 |
| 16 | ![]() |
カルディ ブラジル |
1,382円 200g |
691円 | ![]() |
7.9 | 酸味 | 中煎り ★☆☆☆☆ |
ブラジル | 記載なし |
| 17 | ![]() |
無印良品 ダークテイスト |
952円 200g |
476円 | ![]() |
7.6 | 軽い苦み | 深煎り ★☆☆☆☆ |
ブラジル・コロンビア・ グアテマラ |
記載なし |
| 18 | ![]() |
ムセッティ ロッサ |
1,800円 250g |
720円 | ![]() |
7.0 | ナッツ | 中煎り ★★★☆☆ |
ブラジル、インド他 | 記載なし |
| 19 | ![]() |
加藤珈琲店 ゴールデンブレンド |
5,398円 2kg |
270円 | ![]() |
6.9 | 酸味 | 中煎り ★★☆☆☆ |
ブラジル、ニカラグア 他 | 記載なし |
| 20 | ![]() |
スターバックス ハウスブレンド |
1,605円 250g |
642円 | ![]() |
5.5 | 苦み | 深煎り ★☆☆☆☆ |
グアテマラ・コロンビア | 記載なし |
| 21 | ![]() |
澤井珈琲 やくもブレンド |
5,999円 1.6kg |
348円 | ![]() |
5.0 | 渋み | 中煎り ★☆☆☆☆ |
グァテマラ、ブラジル、他 | 記載なし |
| 22 | ![]() |
UCC ゴールドスペシャル スぺシャルブレンド豆 |
2,451円 1kg |
245円 | ![]() |
4.1 | 苦み | 深煎り ★☆☆☆☆ |
ブラジル、コロンビア他 | 記載なし |
1位.土居珈琲 小さな焙煎おためしセット

2,545円 100g×2種類
チョコレート、キャラメルのように甘いコーヒー豆
第1位は、創業から40年以上「コーヒーの甘味を引き出す焙煎」にこだわってきた「土居珈琲」のお試しセットです。ずばり、本当に甘い深煎りコーヒー豆を探している方に一番おすすめです。
2種類とも国際品評会で選ばれたコーヒー豆で、どちらも酸味が少なくて飲みやすいです。
- グァテマラ:チョコレートやキャラメルのような甘みがハッキリと感じられる
- エルサルバドル:チョコレートに加え、柑橘系のフレーバーも感じられる

注文後にコーヒー豆を焙煎するため、最高の鮮度で飲むことができます。
公式で「チョコレートの甘さ」と書かれていますが、本当にチョコレートのような味がはっきりと感じられ、濃厚な甘みとコクが感じられます。
酸味が少なくて飲みやすく、スタンダードな味わいを好む方におすすめのコーヒー豆です。
「伝説の珈琲」として紹介される

レクサス会員誌で「伝説の珈琲」として紹介
高級自動車メーカーのLEXUS、ヤナセの会員誌にて「伝説の珈琲」として紹介され、その上質な味わいが高く評価されています。また、料理王国100選にも選ばれるなど、数々の賞を受賞しています。
優れた焙煎技術によって生まれる「甘み」

甘みの強さはコーヒー豆の品質に加え、焙煎も大きく影響します。もし、コーヒー豆を煎りすぎて甘みのピークを過ぎると、苦味やスモーキーさが強くなり、甘みは失われます。甘みのピークを見極めるうえで、土居珈琲が重要視しているのが、その豆をよく「見る」ことです。

焙煎の間におこる豆の変化をよく見ることで、そのコーヒー豆の甘みを生かすために、どのタイミングで仕上げるべきなのかを見極めます。近年はデータ(パソコン)を使って自動焙煎することも多いですが、土居珈琲では職人が昔ながらの方法で焙煎しているのも大きな特徴です。
僕はこれまで通販で1000種類以上のコーヒー豆を買っていますが、土居珈琲の甘みの強さはトップレベルです。どれか迷ったら、まずはこのセットから試すことをおすすめします。
| 100gあたり | 1,273円 |
| セット内容 | ・グァテマラ カペティロ農園100g ・エルサルバドル ラ・レフォルマ農園100g |
| 鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | チョコレート |
| 精製方法 | ウォッシュド |
2位.kurasu Coffee Kyoto マイクロロットセット

2,800円 200g(100g×2種)
世界150か国以上から注文される甘いコーヒー
エチオピア、ホンジュラスなど、多彩な甘みを楽しみたい人に一番おすすめなのは、京都でいま一番注目されている「Kurasu coffee Kyoto」のマイクロロットの定期便です。マイクロロットとは、「生産量がごくわずかな特別限定品」のことです。
この店は、Googleでの口コミ投稿数2,200件超、評価は驚異の4.7点を誇る、圧倒的な支持を集めるロースターです。あまりの美味しさから、世界150か国以上からオーダーが入るほどです。

Loring S35 Kestrel
ここでは、3,000万円超えの超高級マシン「Loring S35 Kestrel」でコーヒー豆を焙煎しているのですが、このマシンは豆そのものに含まれる「甘味」「フルーティーさ」を最大限に引き出せるのが特徴です。

実際にパッケージを開封すると、フルーツの香りが非常に強く、いざ口に含むと、香味の情報量が圧倒的に豊かです。それでいて、一つひとつのフレーバーの輪郭がくっきりと際立っていて、衝撃を受けました。
フルーティーな豆というと、なんだが酸っぱくて、フルーツと言われればそんな気もする、的なものが多いですが、本品は酸味が抑えられていて、完熟パインや、熟した桃をかじった時のように「甘味」が強いです。甘いフルーツを食べたときに酸味ってそこまで意識しないと思いますが、このコーヒーはそんなイメージです。

実際に届くコーヒー豆は、世界中のトップロースターがこぞって買い付ける「ホンジュラス マリサベル・カバジェロ」や、ONIBUS COFFEE、GLITCH、THE COFFEESHOPなど、レジェンド級の提携ロースターが焙煎した豆が毎月100gずつ、計2種類です。
本当に甘くて美味しいフルーティーなコーヒーが好きな人にはKurasuが一番おすすめです。僕自身も契約していて20種類以上飲んでいますが、ハズレが一切ありません。
| 100gあたり | 1,400円 |
| 鮮度 | ★★★★★ 焙煎後5日以内 |
| 届く豆 | ONIBUS COFFEE、GLITCH、THE COFFEESHOPなど |
| 焙煎度合い | 浅煎り、中煎り |
| 解約など | いつでも可能、縛りなし、スキップ・プラン変更も可能 |
関連→kurasuCoffee京都の定期便・サブスクを試した正直な感想
関連→kurasuCoffee京都の定期便・サブスクを試した正直な感想
3位:自家焙煎コーヒー専門店きゃろっと 初回お試しセット

2,138円 600g(200g×3種)
カルディ以下の価格で買える、コスパ最強のコーヒー豆
ランキング3位の甘いコーヒー豆は、焙煎の大会で日本一に輝いた「珈琲きゃろっと」のコーヒー豆3種セットです。
土居珈琲と比較すると風味は劣りますが、100gあたり300円台というコスパの良さを評価しました。キレイな味わいの「グアテマラ・ラ・クプラ農園」などが60杯分入っており、ハチミツのような甘味とコクが特徴です。
酸味が少ないので、ブラックはもちろんカフェオレにしても美味しいです。
ずばり、値上げ前のカルディと同じくらいの予算で美味しい深煎りコーヒー豆を購入したい人におすすめです。
なお、セット内容はつぎのとおりで、各200gずつ入っています。
- グアテマラ:バランスの良い味わい
- コスタリカ:はちみつのような甘味(コーヒーの国際品評会「カップ・オブ・エクセレンス」優勝農園のコーヒー)
- マンデリン(※特典として同梱される):チョコレート系の甘味
| 100gあたり | 356円 |
| 鮮度 | ★★★★★(4日以内) |
| コーヒー豆の種類 | グアテマラ200g、コスタリカ200g、インドネシア200g |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | 黒蜜 |
| 精製方法 | ウォッシュド、スマトラ式、ハニープロセス |
4位.東京コーヒー オーガニックブレンド

1,573円 200g
ハチミツのようなコクのある甘いコーヒー豆
東京コーヒーは、Amazonで1000件以上のレビューがあり、星4つ以上を獲得する超人気店です。ここでは、「何杯飲んでも気持ち悪くならないコーヒー」だけを厳選して取り扱いますが、そのほとんどが有機栽培された「オーガニックコーヒー」です。
お店の一番人気の深煎りコーヒー「オーガニックブレンド」は、ハチミツのような甘みと深いコクが特徴です。ほどよく酸味もあるため、バランスの良い味わいが楽しめます。コーヒー豆は400gで購入した方がお得ですが、200gで購入することも可能です。
現在はいろんな店でコーヒー豆が値上げになっていて、Amazonでも100g1,000円を超えるような豆が多くなっていますが、ここは数年前から値上げせず、味のクオリティも落とさずに販売してくれている優良なショップなので、個人的に応援しています。
| 100gあたり | 780円 |
| 鮮度 | ★★★☆☆ |
| 豆の産地 | ペルー |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | ハチミツ |
| 精製方法 | 記載なし |
関連→東京コーヒーの豆「オーガニックブレンド」を飲んだ正直な感想
5位.スターバックス ウイスキー バレル エイジド コーヒー

2,100円 100g
サントリーのウイスキーとコーヒーの掛け合わせ
甘いコーヒーの新しい選択肢として面白かったのが、グァテマラ産のコーヒーとサントリーのウイスキーを掛け合わせた「ウイスキーバレルエイジドコーヒー」です。
このコーヒー最大の特徴は、サントリーのクラフトバーボンシリーズ「ノブクリーク」の貯蔵樽の中に、グァテマラの生豆を長期間保管して風味を移している点です。使用されている「ノブクリーク」は、世界的な酒類コンペ「ISC2014」でゴールドを受賞し、さらにシングルバレルがウイスキー部門の最高賞に輝くなど、世界的な実績を持つ銘酒です。この上質な2つの素材が融合することで、上品でなめらかな口当たりの中に、チョコレートやフルーツを思わせる深みのある甘みが表現されています。
パッケージを開封した瞬間からウイスキーの濃密な香りが立ち上がりますが、まず驚いたのは、スタバとは思えない「鮮度のよさ」です。焙煎日の記載はないものの、お湯を注ぐと粉が大きくドーム状に膨らむ様子から、焙煎後2週間前後という比較的フレッシュな状態であることが分かります。スターバックスで販売される多くの豆が焙煎後1ヶ月以上経過していることを考えると、この鮮度の良さは特別感があります。
1分間の蒸らしを終えて再び注湯すると、炭酸ガスと共にさらに香りが解き放たれ、部屋中が酔いしれるような芳醇な香りに包まれます。実際に口に含むと、ウイスキーの力強い味わいとコーヒーの個性が複雑に絡み合い、飲み込むたびに鼻腔を抜ける甘い風味が心地よい余韻として残ります。
さらに飲み進めることで、グァテマラらしいスモーキーな輪郭と、カカオやダークチョコレートのようなコクを伴った落ち着いた甘みが顔を出します。特殊なフレーバーではありますが、ウイスキー愛好家の方であれば、この奥行きのある味わいに満足すると思います。日常の気分転換にはもちろん、お酒を嗜む方への特別なギフトとしても、自信を持っておすすめできる一杯です。
| 100gあたり | 2,100円 |
| 鮮度 | ★★★★☆ |
| 豆の産地 | グァテマラ |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | ウイスキー |
| 精製方法 | ウォッシュド |
なお、ノブクリークのようなウイスキーそのものをプレゼントしたい方は「鈴木酒販ウイスキー倶楽部」をご覧ください。
6位.パロットコーヒー タナトラジャ

1,680円 200g
カカオのような風味のコーヒー
Amazonで新鮮なコーヒー豆を販売するパロットコーヒーは、あまり知名度は高くないですが酸味が少なくて飲みやすく、値段もわりと良心的なので、実はかなり優秀なコーヒー豆です。
この「タナトラジャ」は、マンデリンの産地であるインドネシアのコーヒーですが、マンデリンのような野性的な風味というよりも、カカオのような甘みが特徴です。
写真のように鮮度も良いのでコーヒー粉もしっかり膨らみますし、香りも強めで個人的に大好きな一品です。
豆を400g購入した方が割安ですが、200gでも購入できます。
| 100gあたり | 840円 |
| 鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
| 豆の産地 | インドネシア |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | カカオ |
| 精製方法 | スマトラ式 |
7位.猿田彦珈琲 バレルエイジド エチオピア タミルタデッセ ナチュラル


1,500円 100g
日本人好みにあわせて仕上げたウイスキー風味のコーヒー
恵比寿に本店を構える猿田彦珈琲は、およそ300種類の豆をダイレクトトレード(農家と直接取引をする。 一般的なショップのように商社を介さない)するスペシャルティコーヒー専門店です。
先ほども紹介したように、バレルエイジドコーヒーとは、コーヒー生豆をウイスキー樽(バレル)に一定期間寝かせて(エイジド)、ウイスキーの香りをつけたコーヒーのことです。
この手のコーヒー豆だと、4位のスタバのウイスキーバレルが一番有名ですが、スタバと比較して苦味が少なくて飲みやすく、ウィスキーの香りと、オレンジのような香りも感じられます。
かなり特殊なフレーバーですが、ウイスキー風味のコーヒーを買える店は少ないので、珍しいフレーバーが好きな人におすすめのコーヒー豆です。
| 鮮度 | ★★★★☆ |
| 豆の産地 | エチオピア |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | ウイスキー |
| 精製方法 | ナチュラル |
8位.丸山珈琲 丸山珈琲のブレンド

2,450円 200g
バランスが良く、ほのかな甘みのコーヒー豆
丸山珈琲は、長野県の軽井沢で生まれた、日本でもトップクラスの「品質に非常にこだわっている」コーヒー豆の専門店です。この店の創業者は、世界的なコーヒーの品質を審査する大会の審査員も務めるほど、コーヒーの品質を見極めるプロです。このプロの厳しい目で、ブラジルやエチオピアといった世界中の農園を直接訪ね、完熟した甘いコーヒー豆だけを買い付けています。つまり、丸山珈琲に並んでいるコーヒー豆は世界レベルで認められた、トップクラスの品質といえます。
この「丸山珈琲ブレンド」は、1991年の創業時から人気を博している深煎りのコーヒー豆で、チョコレートのような甘味を目標として開発されました。ブレンドに使用されるコーヒー豆は時期によって異なりますが、主にコロンビア産、ブルンジ産、ペルー産の豆が使われています。
パッケージを開封すると、チェリーを思わせる果実感あふれる香りが感じられます。そして、ドリップを始めると、カラメルのような甘い香りが周囲に広がります。実際に一口飲むと、苦味と酸味が心地よく調和していて、非常にバランスが取れています。すっきりとした苦味の中には、ほのかな甘みも感じられます。後味には酸味が残り、全体を爽やかに仕上げているため、ついつい何度も口をつけてしまうような飲みやすさがあります。
| 100gあたり | 1,225円 |
| 鮮度 | ★★★★☆ |
| 豆の産地 | コロンビア、ブルンディ、他 |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | チェリー |
| 精製方法 | 記載なし |
9位.ライオンコーヒー バニラマカダミア
4,540円 680g
バニラの甘い香りが非常に強いコーヒー豆
甘いコーヒーを求めている方にとって、ハワイの定番である「ライオンコーヒー バニラマカダミア」も新しい選択肢としてアリだと思います。
このコーヒーの最大の特徴は、封を開けた瞬間に部屋中に広がる、濃厚なバニラの甘い香りとマカダミアナッツの香ばしさです。ベースには高品質なアラビカ種の豆が100%使用されており、フレーバーオイルによって後付けされた香りと、コーヒー本来の味わいが見事に調和しています。「コーヒーは苦いもの」という固定観念を覆すようなスイーツ感のある香りで、クセになる美味しさがあります。
お砂糖を少し加えるとバニラとの相乗効果でとても甘く感じます。ライオンコーヒーには色んなフレーバーがありますが、個人的にはこのバニラマカダミアが一番おいしいと思います。
| 100gあたり | 667円 |
| 鮮度 | ★☆☆☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル、コロンビア |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | バニラ、ナッツ |
| 精製方法 | 記載なし |
10位.タリーズ ブラジル ファゼンダバウ

1,430円 200g
ブラジルの名門農園の甘いコーヒー豆
タリーズのコーヒー豆は、全体的に中深煎りから深煎りに焙煎されたものが多く、スタバと比較して苦みと酸味のバランスが良いコーヒー豆が多いです。このバランスの良さが、ミルクや砂糖との相性も抜群で、ブラックはもちろん、カフェラテやカフェオレにしてもコーヒーの風味が負けません。
パッケージを開封すると、香りはスタバのコーヒー豆のような、スモーキーさとビターチョコレートのような甘そうな香りを感じます。実際に飲むと、ビターチョコレートのようなコクとほのかな甘味、しっかりとした苦みがあり、ボディ感もあります。また、酸味がバランスよく調和していて、味全体に上品にまとめています。後味にはナッツのような香ばしさが残り、チェーン味のコーヒー豆の中ではかなり品質が高いと思います。同店のハウスブレンドよりもコクと甘味が強くておいしいです。
この豆を生産する「バウ農園」は、ブラジルの中でも高品質なコーヒーを生産するセラード地区にあり、大規模農園なのですが、昔ながらの「手摘み」という方法でコーヒーチェリーを収穫しています。通常、ブラジルの大規模農園の場合は機械でまとめてコーヒーを収穫します。すると、どうしても未成熟豆などの「欠点豆」が混じり、これがコーヒーの味を悪くします。具体的には「渋み」「青臭さ」「酸味」が強くなるので、全体のバランスが崩れます。
しかし、この農園ではコーヒーを手作業で収穫しているので欠点豆がほぼ混じらず、結果的に雑味のない、甘くて美味しいコーヒー豆になります。ただ、鮮度が悪いので香り、風味の持続性はイマイチ(要するに賞味期限が短い)ですが、コスパが良い甘めのコーヒー豆です。
| 100gあたり | 715円 |
| 鮮度 | ★☆☆☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル バウ農園 |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | ビターチョコレート |
| 精製方法 | ナチュラル又はハニープロセス(ロットにより異なる) |
11位.猿田彦珈琲 猿田彦フレンチ


1,080円 100g
黒蜜のような甘味のコーヒー
「猿田彦フレンチ」はお店で一番人気のコーヒー豆で、店舗のドリップコーヒーにも使われているコーヒー豆です。ネットでは賛否が分かれていて「この味は嫌いなタイプのフレンチロースト」なんて言われていたりします。
実際にドリップすると、キャラメルのような甘い香りが広がり、一口飲むとすっきりとした苦味で、黒蜜のような甘みがあり、「キリッとした後味」が印象的です。
かなり真っ黒なコーヒー豆を見た時は、スタバのコーヒー豆のようなスモーキーな味を予想しましたが、実際はもっとマイルドな味で甘みもそこそこあります。
ここが多分評価がわかれるところで、「フレンチローストに求める味じゃない」という方が一定数いるだろうなという印象を受けました。日本人の舌に合うように、無難にまとめた深煎りコーヒーです。
| 鮮度 | ★★★★☆ |
| 豆の産地 | パナマ、ケニア、他 |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | 黒蜜 |
| 精製方法 | 記載なし |
12位.キンボ エスプレッソナポリ

1,469円 250g
ナッツのような甘い風味のコーヒー
キンボのナポレターノ(ナポリ)は、名前の通りイタリアのナポリの昔ながらの製法を忠実に表現したコーヒー豆です。
香りのよいアラビカ種のコーヒーを80%使い、そこにワイルドな風味のロブスタ種を20%ブレンドしていて、力強さとコクの深さ、上品さのバランスを生み出しているのが特徴です。
エスプレッソ、カプチーノ、カフェジャポネーゼどれでも美味しく飲めるので、キンボの中でも万能型に属するコーヒー豆だと思います。もちろん、写真のようにハンドドリップしても美味しいので、コスパ重視の方にナポリは良い選択だと思います。
コーヒー豆も最近はどんどん値上がりしていますが、ナポリはそこまで値段も変わらずリーズナブルに購入できます。
| 100gあたり | 588円 |
| 鮮度 | ★★★☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル、インド、他 |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | ナッツ |
| 精製方法 | 記載なし |
13位.サザコーヒー サザスペシャルブレンド

2,200円 200g
バランスが良いが値段は高め
サザコーヒー(茨城県ひたちなか市創業)は、丸山珈琲と並び称される日本のスペシャルティコーヒー界の重鎮です。
丸山珈琲が「世界中の農園との対等なパートナーシップ」を強みとするなら、サザコーヒーは「コーヒーの理想を求めて、自分たちで土から作る」という、非常に情熱的で職人気質なこだわりを持っています。
実際に、コロンビアに自社農園を持っており、そこで理想のコーヒーを追求するために、苗木の種類、土壌の管理、収穫のタイミングまで、すべて自分たちの手でコントロールしています。(ここで栽培された豆が2017年にコロンビア国内の品評会で優勝しています)。
ここの豆も基本的にどれを飲んでも美味しいですが、なかでも飲みやすいのがほどよい苦味と上品さを感じさせる酸味、甘みのバランスが良くて飲みやすい「サザスペシャルブレンド」です。
ファンに50年以上愛されているコーヒー豆というのも納得の味わいで、誰が飲んでも「美味しいと感じる味」を目指したことが分かります。
ただ、以前よりも値段が大幅に上がったことで、もはや専門店レベルの価格になってしまいました。値段のわりに鮮度が良くないので、土居珈琲を購入したほうが満足度が高いでしょう。
| 100gあたり | 1,100円 |
| 鮮度 | ★★★☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル、コロンビア、グアテマラ、エチオピア |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | チェリー |
| 精製方法 | 記載なし |
14位.銀河コーヒー モカ イルガチェフ ナチュラル
1,390円 150g
紅茶のようにさっぱりした味のシングルオリジンコーヒー
Amazonで人気のロースター「銀河コーヒー」が焙煎する「モカ イルガチェフ」は、エチオピアらしいオレンジやピーチを思わせるフルーティーさが特徴です。苦味がほとんどなく、まるで紅茶を思わせる優しい味わいです。酸味はほどほどにありますが、酸っぱいと感じるほどではありません。味が全体的にさっぱり、あっさりしていて、ライトボディの白ワインのような口当たりです。味の方向性は2位のKurasu Coffee系ですが、甘味とコクの強さ、フルーティーな味の強さには、かなりの差があります。値段も違うので一概に比較はできませんが、味を刻しようと思ったら豆をたくさん使うので、結局Kurasuと同じくらいの単価になるかなという印象です。
| 100gあたり | 927円 |
| 鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
| 豆の産地 | エチオピア |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | オレンジ |
| 精製方法 | ナチュラル |
15位.サザコーヒー徳川将軍珈琲

2,500円 200g
サザコーヒーを代表するコーヒー豆
この将軍珈琲は、サザコーヒーで一番人気がある深煎りコーヒー豆で、重厚な苦味とほどよい酸味が特徴です。豆の鮮度はよくないため、膨らみや香りは強くありません。また以前より大幅に値上げしたことでコスパも悪くなりました。
サザコーヒーは以前まで評価していたのですが、値上げ率が高すぎて、もはやこの値段なら普通に土居珈琲を選ぶよねっていう価格まで上がりました。土居珈琲は注文後に焙煎するので香りが強く、賞味期限も長いので、長く楽しめるのが良いのですが、サザコーヒーは買ってから香りが持続しないので損した気分になります。栄光にあぐらをかいてダメになってしまい、本当にガッカリです。(深煎りでここまで膨らまないのはひどい。)
ここまで強気に値上げするのは、Amazonでもそれなりに売れているからでしょう。ただ、この値段出すなら、もっと美味しくて鮮度の良いコーヒー豆は山のようにあると言いたい。(サザはコーヒー豆の品質は悪くないが、焙煎が雑過ぎて写真のような穴の開いた豆が入っている。突き刺さるような苦みの原因になる。また他のコーヒー豆でも焙煎ムラが目立つ)。
| 100gあたり | 1,250円 |
| 鮮度 | ★★☆☆☆ |
| 豆の産地 | インドネシア |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | 苦み |
| 精製方法 | スマトラ式 |
関連記事:サザコーヒーは本当におすすめなのか?実際に10種類飲んだ正直な感想【もう買わない】
16位.カルディ ブラジル


1,382円 200g
酸味が強めのブラジル
日常的に親しみやすいカルディのコーヒーですが、上位のスペシャルティコーヒーと比較すると、その品質の差は明確に現れます。
カルディで人気の「ブラジル」をペーパードリップで淹れてみると、一口目にはほどよい苦味とチェリーのような甘酸っぱさが感じられ、クセの少ない飲みやすさを覚えます。しかし、さらに飲み進めていくとかなり強い酸味が主張し始め、コーヒーの温度が下がるにつれて、まるで紅茶のティーバッグを長く放置した時のような独特の渋みが際立ってきます。このとき、口の中がキシキシ、ザラザラとするような感覚が残るのが、上位の豆との大きな違いです。
こうした不快な渋みの原因は、精製過程の「発酵槽の中で黒くなった豆」や、成長しきっていない「未成熟豆」といった、本来であれば取り除くべき欠点豆が混入していることにあります。果物と同じく、熟していないコーヒー豆には強い渋みがあり、焙煎しても色がつきにくいという特徴があるため、もしパッケージの中に色が極端に薄い豆を見つけた際は、ご自身で取り除くことでいくぶん飲みやすくなります。
また、こうした雑味や強い酸味をできるだけ抑えて抽出するなら、粉を通常より粗挽きに設定し、お湯をさっと通して短時間で仕上げるのがおすすめです。手軽に楽しめるカルディだからこそ、こうした豆の特性を理解し、一工夫を加えることでクオリティを高められます。
| 100gあたり | 691円 |
| 鮮度 | ★☆☆☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | 酸味 |
| 精製方法 | ナチュラル |
17位.無印良品 ダークテイスト
952円 200g
軽い苦みのコーヒー
無印良品のコーヒー豆はとにかく安くて、味もそこそこ美味しい優秀な商品で、Amazonでも大人気です。
無印のコーヒー豆は普通の「ミディアムテイスト」と、このダークテイストがありますが、こっちのほうが酸味が少ないので素直に甘味を感じやすいと思います。突出した苦みがなく、丸みのある苦みで万人受けする深煎りコーヒーです。もちろん上位のコーヒー豆と比較すると甘味のレベルも香りの強さもすべてが段違いですが、このコスパの良さは魅力的です。
| 100gあたり | 476円 |
| 鮮度 | ★☆☆☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル・コロンビア・グアテマラ |
| 焙煎度合い | 中深煎り |
| フレーバー | 軽い苦み |
| 精製方法 | 記載なし |
18位. ムゼッティ ロッサ

1,800円 250g
ナッツ系の甘い風味がほんのり感じられる
ムゼッティは、1934年にイタリアのピアチェンツァで創業された、長い歴史を持つ老舗のコーヒーロースターです。最大の特徴は、イタリアらしい濃厚でしっかりとした味わいと、その安定した品質にあります。イタリアでは、コーヒーはエスプレッソで飲まれることが多いため、ムゼッティの豆は、ミルクに負けない力強い風味になるように焙煎されています。そのため、カフェオレやカプチーノを作る際にも、コーヒーの味が牛乳に埋もれることなく、しっかりと存在感を発揮します。
ムゼッティのロッサは、エスプレッソ用にブレンドされているので、アラビカ種とロブスタ種のコーヒー豆がブレンドされています。ただドリップで飲んでも普通に美味しいです。ロブスタ種が4割入っていることで力強いコクとナッツ系の甘い風味を感じられます。
| 100gあたり | 720円 |
| 鮮度 | ★★★☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル、インド 他 |
| 焙煎度合い | 中深煎り |
| フレーバー | ナッツ |
| 精製方法 | 記載なし |
19位.加藤珈琲店 ゴールデンブレンド

5,398円 200g
思ったよりまずくない、ちゃんと飲めるコーヒー
楽天市場で大人気の「加藤珈琲店」は、名古屋に拠点を置く、非常に高い評価と実績を誇るコーヒー専門店です。
この店の最大の実績は、楽天市場で最も優れた店舗に贈られる「ショップ・オブ・ザ・イヤー」を13年連続で受賞していることです。これはコーヒーショップの中でも異例の快挙であり、長年にわたり多くのユーザーから圧倒的な支持を得ている証拠といえるでしょう。
そんな同店で一番人気のコーヒー豆「ゴールデンブレンド」をペーパードリップで飲むと、柔らかい酸味とほどよい苦味が感じられ、爽やかな印象を受けます。
値段があまりに安いので全然期待してなかったのですが、「思ったよりまずくない、ちゃんと飲めるコーヒー」というのが僕の率直な感想です。中には厳しい口コミもありますが、この値段を考えれば十分に許容範囲だと思いました。クセがなくて飲みやすく、楽天で多くの方に支持されている理由がよく分かりました。
例えるならドトールのマイルドブレンドに近い味わいです。スーパーで売られている市販の豆と比べても、突出した苦味や酸味がない分だけ、こちらの方が飲みやすい印象です。もし実際に飲んでみて酸味が強いと感じたときは、塩をひとつまみ入れてみると酸味が和らいでぐっと飲みやすくなるのでおすすめです。
| 100gあたり | 270円 |
| 鮮度 | ★★☆☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル、ニカラグア 他 |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | 酸味 |
| 精製方法 | 記載なし |
20位.スターバックス ハウスブレンド
1,605円 250g
苦みに振り切ったコーヒー豆
スターバックスの象徴ともいえる定番の「ハウスブレンド」は、知名度が非常に高く、どこでも同じ味が手に入るという点ではコスパに優れた選択肢ですが、上位のスペシャルティコーヒーと比較すると、味わいの設計は極めてシンプルです。
今回の比較の基準として挙げたこの豆は、味わいのバランスが完全に苦味へと振り切っており、コーヒー豆本来が持つ繊細な果実味や天然の甘みはほとんど感じられません。スターバックスらしい強いロースト感が前面に出ているため、ブラックで飲むと強い苦味が際立ちますが、ミルクを加えて飲むと、ミルク自体の甘みと重なり合うことで角が取れ、心地よいまろやかさを楽しめます。
あくまで「日常的にミルクを入れて楽しむためのベース」としては優秀ですが、豆そのものが持つ奥行きや、喉を通った後に広がるような甘い余韻を求めるのであれば、上位のシングルオリジンとは明確な実力差があると言わざるを得ません。
| 100gあたり | 642円 |
| 鮮度 | ★☆☆☆☆ |
| 豆の産地 | グアテマラ・コロンビア |
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | 苦み |
| 精製方法 | 記載なし |
21位.澤井珈琲 やくもブレンド

5,999円 1.6kg
死豆、未成熟豆が混じっていて美味しくない
澤井珈琲は楽天やAmazonなどで手頃な価格のコーヒー豆を販売している有名なロースターで、こちらの「やくもブレンド」は創業時からずっと一番人気を誇る看板商品です。
ただ、中身をよく見てみると、色が薄くて焼き色の悪い「死豆」や「未成熟豆」といった欠点豆が混ざっているのがわかります。こうした豆は、一般的に品質を抑えた安価なコーヒー豆に見られるもので、口の中がイガイガするような雑味の原因になってしまいます。飲んでも体に害があるわけではありませんが、お世辞にも美味しいとは言えず、コーヒー本来の味わいを損ねてしまいます。
なぜ色が薄いのかというと、これらの豆には色づきの元になる糖分がほとんど含まれていないため、焙煎しても色がつきません。砂糖水を熱すると飴色になりますが、ただの水を熱しても色が変わらないのと同じ仕組みです。そのため、飲んだときには独特の青臭さが強く残ってしまい、風味の悪さが目立ってしまいます。
品質はスーパーのコーヒー粉と同じくらいです。(スーパーのコーヒー豆はこういう豆の状態を見せないために「粉の状態」で販売している)。であれば、もっと安いUCC ゴールドスペシャル スペシャルブレンドでいいと思います。
| 100gあたり | 348円 |
| 鮮度 | ★☆☆☆☆ |
| 豆の産地 | グァテマラ、ブラジル、他 |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | 渋み |
| 精製方法 | 記載なし |
関連記事:【低評価】澤井珈琲はまずい。本音の口コミ評判を知りたい方へ
22位.UCC ゴールドスペシャル スぺシャルブレンド

2,680円 750g
スタバっぽい苦みだが、風味が抜けるのが早い
UCC上島珈琲のゴールドスペシャルスペシャルブレンドは、スターバックスを彷彿とさせる力強い苦味が際立っており、口に含んだ瞬間にスモーキーな風味が鼻へ抜ける濃厚な仕上がりです。重厚感のある味わいなのでブラックだけでなく、ミルクを加えてもコーヒーの存在感が薄れないためカフェオレとして味わうスタイルにも適しています。
ただ、淹れたての瞬間は香ばしさとキレのある苦味を感じられますが、コーヒーの温度が下がると缶コーヒーのような質感へと変化し、初期の好意的な風味が落ち着いていく傾向にあります。写真の通り、欠点豆の混入率は本ランキングで圧倒的1位です。
| 100gの価格 | 357円 |
| 鮮度 | ★☆☆☆☆ |
| 豆の産地 | ブラジル、コロンビア他 |
| 焙煎度合い | フルシティロースト |
| フレーバー | 苦み |
| 精製方法 | 記載なし |
焙煎によって甘くなる理由

コーヒー焙煎とは、豆を加熱して化学変化を促しながら甘みや香りを引き出していくプロセスです。
コーヒー豆には、少糖類(ショ糖)、多糖類、クエン酸、りんご酸、アミノ酸、乳酸などの成分が含まれています。
これらは焙煎によって「消失する」「変化しない」「分解して別の成分として結合する」 いずれかの変化が起こり、甘みや香りが生まれます。
メイラード反応

コーヒー生豆を焙煎すると、少しずつ「ショ糖」と「アミノ酸」がメイラード反応を起こし始め、味や香りが生成されていきます。
メイラード反応をわかりやすく言うと、肉を焼く時などに肉の色が茶色に変化して、「甘み」「旨み」が生まれる反応のことです。
さらに焙煎を進めると、ショ糖によって「カラメル化」が始まります。
カラメル化
カラメル化とは、コーヒー豆に含まれる糖分(ショ糖)を加熱することで、褐色の物質(カラメル)が生成されることです。
カラメル化が始まったタイミングで甘味がさらに強まり、カラメルソースのような独特の香ばしい香りが発生します。
乳酸もコーヒーの甘みに貢献している
乳酸は焙煎によって生成されます。
乳酸には酸味も含まれますが、焙煎時間が長くなるほど酸味は減少し、まろやかさと甘みが残ります。
浅煎り〜中煎りではヨーグルトのような酸味を含んだ甘みが感じられ、深煎りではバターのようなコクのある甘みが感じられます。
深煎りだと甘みはなくなる?
結論から言うと、深煎りにしても消失しない糖分があるため、甘みは残ります。
※フルシティロースト(深煎り)が甘みのピークと定義する専門店もあります。
深煎りにしても消失しない糖分がある
まず、深煎りまで焙煎を進めると「ショ糖」は減少しますが、後に別の成分として「結合する」ため、甘みが完全に消失することはありません。
また、コーヒー豆に含まれる「多糖類」も甘みのもとですが、多糖類はショ糖と違って焙煎によって量がほぼ変化しない特徴があります。
甘いコーヒーの入れ方

コーヒーは嗜好品なので、各人が美味しいと感じれば、どんな抽出でも良いと僕は考えています。
参考までに、コーヒーを甘くするための抽出手順をまとめました。
| やること | やる理由 |
| 沸騰させたお湯を水通ししたドリップ用ケトルに移し替える | 湯温を85℃前後まで一気に下げる。湯温が高すぎると苦味成分が溶けやすく、低いと酸味が目立つ。85℃は甘みを感じやすい |
| ケトル内のお湯は満水にする | お湯の温度が下がりにくくなる。ケトル内のお湯が少ないと冷めやすく、85℃に設定した意味がなくなる |
| コーヒー豆を中挽き〜中細挽きにする | 中挽きだとさっぱり、中細挽きだと濃いめに。お好みで |
| 微粉を取る | 豆を挽く際に必ず発生する「微粉」は刺さるような苦味が出やすいので取り除く |
| 粉をフィルターに入れ、表面を平らにする | 抽出ムラを防ぐ。平らになっていないと、粉が少ない場所を中心にお湯が落ちるため、粉全体を使った抽出ができない(同じ箇所をお湯が通り続けるので結果的に雑味が出て甘みを感じにくい) |
| 粉全体が湿る程度のお湯を注ぎ、30〜60秒蒸らす | 蒸らすことで味の成分を抽出しやすくする。蒸らさないと味が薄くなり、甘みも少なくなる |
| 抽出量に達するまでドリップする | カップ1杯分150ccなら1分、2杯分300ccなら2分を目安に。 |
上記の中でも特に重要なのが微粉です。

▲12gの中細挽きコーヒーから出た微粉
表面積が大きい微粉は、中細挽きにしたコーヒー粉よりも苦味や渋みなどの成分が溶けやすく、結果的にコーヒーの甘みを阻害します。
味に複雑さを求める場合、微粉を取り除かない方が良いケースもありますが、甘みを重視するなら微粉は取ることをおすすめします。
微粉を取る道具ですが、以下がコスパが良く性能も申し分ないのでおすすめです。
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