今回は、丁寧に自家焙煎した香り高いコーヒーと、名物のふわとろパンケーキを手がける「高木珈琲」のコーヒー豆をレビューします。
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※本記事に記載している価格はすべて税込です。
※価格や一部の写真は高木珈琲の公式サイトより引用しています。
高木珈琲とは?
お店の特徴
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高木珈琲は、世界各地から品質の高い生豆を選び抜き、自家焙煎したコーヒーと、「並んででも食べたい!」と評判の「belle-ville(ベルヴィル)」のパンケーキを提供するお店です。
お店の看板商品「オリジナルブレンド」は、1杯451円。
たくさん飲みたい人に嬉しい「たっぷりサイズ」も550円で用意されています。
また、爽やかなコーヒーが好きな人には、浅煎りの「ライトブレンド(1杯451円)」も用意されています。
店舗は大阪、神戸、千葉にあり、2023年2月には京都の「フォレストモール京田辺」に新しくオープン予定です。
コーヒー豆のラインナップは12種類ほど
お店で提供しているコーヒーは自宅で楽しむことができます。
人気の「TAKAGIブレンド」をはじめ、旬のシングルオリジンや世界で5%ほどしか収穫されない希少な「 スペシャルティコーヒー」など12種類ほどを取り扱います。
コーヒー豆の値段は、ブレンドが100g 702円、200gなら1296円。
少量でも購入できますが、200gで購入した方がお得です。
スペシャルティコーヒーは200g 1300円〜1800円の間で販売されています。
大手チェーンのスターバックスと同じくらいの値段で、手が届きやすいのが嬉しいですね。
ちなみに、コーヒーは次の状態で購入できます。
- 豆のまま
- 粗挽き(コーヒープレス用)
- 中挽き(ハンドドリップ、コーヒーメーカーに最適)
- 極細挽き(エスプレッソ用)
お手持ちの抽出器具に合わせて挽き具合を調節してくれるので、コーヒーミルを持っていない方でも楽しめます。
また、 人気のパンケーキとコーヒーのギフトセットも用意されています。
もちろん、ギフトセットを購入する場合でも豆の状態を指定可能。
コーヒーが好きな人には「豆のまま」、ミルを持っていない人には「粉の状態」でプレゼントできます。
3種のブレンドコーヒー豆をレビュー
今回は、3種類の定番ブレンドと、誰でも簡単にパンケーキが焼ける「ふるふるパンケーキミックス」のセットをレビューします。
レビューするコーヒー豆は次の3種類です。
- TAKAGIブレンド(ハイロースト〜シティロースト)
- ライトブレンド(ライトロースト〜シナモンロースト)
- プレミアムブレンド(ハイロースト〜シティロースト)
TAKAGIブレンド
コーヒー豆の基本情報
価格 | 702円/100g 1296円/200g |
豆の産地 | ブラジル、コロンビア、他 |
焙煎度合い | 中煎り |
パンケーキにもっとも合う「TAKAGIブレンド」は、世界各国の最高級グレード豆の厳選を重ね、ようやく完成したお店を代表するコーヒー。
スパイス感やシトラスのようなフレーバーが味わえるように、ブラジルやコロンビアなどの豆がブレンドされています。
苦味と酸味のバランスを決めるのが「焙煎度合い(ばいせん/生豆を煎ること)」です。
TAKAGIブレンドは、味のバランスが良くて飲みやすい「中煎り」にローストされています。
苦味とほどよい酸味、甘みが引き立ち、日本で広く親しまれている焙煎度合いです。
実際に飲んだ感想
ペーパードリップすると、お湯に触れたコーヒー粉がフワッと大きく膨らみ、新鮮さを示します。
カップからは、カカオやアーモンドを思わせる香ばしく甘い香りが漂います。
実際に飲むと、雑味のないクリアな味の中に、カカオのようなほろ苦さが感じられます。
飲み進めると、ビターチョコレートのような甘みとコクが口に広がります。
酸味は少なく、どなたにも飲みやすいクセのない味なので、ギフトにも喜ばれそうです。
ミルクを加えると、コクのあるカフェオレが楽しめるので、気分に応じて飲み分けることもできます。
コーヒーのコクとミルクのまろやかさがマッチして美味しいです。
実際にパンケーキを作って、コーヒーと一緒に楽しんでみました。
生地の優しい甘みと、コーヒーのほろ苦さが口の中で絶妙にマッチします。
パンケーキとの相性を考え、試行錯誤を重ねた末に生まれた「渾身のブレンド」というのも大いに納得できる一杯です。
そのまま飲んでもおいしいですが、パンケーキとのハーモニーも本当に絶妙です。
ライトブレンド
コーヒー豆の基本情報
価格 | 702円/100g 1296円/200g |
豆の産地 | ブラジル、インドネシア、他 |
焙煎度合い | 浅煎り |
「ライトブレンド」は、軽やかな味のコーヒー豆をブレンドして、風味豊かに仕上げているのが特徴。
「春や秋など、軽やかな季節にすっと風に乗っていくような、リゾートに来たような気分を感じてほしい」という思いが込められています。
豆は、バランスの良いブラジルや、コクのあるインドネシア産などがブレンドされています。
焙煎度合いは、すっきりとした酸味と、軽やかな口当たりが楽しめる「浅煎り」。
甘いスイーツとのペアリングはもちろん、起き抜けのコーヒーとしても選びたくなる「爽やかな味わい」を演出しています。
コーヒー豆も粒がきれいに揃っていて、品質の高さがうかがえます。
実際に飲んだ感想
抽出が終わると、カップからはチェリーのような甘酸っぱい香りが漂います。
実際に飲むと、オレンジのようなフレーバーとほどよい苦味が感じられます。
柑橘系のジューシーな味わいで、気分転換したい時にもおすすめのコーヒーです。
酸味がしっかりありますが、豊かな甘みもあるので、これが酸味をマイルドにしている印象を受けます。
浅煎りコーヒーにありがちな「酸っぱさ」がなく、非常に飲みやすいフルーティーな美味しさが楽しめます。
プレミアムブレンド
コーヒー豆の基本情報
価格 | 918円/100g 1728円/200g |
豆の産地 | ブラジル、インドネシア、他 |
焙煎度合い | 中煎り |
「プレミアムブレンド」は、 一般的に高値で取引される「単一農園」「単一種」のコーヒー豆だけを贅沢にブレンドしています。
コクのある味わいを演出していて、コーヒーとパンケーキがお互いを引き立て合う「パーフェクトなおいしさ」を追求した一品です。
焙煎度合いは、香ばしさと甘味、コクが引き立つ「中深煎り」です。
ほどよい酸味と濃厚な甘み、フルボディのコクを楽しめるようにローストをされています。
煎りムラもなく、丁寧に焙煎されています。
実際に飲んだ感想
カップからは、チョコレートやカラメルのような甘く香ばしいフレーバーが漂います。
実際に飲むと、どっしりとしたフルボディのコクとマイルドな苦味、ほどよい酸味のバランスが絶妙です。
TAKAGIブレンドをさらに上品にしたような口当たりで、バランスの良さとなめらかな舌触りが印象的です。
クセがなく飲みやすい、オーソドックスなコーヒーのお手本のような味わい。
パンケーキと合わせると、コーヒーの深い味わいが一層引き立ちます。
ほどよい酸味が後味を爽やかにしてくれて、「TAKAGIブレンドとライトブレンドの良いとこ取り」をしたような余韻が楽しめます。
一度使ったら手放せない!「ベルヴィル監修」ふるふるパンケーキミックス
記事のはじめに紹介した、「並んででも食べたい!」といわれる「ベルヴィル」のパンケーキ。
お店で食べるようなおいしさを自宅でも簡単に楽しめるのが、こちらの「ふるふるパンケーキミックス」です。
材料はベルヴィルが監修していて、お店で食べるようなパンケーキを誰でも簡単に再現できるようになっているそう。
パンケーキミックスと牛乳を、こちらのプラスチックの容器に入れて振るだけで完成するそう。
付属の説明書に、パンケーキの作り方が書いてあります。
普段まったく料理をしない僕でも本当にできるのか?
ちょっと不安ですが、こういう道具を使うのは初めてなので、ワクワクします。
牛乳とパンケーキミックスを入れて40秒ふって、1分間放置したのがこちら。
とろりと濃厚なパンケーキミックスからは、甘い香りが漂います。
もう、この時点でおいしさが確定しています。
実際に出来上がったのがこちら。
パンケーキを生まれて初めて作るような方でも、このクオリティにできると思います。
これ、本当にすごいです。
実際に食べてみると本当にふわっふわ!
とろけるような美味しさが口いっぱいに広がります。
お好みでフルーツを添えても良いですし、ホイップクリームやたっぷりのメープルシロップをかけても美味しいです。
実際に3種類のブレンドコーヒーとパンケーキを合わせてみましたが、個人的にはお店イチオシの「TAKAGIブレンド」との組み合わせが好きでした。
今回紹介したコーヒー豆やパンケーキミックスは、公式オンラインストアでも購入できます。
コーヒーが好きな方へのプレゼントはもちろん、甘いのが好きな方のギフトとしても、非常におすすめのセットです。