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今回はスタバのコーヒー豆「東京ロースト」の正直な感想をレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
著者のプロフィール
東京ローストの基本情報
コーヒー豆の特徴
東京ローストは、スターバックスリザーブロースタリー東京の誕生と同時に生まれた新しいブレンドコーヒーです。
スマトラ産と中南米産のコーヒーをブレンドし、チョコレートやシナモン、レーズンのような風味を目指しています。
この豆最大の特徴はロースタリー東京で焙煎しているため鮮度が良いこと。
ハウスブレンドなどの定番コーヒー豆はアメリカから船便で届くため、焙煎後1ヶ月以上は経過したものです。
しかし、この東京ローストは国内で焙煎されているので鮮度が良く、香り高いコーヒーを楽しめます。
値段、豆の量、焙煎度合い
価格 | 1,440円/250g |
100gあたり | 576円 |
送料 | 220円〜(5,000円以上の購入で無料) |
豆の産地 | コロンビア、インドネシア |
品種 | アラビカ種 |
精製 | ウォッシュド(水洗式)、セミウォッシュド(スマトラ式) |
焙煎度合い | 中深煎り |
「 東京ロースト」は店舗、オンラインストアで購入できます。
より鮮度が高い豆を求めるなら、ロースタリー東京で購入するのがおすすめです。
焙煎度合いは「スターバックスミディアムロースト」。
一般的なシティ〜フルシティに相当する中深煎りです。
店舗ではコーヒーを次の状態で購入できます。
- 豆のまま
- 粉:ペーパードリップ用
- 粉:ネルドリップ用
- 粉:エスプレッソ用
- 粉:コーヒープレス用
- 粉:マキネッタ用
使うコーヒー器具に合わせて13段階から挽き具合を決めてくれます。
お気に入りの挽き具合があれば自分で指定することも可能です。
豆、粉いずれも値段は変わりません。
なお、オンラインストアでは豆での購入となり、粉の状態では販売されていません。
レビュー
抽出環境・条件
豆の量:16g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:160cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:30秒
ペーパードリップすると、湯に触れたコーヒー粉が小さくドーム状に膨らみます。
これは、コーヒー豆の鮮度がそこまで落ちきっていないことを示しています。
焙煎後2週間ほどに見受けられます。
実際に飲むと、スッキリとした口当たりで飲みやすく、スタバのコーヒー豆特有の煙臭さやクドさがありません。
ほどよい苦味と酸味、重たすぎず軽すぎずの丁度良いボディ感が印象的です。
コーヒープレスで抽出して飲むと、酸味が前面に出て爽やかな口当たりになります。
また、ペーパードリップでは感じられなかったクルミを思わせる風味が感じられます。
苦味が少なく、口当たりも軽くてモーニングコーヒーに合う味わいです。
ネルドリップして飲むと、ペーパードリップとコーヒープレスの間を取ったような味になります。
苦味と酸味がほどよく感じられ、豆本来のクルミを思わせる風味もかすかに感じられます。
ネルドリップで淹れると、ペーパーでは味わえない「コーヒーオイル」が特有のまろやかさを生み出します。
このまろやかさが、あっさりとした東京ローストを飲みごたえのある一杯にしてくれます。
総評
どの抽出方法でもスッキリとした味で飲みやすいです。
スタバ特有のスモーキーさや味の強さが控えめで「万人受けするブレンドコーヒー」という印象です。
ミルクと合わせるのはもちろん、ブラックで飲むのにも適しています。
数あるコーヒー豆の中で最高の鮮度を誇ります。
1日1杯程度のペースでゆっくり飲むなら、東京ローストは味が長持ちするのでおすすめできます。
スタバのコーヒー豆15種類のレビューを全部まとめて紹介しています。
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【2024年版】スタバのコーヒー豆おすすめランキング15選
味が似ているコーヒー豆は?
定番コーヒー豆の「グアテマラ アンティグア」です。
苦味と酸味のバランスが良く、香りもよく、スタバの中では最高品質のコーヒー豆です。
他店の豆でも良いなら、100g300円台の次の商品もおすすめです。
焙煎の全国大会で優勝した専門店の初回限定セットです。
Yahoo!ニュースなどでも度々特集されている北海道の有名店です。
次の方法で豆400g→600gに増量すれば、100gあたり356円になります。
上記の方法で、スタバの豆の約半額になります。
味のバランスが良くて、かつコスパも良いコーヒーを飲みたい人におすすめです。