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今回はタリーズの定番コーヒー豆「フレンチロースト」の正直な感想をレビューします。
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フレンチローストの基本情報
通年販売されているタリーズの定番商品「フレンチロースト」。
タリーズの中で最も深煎りに焙煎されたコーヒーで、ブラックはもちろんアイスコーヒーやカフェオレにも合うようにローストされています。
グアテマラやケニアの豆をブレンドして、スモーキーな香りが楽しめるように仕上げています。
値段、豆の量、焙煎度合い
価格 | 1,140円/200g 570円/100g |
豆の産地 | グァテマラ、ケニア |
品種 | アラビカ種 |
精製 | 記載なし |
焙煎度合い | 深煎り(フレンチロースト) |
フレンチローストを店頭で入手する場合、200gもしくは100gのハーフサイズでも購入できます。
タリーズの場合、どちらのサイズで購入してもパッケージがついてくるのが特徴です。
(スタバは簡易袋に入れられる)
公式オンラインストアではフレンチローストを取り扱いませんが、LOHACOなら正規品を220円で全国発送してくれます。
鮮度はどちらで購入しても変わらず、焙煎後2週間以上が経過した豆となります。
国内にある自社工場の熱風式焙煎機にて、深煎りにローストされています。
タリーズでは豆の挽き方を4種類から選べます。
- エスプレッソ用(極細挽き)
- 水出しコーヒー用(中細挽き)
- ペーパーフィルター用(中挽き)
- フレンチプレス用(粗挽き)
豆の状態、粉の状態どちらも値段は変わりません。
タリーズでは挽き方を番号で指定しなくて良いので、どの器具で抽出するのかを伝えればOKです。
万が一、間違えて豆で購入した場合でも後日持ち込めば無料で挽いてくれます。
レビュー
抽出環境・条件
豆の量:15g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:150cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:60秒
実際に飲むと、強い苦味があり、甘みや酸味はほぼ感じられません。
ミルクを入れてカフェオレにするのはもちろん、チョコレートを加えてカフェモカにするとコクと甘みが増して飲みやすくなります。
飲み進めると、ノドの奥にへばりつくような嫌味が残ります。
エアロプレスで抽出して飲むと、苦味のキレが格段に良くなって飲みやすくなります。後味がすっきりとして雑味やクドさも目立ちません。
ネルドリップすると、苦味がマイルドになり飲みやすくなります。
総評
いずれの抽出器具を使っても苦味が中心の味です。
酸味がほとんどないコーヒーが好きな人や、アラビカ種のカフェオレ用コーヒー豆を求める人に向いています。
苦味が強く若干しつこさがあるので、ブラックよりもカフェオレに適しています。
100g570円という値段を考えると、コストパフォーマンスはそこまで悪くない印象です。
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タリーズのコーヒー豆おすすめランキング10選!実際に飲んだマニアがレビュー
味が似ているコーヒー豆は?
100gあたり616円と値段はちょっとアップしますが、スターバックスの定番ストレートコーヒー「スマトラ」が挙げられます。
タリーズのフレンチローストよりもコクと甘みが強く、ブラックでも飲みやすいです。
このスマトラは創業当初から米スタバを始め、世界中で支持されているロングセラーです。
「すごく美味しい」という商品でもないですが、値段がそこまで変わらないので、それならスマトラが良いかと思います。
コスパ重視なら、100g400円の「青海エスプレッソ」がおすすめです。
「1日400杯売れる行列ができるコーヒー店」 として有名な青海珈琲の商品です。
100g400円なのでフレンチローストよりコスパが良く、味の方向性がタリーズに似ています。
(酸味が少なくて味が強い)
この店では煎りたての新鮮な豆を届けてくれるので、香りが良いことが特徴です。
ミルクに負けないコクと苦味、豊かな甘みがあり、アイスコーヒー、カフェオレにも向いています。
3種類の豆から選べるので、苦いのが好きなら「青海エスプレッソ」を3つ選ぶのがおすすめです。