今では世界中で愛されているイタリア発祥のコーヒー「エスプレッソ」は、数あるイタリアの美味しいものの中でも特に輝く存在の1つで、イタリア人の生活にはなくてはならないものです。
エスプレッソと普通のコーヒーは濃度やカフェインの量、使うコーヒー豆の種類など多くの違いがあります。ここから、エスプレッソと普通のコーヒーの違いを詳しく解説します。
ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
違いをざっくり知る!
- エスプレッソはコーヒーより旨味が凝縮された飲み物
- ただし濃度は普通のコーヒーの10倍(かなり濃い!)
- 味が濃いから、日本ではミルクを入れて「カフェラテ」として飲むのが一般的
- エスプレッソは専用のマシンを使わないと作れない
日本では、すっきりした味のドリップコーヒーが好まれるので、味が濃いエスプレッソをそのまま飲むのは一般的ではありません。
ですが、ミルクを加えてカフェラテにしたり、さらにチョコレートシロップを加えてカフェモカにしたり、いろんなアレンジをして楽しまれています。
ここから、もっと詳しくエスプレッソと普通のコーヒーの違いを解説していきます。
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エスプレッソと普通のコーヒーの違い
エスプレッソと普通のコーヒーの違いを以下の7つにまとめました。
- コーヒーの濃度
- 液量
- カフェインの量
- 豆の種類
- 豆の挽き具合・焙煎度合い
- 抽出器具・作り方
- クレマの有無
順番に解説します。
エスプレッソの濃度は普通のコーヒーの約10倍
1杯のコーヒーの濃度は、水に溶け出したコーヒーの成分の濃度によって決まります。
普通のドリップコーヒーは通常、約10gのコーヒー豆と150mlのお湯で抽出します。出来上がったコーヒーは99%が水でできており、豆から抽出されるコーヒーは1%程度です。
一方、エスプレッソは約8gのコーヒー豆と15mlほどのお湯で抽出します。出来上がったコーヒーは90%が水で、豆から抽出されるコーヒーは10%程度になります。
つまり、エスプレッソの濃度は普通のコーヒーの10倍ほどに濃縮されているのです。
先ほどお伝えしたように、エスプレッソを作るときは専用のマシンを使って、かなりの圧力をかけてコーヒー豆から成分を抽出するため、ドリップしたコーヒーよりも濃度が高くなります。
後ほど詳しく解説しますが、普通のコーヒーとエスプレッソでは、そもそも抽出のプロセスが全然違うので、出来上がるコーヒーもまったくの別物になります。
エスプレッソの液量はコーヒーの1/5
普通のコーヒーのカップ1杯が120〜150mlなのに対して、エスプレッソのカップ1杯の量は約25〜30mlなので、ずいぶんと液量が少ないことがわかります。
もちろん、エスプレッソも普通のコーヒーと同じように大量に抽出することもできます。しかし、エスプレッソの抽出に時間がかかると、コーヒー豆に含まれる雑味など、ネガティブな成分も溶け出してしまいます。
つまり、大量のコーヒー豆に圧力をかけると、すでに旨味を抽出したコーヒー豆から「雑味」も抽出され続けるので、結果的にあまり美味しくないエスプレッソになってしまうのです。
そのため、エスプレッソは「旨味」だけを抽出するのに最適な量(豆の量7~8mg)である30ml程度となっています。
カフェインの量はエスプレッソ1杯の方が少ない
エスプレッソ30mlのカフェインの量は約60mg、ドリップコーヒー150mlのカフェインの量は約90mgです。
「エスプレッソのカフェインの量がドリップコーヒーより少ないのは嘘!」と言って読者の気を引く記事が見受けられるようになりました。
しかし、この主張をしている記事のほとんどが100mlのエスプレッソと100mlのドリップコーヒーでカフェイン量を比較した結果を示しています。
デミタスカップ3杯分に相当する100mlのエスプレッソを飲むことは基本的にありませんし、ドリップコーヒー100mlは少し物足りません。
コーヒーのカフェイン量は、飲み方(スタイル)1杯あたりのカフェインの量で比べるほうが妥当と言えます。
エスプレッソと普通のコーヒーは豆の種類が違う
エスプレッソにもともと使われていたコーヒー豆は、濃厚で香ばしいロブスタ種という種類でした。
コーヒー豆は大きく分けてロブスタ種とアラビカ種があります。ロブスタ種は酸味が少なくて苦味が強く、エスプレッソにするとチョコレートのようなコクが出るのが特徴です。
一方、アラビカ種のコーヒー豆はフルーティーな酸味があるものや、甘味があるものなど、多彩な味わいを楽しめるのが特徴です。
イタリアでは、昔はロブスタ種のコーヒー豆を使っていましたが、時代が移り変わって、世界中のコーヒー豆が手に入るようになると、アラビカ種とロブスタ種のブレンドをエスプレッソに使うようになりました。
一方、普通のドリップコーヒーはアラビカ種が主体で飲まれることがほとんどです。「スペシャルティコーヒー」という考え方が浸透してきたのも、ドリップコーヒーでアラビカ種が選ばれるようになった要因のひとつと言えます。
スペシャルティコーヒーとは、味や香りなどの決められた評価基準をクリアして、コーヒー豆の生産体制や工程、そして品質管理が徹底された高品質のコーヒーのことです。
詳しくは「スペシャルティコーヒーとは?基準や定義を簡単にわかりやすく解説」をご覧ください。
豆の挽き具合・焙煎度合いの違い
普通のドリップコーヒーには中挽きのコーヒー豆を使います。
ペーパードリップをする場合、粉の挽き目があまりに細かいと、抽出するときにお湯がスムーズに抜けず、湯たまりができ、結果的に「過抽出」という状態になり、雑味が目立つコーヒーになります。
逆にコーヒー豆の挽き目が粗すぎると、今度はお湯がスムーズに抜けすぎて「抽出不足」という、コーヒーの成分が十分に抽出できていない状態になり、コクや旨味が少ないコーヒーになります。
そのため普通のコーヒーには、お湯の抜け具合と味のバランスが良い「中挽き」もしくは「中細挽き」のコーヒー豆を使います。
焙煎度合いに関しては浅煎り〜深煎りまで、好みに応じて幅広い選択ができます。
エスプレッソの場合、使用するマシンにもよりますが、もっと細かいパウダー状の「極細挽き」になったコーヒーを使うのが一般的です。
エスプレッソに極細挽きのコーヒーを使う理由は、粉の表面積を大きくした方が短時間でコーヒーの成分を効率よく抽出できるからです。
焙煎度合いに関してはシティロースト〜フルシティローストの深煎りが定番です。基本的に浅煎りのコーヒー豆をエスプレッソに使うことはありません。
ちなみに、ラバッツァ(LAVAZZA)など、海外メーカーのコーヒー豆の焙煎度合いを見ると「ミディアムロースト」と記載されていることがありますが、これは「シティロースト」のことです。
日本ではミディアムロースト=浅煎りと思われがちですが、海外では
- ライトロースト(浅煎り)
- ミディアムロースト(中煎り)
- ダークロースト(深煎り)
このような表記になっていることが多いです。ちなみに、苦味の強さ、味の強さを示す「インテンシティ(Intensity)」が表記されているのもエスプレッソ用のコーヒー豆の特徴です。
インテンシティ(Intensity)とは、味の強さを意味するもので、この数字が大きいほど苦味が強くなり、コクが深くなります。
抽出器具・作り方の違い
エスプレッソの抽出器具には、お店でお馴染みの大きな業務用エスプレッソマシンと、それを小型にした家庭用エスプレッソマシンがあります。
先にお伝えした通り、エスプレッソは押し固めたコーヒー粉をマシンにセットし、9気圧の圧力をかけて抽出するため、ドリップ式では味わえない濃厚なコーヒーになります。
また「マキネッタ(モカエキスプレス)」と呼ばれる直火式のコーヒーメーカーでエスプレッソを作ることもできます。イタリアの家庭には必ず1つはあると言われるほど広く愛されている金属製の抽出器具です。
厳密には、マキネッタで作ったコーヒーはエスプレッソとは呼ばず、「モカ」と呼ばれます。エスプレッソマシンほど圧力がかからず、クレマができないため抽出したコーヒーは「エスプレッソ」とは呼びませんが、エスプレッソのような味のコーヒーが楽しめます。
クレマとは、エスプレッソのいちばん上にできる、とろっとしたクリームのような泡のことです。このクレマは、マシンで圧力をかけてエスプレッソを抽出するときにコーヒー豆に含まれる油分と二酸化炭素が混じり合って形成されます。
エスプレッソの抽出器具・作り方は以上の2つとなります。
普通のドリップコーヒーの抽出器具は、金属フィルターやペーパーフィルター、ネルドリップ、フレンチプレスなど実に多彩です。
最も一般的なペーパードリップの場合、サーバーの上にドリッパーとコーヒー粉をセットし、上からお湯を注いでコーヒーを抽出します。
エスプレッソよりもさっぱりした味わいで、豆によってフルーティーな香りがしたり、チョコレートのような味がしたり、いろんなフレーバーが楽しめます。
クレマの有無
先ほどもお伝えしたように、エスプレッソマシンで抽出するコーヒーの最大の特徴は「クレマ」または「スキューマ」と呼ばれるコーヒーの泡です。
クレマには苦味成分が凝縮していて、液体部分より一層香ばしく、またイタリア人にとってはこのコーヒーに浮かぶ豊かな泡を見ること自体が幸せでもあります。
普通のドリップコーヒーにクレマのような泡はできませんが、豆の種類や焙煎、フィルターの違いによって、液体自体の色や透明度も様々です。
黒く不透明なコーヒーばかりでなく、紅茶のように赤みのかかった色や、透明感のある見た目のドリップコーヒーもあります。
エスプレッソは楽しみ方のバリエーションが豊富
普通のドリップコーヒーはブラックで飲むか、ミルクを加えてカフェオレにして飲むかのいずれかが一般的です。
しかし、エスプレッソの楽しみ方はバリエーションが豊富で、ざっと挙げるだけでも14種類あります。
- カプチーノ
- カフェマキアート
- カフェラテ
- ドッピオ
- リストレット
- カフェルンゴ
- アフォガート
- シェケラート
- アメリカーノ
- ロングブラック
- キャラメルマキアート
- カフェモカ
- エスプレッソトニック
- フラットホワイト
それぞれの味わいを簡単に紹介していきます。
カプチーノ
イタリアの朝ご飯の定番とも言えるカプチーノ。
イタリアでは焼きたてのクロワッサン「ブリオッシュ」と合わせてバールで朝ごはんを済ませる人も非常に多く、朝のバールは大賑わいです。
カプチーノのレシピは、大きなカップにエスプレッソを作り、そこに「エスプレッソ」「ミルクの液体部分」「ミルクの泡」が1:1:1になるように作るのが基本です。
カフェマキアート
マキアート(macchiato)とは、「染められた、シミの付いた」という意味で、エスプレッソをミルクで染めるイメージで作られる飲み物です。
カフェマキアートのレシピは、エスプレッソにスチーマーで泡立てながら温めたミルクを少し加えて作ります。エスプレッソの濃い香ばしさと苦味、ふわりとしたミルクのまろやかさと甘さが見事なハーモニーを奏でます。
マキアートでエスプレッソを楽しむイタリア人は非常に多く、マキアートあり派・なし派で比べても、どちらが多いのかわからないほど愛されています。
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カフェラテ
ラテ(latte)とは「乳」の意味で、日常的に一番多く使われるのは牛乳なので、単にラテまたはラッテと言えば牛乳を指します。
イタリアでカフェラテといえば、エスプレッソになみなみと150ml〜200mlほどの泡立てないホットミルクを注ぎます。
味わいはカプチーノよりもさらにマイルドで、温まりたいときには最適です。朝ごはんや小腹が空いたときなどにも、ミルクたっぷりのカフェラテはよく飲まれます。
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ドッピオ
ドッピオ(doppio)は「2倍」という意味です。
エスプレッソマシンには抽出口が1つのものと2つのものがあり、ドッピオは2つ口の方を使って1つのカップに2杯分のエスプレッソを作ります。
単純に一度に2杯分のエスプレッソを飲みたいときに注文します。
リストレット
リストレットとは、エスプレッソの味をさらに凝縮させた濃厚なコーヒーのことです。
エスプレッソマシンでの作り方は至って簡単で、通常のエスプレッソの半分の量まで出たら出来上がり。
具体的に説明すると、エスプレッソは抽出の序盤で一番濃く、そこにコーヒーの美味しい所が凝縮されていて、長く抽出するほど水で薄まっていきます。
つまり、 普通のエスプレッソは水とコーヒーの割合が9:1だったのに対して、リストレットだと8:2のようなイメージです。
抽出時間が短い分、通常のエスプレッソよりリストレットの方がカフェイン量が少なくなりますが、味のインパクトは強くなります。
リストレットはコーヒー豆の苦味が2倍というわけではなく、コーヒー豆の持つ甘みや酸味も濃く抽出されるので、エスプレッソの楽しみ方のひとつとして、イタリアで親しまれています。
カフェルンゴ
ルンゴ(lungo)とはイタリア語で「長い」という意味です。
リストレットとは逆に、普通のエスプレッソのおよそ2倍の量になるまで抽出したのがルンゴです。
ルンゴと注文を受けたら、コーヒーがエスプレッソの小さなカップにいっぱいになるまで待ってから提供します。
アフォガート
アフォガート(affogato)は「溺れた」という意味で、レストランで食後に「アフォガート」と言えば、バニラアイスクリームにエスプレッソをかけて食べるものを指します。
冷たいアイスクリームに熱いエスプレッソをかけると、アイスクリームがとろりと溶けて美味しいデザートのできあがりです。
シェケラート
イタリアにももちろんアイスコーヒーはありますが、このシェケラートは特別なアイスコーヒーです。
エスプレッソを氷で満たしたシェイカーにいれて、ほんの少しガムシロップを加えシェイカーで振った飲みものです。
冷やしたシャンパングラスに素早く注いだらできあがり。暑い夏の日の至福の一杯です。
アメリカーノ
アメリカーノ(Americano)は、エスプレッソをお湯で薄めたコーヒーです。イタリア人でアメリカーノを飲む人はかなり少数派です。
外国からの移住者や旅行客に主に飲まれている、といった印象です。イタリア人の多くはこのアメリカーノという飲み方をあまり支持しない傾向にあります。
薄めのコーヒーならルンゴを飲むし、体を気遣うならデカフェかオルゾ(caffe` d'orzo=大麦コーヒー)を飲むので、あえてアメリカーノを飲む場面がないのです。
しかし、濃くて量の少ないエスプレッソに慣れない人には、ペーパードリップのコーヒーほどに薄められたアメリカーノはホッとする1杯となるでしょう。
イタリアのバールではメニューに無くても「ウン カフェ アメリカーノ ペルファボーレ」と伝えれば、どこでも注文できます。
ロングブラック
アメリカーノがコーヒーにお湯を注ぐのに対し、ロングブラックはお湯にコーヒーを注ぎます。ペーパードリップのコーヒー程度にエスプレッソを薄めたものです。
エスプレッソを美味しくする要素としてクレマがあります。
アメリカーノの作り方の場合、エスプレッソを抽出した際にできる泡はお湯を注ぐときに消えてしまいます。
ロングブラックはクレマを保つためにカップに先にお湯を注いでおいて、後からエスプレッソを注ぐのがアメリカーノとの違いです。
エスプレッソ独特の香ばしい苦味が多く含まれる泡が残ることによって、アメリカーノよりエスプレッソの特徴を残した味わいになります。
しかし、イタリアのバールで3年以上バリスタとして働いていましたが、「ロングブラック」は一度も聞いたことのない言葉です。
もともと、アメリカーノすら「コーヒーとして認めない」という人の多いイタリアのバールで「ロングブラック」がすんなり出てくることは難しいでしょう。
どうしてもイタリアのバールでロングブラックが飲みたい人は、あれこれ説明するのはいっそ省いて、エスプレッソと大きなカップにお湯を別々に注文すれば確実です。
キャラメルマキアート
スターバックスコーヒーが世に広めたと言ってもいいほどの「キャラメルマキアート」。
カプチーノやカフェラテをキャラメル味のシロップで味付けしたものです。バニラシロップも合わせて加えられることがあります。
カフェモカ
一般的にコーヒーで「モカ」と言うと、主にエチオピアやイエメンで生産されるアラビカ種のコーヒーを指しますが、「カフェモカ」はまた別物です。
エスプレッソにミルクとチョコレートシロップを入れ、さらにホイップクリームとチョコレートソースで仕上げたものです。
アイスでもホットでも美味しく飲めます。これもアメリカ発祥の飲み物で、イタリアのバールにはありません。
エスプレッソトニック
エスプレッソトニックは、氷を入れたグラスに炭酸水、エスプレッソの順に注いだ爽やかなドリンクです。
2010年頃に北欧のカフェで誕生して、特にオーストラリアでは夏の定番として定着しています。
エスプレッソと炭酸水は1:3くらいで作るのが一般的です。エスプレッソを注ぐときにシュワッと泡が上がってくるので、サイズに余裕のある大きめのグラスで作ってください。(レモンフレーバーの炭酸水で作っても美味しくできます。)
ちなみに、こちらもイタリアでは聞いたことのない名前でした。
フラットホワイト
フラットホワイトとは、カフェラテとカプチーノの中間くらいのものですが、厳密な定義はありません。
カプチーノのように大きなカップにエスプレッソを作り、スチーマーで泡立てないように温めたミルクを注いだものです。
エスプレッソに対して空気を含んだなめらかなミルクを1:2くらいの割合で注いで作ります。
こちらはロングブラックと共に、オーストラリアやニュージーランドで愛されていたスタイルで、最近は日本でも美味しいと話題になっています。
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まとめ
今回はエスプレッソと普通のコーヒーの違いを解説してきました。
内容を簡単にまとめます。
- エスプレッソはコーヒーより旨味が凝縮された飲み物
- 濃度は普通のコーヒーの約10倍
- 日本ではミルクを入れて「カフェラテ」として飲むのが一般的
- エスプレッソは専用のマシンを使わないと作れない
ちなみに日本で販売されている家庭用のエスプレッソマシンには、エスプレッソとドリップコーヒーを両方作れる機種があり、これが大変人気です。
上位機種になると、 ボタン1つで、カフェラテやカプチーノなどのミルクメニューが作れるものも登場していて、コンビニコーヒーのマシン感覚で使えるようなマシンもあります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。