バレンタインデーなどにギフト用チョコレートを選ぶ際、 どのブランドが良いか迷うかと思います。
そこで、実際にピエールマルコリーニ、ガレー、ブルガリ、ゴディバなど有名ブランドのチョコレートを食べて味を比較しました。
甘さとカカオ感のバランスや、外箱の高級感などを総合的に判断して順位付けしています。
ギフト用の高級チョコレートおすすめ11商品の比較一覧表
順位 | 商品名 | 商品画像 | 値段 |
特徴 | 甘さ |
1 | ピエールマルコリーニ セレクション 8個 |
4,500円 8個 |
甘さ控えめで、苦すぎず食べやすい。 口どけが良さが抜群 |
★★☆☆☆ | |
2 | ブルガリ IL CIOCCOLATO チョコレート・ジェムズ |
4,900円 3個 |
高級感のあるパッケージが特徴 甘さ控えめで、大人向けの食べやすい味 |
★★☆☆☆ | |
3 | ゴディバ レジェンデール トリュフ 6個 |
2,808円 6個 |
宝石箱のような素敵な箱が印象的 ピエールマルコリーニと比較すると甘め |
★★★★☆ | |
4 | ゴディバ ゴールドコレクション |
2,169円 7個 |
中にガナッシュが入ったチョコレートは 全体的にちょっと甘め |
★★★☆☆ | |
5 | ガレー ミニバー | 1,790円 6個 |
ピエールエルメの師匠の元で修行をした 人物のブランド。チョコは甘め |
★★★★★ | |
6 | ゴンチャロフ カルム (TRUFFIN トリュフィン) |
1,980円 18個 |
日本で初めてウィスキーボンボンを 作ったと言われている。お酒の香りが強い |
★★★★☆ | |
7 | ジャン=ポール・エヴァン ボンボン ショコラ |
3,435円 4個 |
ピエールマルコリーニやゴディバと 比較して若者向けの甘さ。 |
★★★★★ | |
8 | ヴィタメール マカダミアショコラ(ダーク) |
2,228円 8個 |
ベルギー王室御用達の老舗。 サクサクした食感が特徴 |
★★★★☆ | |
9 | デルレイ ダイヤモンドBOX |
6,000円 6個 |
全体的に甘く、若者向けの味わい。 食べるジュエリーと言われている |
★★★★★ | |
10 | メリーチョコレート チョコレートセレクション |
500円 12個 |
カカオの苦味よりもお砂糖の甘みが強め 若者向けのチョコレート |
★★★★★ | |
11 | モロゾフ LYCKA TILL (リッカティル) |
300円 4個 |
ミルキーな甘みがあり、食べ慣れた いつものチョコレートという印象 |
★★★★★ |
【2024年版】ギフト用の高級チョコレートおすすめ11選
第1位:ピエールマルコリーニ セレクション 8個入り
値段 | 4,500円 |
内容量 | 8個入り |
甘さ | ★★☆☆☆ |
ピエールマルコリーニは、カカオの選定から焙煎まで自社で行う「ビーントゥバー」の手法をいち早く取り入れたブランドです。
11種類のチョコを食べ比べましたが、カカオの質がワンランク違う印象を受けました。
甘さも抑えられて、苦すぎず食べやすい完璧なチョコレートでした。
8種類のチョコレートを紹介
チョコの種類 | 特徴 |
ピエールマルコリーニ グラン クリュ | 厳選したカカオを最良のバランスでブレンドしたビターガナッシュ。 |
トルサード | ジャンドゥーヤをミルクチョコレートでコーティング。 |
クール パッションフルーツ | ホワイトチョコレートの中に、パッションフルーツで香りづけしたホワイトガナッシュ。 |
クールフランボワーズ | ホワイトチョコレートの中に、フランボワーズで香りづけしたビターガナッシュ。 |
アニモ キャラメル | ミルクチョコレートの中に「フルールドセル(塩の花)」とキャラメルソースが入っている。 |
エスカルゴ | ホワイトチョコレートの中にキャラメルソースが入っている。 |
テレ | ミルクチョコレートの中に、アールグレイティーで香りづけしたミルクガナッシュ。 |
パレ オール レ | ミルクチョコレートの中にバニラで香りづけしたミルクガナッシュとキャラメルソースが入っている。 |
ガナッシュとは?
チョコレートと生クリームを混ぜ合わせて作るチョコレートクリームのことです。
マルコリーニのチョコレートは全体的にどれも口どけが良く、舌の上に乗った瞬間すっと消えていきます。
甘さが抑えられていて大人向けのチョコレートという印象。
表面のチョコレートが口の中で溶けると、中のラズベリーソースや、マンゴーソースなどが口の中にじんわりと広がります。
口の中で全体が合わさった時のおいしさも秀逸です。
アールグレイのチョコレート「テレ」は茶葉の渋みが感じられ、紅茶の味わいを忠実に再現しています。
特に女性に好まれそうな美味しさが感じられます。
ブランド名を冠したチョコレート「ピエール マルコリーニ グラン クリュ」。
深みのあるカカオの味わい、スッキリとした甘さ、キレの良い苦味が印象的です。
有名なゴディバと比較して甘さ控えめで、甘さのキレが良いのが特徴的です。
甘さとほろ苦さもバランス、口溶けの良さ、どれをとってもピエールマルコリーニは超一流という印象でした。
第2位:ブルガリ IL CIOCCOLATO チョコレート・ジェムズ
値段 | 4,900円 |
内容量 | 3個入り |
甘さ | ★★☆☆☆ |
ブルガリの世界観を閉じ込めた3種類のチョコレートは「イタリアの味と香りを楽しむ」がコンセプト。
外箱を開ける段階でとてつもない高級感が漂います。
左側から次の3つが入っています。
- オリーブオイル
- いちじく&くるみ
- アーモンドプラリネ
ブルガリのチョコレートもかなり甘さ控えめで、大人向けの食べやすいです。
ピエールマルコリーニと同じくらい、味わいに上品さを感じます。
ブルガリは誰でも知っているブランドですし、高級感が半端じゃないので、ギフトに最適なチョコレートの1つだと思います。
第3位:ゴディバ レジェンデールトリュフ 6個入り
値段 | 2,808円 |
内容量 | 6個入り |
甘さ | ★★★★☆ |
まるで宝石箱のような箱がとても素敵で、もらったら喜ぶこと間違いなしの上品さと重厚感があります。
箱を開封する前からワクワク感があります。
ゴディバのレジェンデールトリュフは、歴代シェフが守り続けたこだわりのレシピが詰まっています。
ゴディバ初のトリュフが誕生してから70年あまり経過していますが、今なお引き継がれるトリュフの傑作が6種類入っています。
全体的に、ピエールマルコリーニやブルガリと比較するとやや甘めで、若者向けの味のチョコレートです。
濃厚な甘みがありますが、口溶けがよく、なめらかな口当たりが特徴です。
どれを食べても洗練された上質さを感じられるので、万人受けするチョコレートだと思います。
比較的入手もしやすいので、 オーソドックスなチョコレートギフトとしておすすめです。
第4位:ゴディバ ゴールドコレクション
値段 | 2,169円 |
内容量 | 7個入り |
甘さ | ★★★☆☆ |
ゴディバのゴールドコレクションは、このブランドを代表する定番人気のチョコレートです。
リボンをほどいて箱を開けると、ベルギーの伝統が感じられる美しいチョコレートたちが目に飛び込んできます。
中にガナッシュが入ったチョコレートは全体的にちょっと甘めですが、口溶けがよくて美味しいです。
3枚入っている一口サイズの薄い正方形の「カレ」は、甘みが少なくて大人向けの味です。
特に、カカオ分72%の「カレ72%ダーク」は、深みのある味で、普通のチョコレートにはない高級感があります。
このセットは、甘いチョコレートとビターチョコレートがバランスよく入っているので、最後まで飽きずに食べられます。
値段や買いやすさ、食べやすさなど総合的に見て、かなりおすすめ度が高いです。
また、板状チョコレートの「カレ」だけが詰まったセットもあります。
カカオのほろ苦さや大人向けのおいしさを求める方には、こちらがおすすめです。
第5位:ガレー ミニバー
値段 | 1,790円 |
内容量 | 6個入り |
甘さ | ★★★★★ |
1976年にベルギー・リエージュで誕生したGaller(ガレー)。
チョコレートに人生を捧げたショコラティエ「ジャン・ガレー」が創業したブランドです。
彼は、マカロンで有名な「ピエール・エルメ」の師匠「ガストン・ルノートル」の元で修行をした人物です。
創業当時より材料やレシピにこだわり、1994年には異例のスピードで「ベルギー王室御用達」に認定されました。
ガレーの定番商品であるミニバーは、6種類のフレーバーが楽しめます。
見た目もカラフルで色彩豊かな商品です。
フレーバーは6種類
【ホワイト・ピスタチオ】
ピスタチオ入りのホワイトチョコレート
【ホワイト・マノン】
ヘーゼルナッツクランチ入りのコーヒームースを包んだホワイトチョコレート
【ミルク・プラリネ】
ヘーゼルナッツプラリネ入りのミルクチョコレート
【ダーク・プラリネ】
ヘーゼルナッツプラリネ入りのダークチョコレート
【ミルク・クルスティヨン】
アーモンドとクリスピープラリネ入りのミルクチョコレート
【ダーク・キャラメル】
バターキャラメルと塩キャラメルを使ったダークチョコレート
ダークという名前が入ったチョコレートは、甘さ控えめでカカオの深い味わいとほろ苦さのバランスが良いです。
ダーク系のチョコレートに関しては、ピエールマルコリーニの次にカカオに対するこだわりが感じられました。
ただし、ダーク系以外のチョコレートは結構甘いです。
キャラメルなど他のミニバーはカジュアルな味わいというか、若者向けの美味しさが楽しめます。
甘いチョコレートが好きな方におすすめです。
第6位:ゴンチャロフ カルム(TRUFFIN トリュフィン)
値段 | 1,980円 |
内容量 | 18個入り |
甘さ | ★★★★☆ |
神戸で創業したゴンチャロフは、日本で初めてウィスキーボンボンを作ったと言われているブランドです。
日本でも有名な「モロゾフ」と一時協力関係にあったことも知られています。
味わいのレベル的にも、モロゾフやメリーと比較されることが多いブランドですが、ゴンチャロフの方が若干甘さ控えめで食べやすい印象です。
正直、味だけで言えば「ガレー」と遜色ないおいしさだと感じました。
ガレーと比較してコスパが良いので、カジュアルなギフトにも向いていると思います。
ゴンチャロフのチョコレートで特におすすめは、シャンパン味がする「マールドシャンパーニュ」。
日本で初めてウイスキーボンボンを作ったブランドというのも納得のクオリティで、シャンパンの風味が非常に強く感じられます。
他にも、ゴンチャロフにはリキュールを使用したチョコレートが販売されているので、お酒が好きな方にもおすすめです。
第7位:ジャン=ポール・エヴァン ボンボン ショコラ 4個
値段 | 3,435円 |
内容量 | 4個入り |
甘さ | ★★★★★ |
日本国内に多数のブティックを構えるジャン=ポール・エヴァン。
ゴディバと比較して、ジャンポールエヴァンのチョコレートは全体的に甘さが強いです。
COOLの文字が描かれたチョコレートは、口の中でとろけるとキャラメルがとろけ出し、口いっぱいに濃厚な甘みが広がります。
お砂糖の甘みを結構強く感じますので、若者向けの味わいです。
黒いオーソドックスな「カライブ」というチョコレートは、カリブ産の上質なカカオを使ったビターガナッシュ。
ビターと言うわりには結構甘みが強く、やはり若者向けの味わいという印象を受けます。
ピエールマルコリーニやゴディバと比較して、高級感のある味ではないかな、というのが正直な感想です。
第8位:ヴィタメール マカダミア・ショコラ(ダーク)
値段 | 2,228円 |
内容量 | 8個入り |
甘さ | ★★★★☆ |
ベルギーの首都ブリュッセルで誕生したヴィタメール。
ヴィタメールと言えば「味に対する厳しいまでのこだわり」があることで知られています。
ベルギー王室御用達の老舗であり、王室の特別なおもてなしには必ずヴィタメールのチョコレートやお菓子が使われます。
このような理由から、外箱にもベルギーの王室の紋章が使われています。
マカダミア・ショコラは、さくさくに焼き上げたサブレにマカダミアナッツ・アーモンドがトッピングされています。
外側をクーベルチュールチョコレートでコーティングしています。
ひとくち食べてみるとサクサクした食感が楽しめますが、チョコレートの味そのものは日本で買える市販のチョコレート菓子と大差ないように感じました。
甘さが抑えられていて食べやすいですが、あまり特別感はないかも知れません。
第9位:デルレイ ダイヤモンドBOX
値段 | 6,000円 |
内容量 | 6個入り |
甘さ | ★★★★★ |
1949年にベルギーのアントワープで創業したショコラトリー「デルレイ」。
デルレイといえば、ダイヤモンドの形をしたショコラが有名で、食べるジュエリーとも言われています。
デルレイのチョコが買えるのは、アントワープ本店以外では世界で日本だけなので、珍しいブランドのチョコをプレゼントしたい人に向いています。
ただし、全体的にかなり甘くて、若者向けの味わいです。
6種類のチョコレートが入っている
デルレイのダイヤモンドBOXには、6種類のチョコレートが入っています。
- レッドダイヤモンド ダーク
- ゴールドダイヤモンド ミルク
- ゴールドダイヤモンド ダーク
- レッドダイヤモンド ミルク
- ルーベンス
- スクエアゴールドプラリネ
デルレイのブランド名が描かれたスクエアゴールドプラリネは、強い甘みがあります。
カカオの味よりも砂糖の甘味がガツンときます。
デルレイのチョコレートは、味よりも「パッケージを開封したときのゴージャス感」を重視する方に向いていると思います。
実際、女性がもらって嬉しいスイーツランキング1位を獲得した実績もあるので、甘いものが好きな女性に喜ばれそうです。
第10位:メリーチョコレート チョコレートセレクション
値段 | 500円 |
内容量 | 12個入り |
甘さ | ★★★★★ |
メリーチョコレートは、日本を代表する高級チョコレートブランドです。
三越や丸井などのデパートはもちろん、セブンイレブンなどのコンビニでも販売されているので気軽に買いやすいです。
※今回レビューする「チョコレートセレクション」は、セブンイレブンで500円で購入しました。
お味の方は、 カカオの苦味よりもお砂糖の甘みが強くて、若者向けのチョコレートという印象です。
パッケージを開封すると、色鮮やかな可愛らしいチョコレートたちが姿を見せます。
ビジュアル的にも海外ブランドの高級チョコレートと遜色ないクオリティーに仕上がっています。
1粒40円ちょっとのお値打ち価格なので「高級感がある味わい」では無いものの、ちょっとしたプチギフトとして喜ばれそうな一品です。
第11位:モロゾフ LYCKA TILL (リッカティル)
値段 | 300円 |
内容量 | 4個入り |
甘さ | ★★★★★ |
モロゾフの「リッカティル」というチョコレートは、可愛い動物たちがモチーフです。
リッカティルはスウェーデン語で「あなたに幸運を!」を意味するそう。
お味は、ミルキーな甘みがあり、「食べ慣れたいつものチョコレート」という印象です。
パッケージを開けると可愛らしいテディベアやボタンなど、北欧らしい素敵な見た目に心を奪われます。
ベルギーやフランスの高級チョコレートとはまた違ったアプローチで、プレゼントする相手の心をほっこり温めてくれそうです。
職場なんか使うちょっとしたプチギフトにもおすすめです。
モロゾフのリッカティルはイオン系列のお店で300円〜購入できます。(個数によって値段が異なります)
人気ブランドのギフト用高級チョコレートを楽しもう!
今回は、人気ブランドのおすすめギフト用高級チョコレート11銘柄を紹介しました。
口にしたときの高級感や上品さは、ピエールマルコリーニとブルガリが圧倒的でした。
日本で人気の「ゴディバ」は美味しさとコスパのバランスが本当に良いです。個人的には、ロングセラーの「ゴールドコレクション」がおすすめです。