今回は大阪のロースター、土居珈琲「ブラジルダテーラ農園」の正直な感想をレビューします。
結論から言うと、チョコレートのような甘みと非常に深いコクがあり、 誰が飲んでもおいしいと感じるであろう「王道のコーヒー」という印象を受けました。
このお店では、コーヒー豆を注文後に焙煎するため、非常に鮮度が良く、香り・風味が1ヵ月は持続するのが特徴です。
土居珈琲のコーヒー豆「ブラジルダテーラ農園」の感想を正直にレビュー
値段 | 2,268円/200g |
100gあたり | 1,134円 |
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の産地 | ブラジル |
焙煎度合い | 深煎り(フルシティロースト) |
ドリップすると、コーヒー粉は大きく膨らみ、カラメルのような甘い香りが漂います。
実際に飲むと、カラメのような甘みの中に香ばしさがあり、ビターな旨味が感じられます。
キレの良い苦味と、ほどよい酸味のバランスが上品に整っていて飲みやすいです。
ボディ感も重たすぎず、軽すぎずの丁度いい塩梅。
また、カップを口に近づける度にナッツのような風味も感じられて、とても心地よいです。
フレンチプレスで抽出して飲むと、苦味が控えめになってナッツのような風味が際立ちます。
ネルドリップすると、まろやかな口当たりと深みのある味になります。
ブラジルダテーラ農園とは
ブラジルのミナスジェライス州にあるダテーラ農園。
世界一のコーヒー生産量を誇るブラジルの中でも、とくに良質なコーヒーを生産する農園として世界的に有名です。
ここでは、収穫したコーヒーチェリーを精製する加工場や保管庫などを農園内に保有しています。
普通は、それぞれの農家で収穫したコーヒーチェリーを加工場に持ち込むのが一般的です。
しかし、ダテーラ農園では栽培から収穫、加工、そして輸出まですべて一貫して行うのが特徴です。
また、コーヒーの売上の5%を寄付に充てるなど、社会福祉面への関心が非常に高く、農園内にはワーカーのための住居や学校、セミナー施設や自然保護区などが整備され、接続可能な農業への意識が高いことでも知られています。
また、レインフォレストアライアンス(RA認証)なども取得しています。
※レインフォレストアライアンスとは、森林や水などの自然資源とそこに生きる動物を守りながら、人々の暮らしや経済・労働環境を支える仕組みです。
【土居珈琲】ブラジルダテーラ農園の特徴
チョコレートのような甘みが強い
ブラジルの豆はもともと、ナッツやカカオのような風味を持ち、苦味と酸味のバランスが良いコーヒーが多いです。
土居珈琲では、チョコレートのようなビターな甘みと、香ばしいコクの調和が楽しめるように仕上げています。
購入者の口コミを見ると非常に評判が良く、まさに「非の打ちどころがないコーヒー豆」という想像を抱かせます。
焙煎度合いを指定できる
土居珈琲のブラジルダテーラ農園は、焙煎度合いを指定できるのも特徴です。
焙煎度合いで、苦味と酸味のバランスが決まります。
今回は深煎りで注文しましたが、もっと苦味をマイルドにして酸味を強くするなら、お店おすすめの「シティロースト」で注文すると良いです。
土居珈琲の「小さな焙煎」おためしセットもおすすめ
土居珈琲には、初めて購入する人に向けた「お試しセット」が用意されています。
お店で一番人気のグァテマラと、オレンジのような風味の「エルサルバドル」がセットになっています。
価格 | 2,376円 |
内容量 | 100g×2種類 |
豆の産地 | グァテマラ・エルサルバドル |
焙煎度合い | 深煎り(フルシティロースト) |
エルサルバドルを手掛ける「ラ・レフォルマ農園」は、世界一有名なコーヒーの品評会「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」にて入賞した実績があります。
実際に飲むと、ひと口目はオレンジのような爽やかさが感じられ、飲み進めるごとにチョコレートのような甘みとコクが追随するのが印象的でした。
2つのコーヒー豆はどちらも甘く、香りが強いのですが、微妙にテイストが異なるため2つを飲み比べるのがおすすめです。
グアテマラは、ゆったりと過ごしたい時に飲みたい美味しさがあり、エルサルバドルはモーニングコーヒーとして選びたい爽やかさが特徴です。
「小さな焙煎」おためしセットを公式サイトで見る
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土居珈琲の初めてのセットを本音レビュー
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