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今回はドトールのコーヒー豆「カフェヨーロピアン」の正直な感想をレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
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カフェヨーロピアンの基本情報
コーヒー豆の特徴
カフェヨーロピアンは、店舗で提供しているブレンドコーヒーをさらに苦く、コクを深くした商品です。
マイルドブレンドより酸味が少なく、ミルクとも相性が良いのが特徴です。
参考までに、マイルドブレンドはハイロースト(中煎り)。
カフェヨーロピアンはシティロースト(中深煎り)です。
値段、豆の量、焙煎度合い
価格 | 980円/200g |
100gあたり | 490円 |
送料 | 一律800円(5,000円以上の購入で無料) |
豆の産地 | ブラジル、コロンビア |
品種 | 記載なし |
精製 | 記載なし |
焙煎度合い | 中深煎り |
「カフェヨーロピアン」は店舗、オンラインストアで購入できます。
オンラインストアの場合、鮮度と風味を保つために粉の状態では販売していません。
店舗なら粉の状態で購入できます。挽き具合は手持ちの器具に合わせた粒度にしてくれます。
今回レビューする豆は焙煎してから3週間後のものです。
レビュー
抽出環境・条件
豆の量:16g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:160cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:30秒
コーヒー豆は均一に焼かれており、焼きムラはほとんど見られせんが、わずかに欠点豆が混じっています。抽出前に取り除くと雑味が少なくなります。
実際に飲むと、やや強めの苦味、優しい甘みと酸味が感じられます。
ブラジルのカカオのような苦味を、コロンビアがマイルドにしています。上手にブレンドされている印象を受けます。
キレはあまり良くない。ノドにへばりつくようなしつこさと渋みが口に残るので、軽めの味に抽出できる器具を使うと良いです。
カリタ3つ穴ドリッパーで淹れると、スッキリして飲みやすいです。
クリスタルドリッパーだと物足りない味になります。
ネルドリップすると濃厚ながらも後味がすっきりします。手入れは一番面倒ですが、カフェヨーロピアンに最適な器具でした。
総評
感動するような美味しさは無いですが、100gあたり500円以下のコーヒー豆の中ではクオリティが高いです。
鮮度や欠点豆の有無など、自家焙煎店の豆に劣る部分はありますが、値段を考えれば許容範囲内と思えるでしょう。
味のバランスが良いので、喫茶店で飲むようなコーヒーが好きなら十分に満足できるでしょう。
味が似ているコーヒー豆は?
南蛮屋の「ブラジル樹上完熟ナカオセレクト(100g594円)」が最もコスパが良くて味も近いです。
グラム単価100円ほどアップしますが、鮮度も味も南蛮屋に軍配が上がります。
どちらも直火焙煎を行う店で、味のテイストが似ています。
100g500円以上は出せない場合、カフェヨーロピアンに勝る豆は今のところ思いつきません。
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