忖度なしのレビューサイト「山口的おいしいコーヒーブログ」です。
今回はドトールのコーヒー豆「プレミアムマイルドブレンド」の正直な感想をレビューします。
※記事中の値段は全て税込です。
著者のプロフィール
プレミアムマイルドブレンドの基本情報
コーヒー豆の特徴
毎年10月初旬に発売されるプレミアムマイルドブレンド。
定番コーヒー豆の「マイルドブレンド」に「ティピカ」という品種を加えているのが特徴です。
ドトールでは「アラビカ種」という高品質の豆だけを取り扱います。
ティピカはアラビカ種に分類されますが、特に優れた風味をもつため市場では高値で取引されます。
また、通常のマイルドブレンドはガスを使った直火焙煎を行うのに対して、こちらは炭火焙煎が行われていことも特徴です。
値段、豆の量、焙煎度合い
価格 | 990円/200g |
100gあたり | 495円 |
送料 | 一律800円(5,000円以上の購入で無料) |
豆の産地 | メキシコ、ブラジル、他 |
品種 | ティピカ、他 |
精製 | 記載なし |
焙煎度合い | 中深煎り |
「プレミアムマイルドブレンド」は例年10月1日に店舗にて数量限定で販売されます。
ドトールの期間限定商品は、基本的にオンラインストアには並びません。
レビュー
抽出環境・条件
豆の量:16g
豆の挽き具合:中挽き
お湯の量:160cc
お湯の温度:85℃
蒸らし時間:30秒
煎りムラはありませんが、割れたり欠けたりの欠点豆がわずかに確認できます。
焦げた味が雑味になるので、ブラックで飲むなら取り除いたほうが良いです。
ペーパードリップすると、ローストナッツのような香りが広がります。炭火焙煎特有の香りはありません。
実際に飲むと、ほどよい苦味と酸味があり、コクはやや深め。まろやかな舌触りで甘みはそれほど強く感じません。
感動するほどの美味しさが楽しめるコーヒーではないものの、安定感のある味わいでクセがなく飲みやすいです。
フレンチプレスで抽出すると、全体的に少しあっさり目の味になりつつも、豆本来のローストナッツのような風味が強く感じられます。
ネルドリップすると、コクがより深くなり、まろやかな口当たりに。重量感のある味わいが印象的です。
カリタ3つ穴ドリッパーで抽出すると、キレが良くなり、すっきりした味になります。
総評
感動するような美味しさは無いですが、苦味と酸味のバランスがよく飲みやすいです。
通常のマイルドブレンドとの違いは実際に飲み比べないと、ほとんどわからないでしょう。
品種の違いはともかく、通常なら炭火かガス焙煎かの違いは顕著に現れます。
プレミアムマイルドブレンドは炭火特有の香味がないので、炭火感を期待しない方が良いです。
値段も通常のマイルドブレンドと大差ないので、それだけ品質にも差がありません。
※通常のマイルドブレンドが値段のわりに高品質なのです。
味が似ているコーヒー豆は?
南蛮屋の「うまか珈琲(100g648円)」が最もコスパが良くて味も近いです。
グラム単価150円ほどアップしますが、風味は南蛮屋に軍配が上がります。
どちらも炭火などを使って直火焙煎する店なので、味のテイストが似ています。
プレミアムマイルドブレンドより安くて味が似ているコーヒーは、今のところ思いつきません。
より優れた商品が出てきたら追記します。