本記事では、実際に飲んだおすすめのエチオピアコーヒー20商品をランキング形式で紹介します。
僕はエチオピアのコーヒーが五本の指に入るほど好きなので、今回のランキングはかなり辛口になってしまいました。しかし、実際にお金を払って飲んだ一個人の正直な感想ですので忖度なしで書きました。本当に美味しいエチオピアコーヒーを探している人のためになれば嬉しいです。

ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
タップできる目次
- エチオピアコーヒーの概要・特徴
- エチオピアコーヒーがおすすめな人
- エチオピアコーヒーの選び方
- エチオピアコーヒーおすすめランキング20選
- 1位.VERVE COFFEE ROASTERS エチオピア
- 2位.ポストコーヒー エチオピア ウラガ レッドハニー
- 3位.ROASTERY MANLY COFFEE エチオピア ナチュラル
- 4位.OBROS COFFEE エチオピア
- 5位.ゴールドキャッスルコーヒー エチオピア産ゲイシャ
- 6位.カカシコーヒー エチオピア モカシダモG1
- 7位.wabisuke エチオピア イリガチェフG1フローラル
- 8位.蕪木(かぶき) モカ・ヤンニハラール
- 9位.ブルーボトルコーヒー ベラ・ドノヴァン
- 10位.REC COFFEE エチオピア イルガチェフェ
- 11位.サザコーヒー サザモカ
- 12位.前田珈琲 モカイルガチェフェ弁慶
- 13位.ブルーボトルコーヒー ブライトブレンド
- 14.猿田彦珈琲 バレルエイジド エチオピア タミルタデッセ ナチュラル(コーヒー豆)
- 15.イヌイットコーヒー エチオピア イルガチェフェ
- 16. 自家焙煎コーヒーマウンテン エチオピア モカ イルガチェフェ コチャレ
- 17位.欅カフェ エチオピアゲイシャ G3 ナチュラル
- 18.コーヒーばかの店 エチオピアモカ
- 19.横浜元町珈琲 エチオピア
- 20.アンドロメダ エチオピアコーヒー ヤルガッチャフェ
エチオピアコーヒーの概要・特徴

| 地域 | 東アフリカ ・シダモ、イルガチェフェなど |
| 味わい・香り | オレンジ、ワインなど |
| コーヒー生産量 | 世界第5位 |
| 栽培品種 | アラビカ種99%:ロブスタ種1% |
| 精製方法 | ナチュラル・ウォッシュド |
エチオピアはアラビカ種の故郷であり、国際的なエチオピアコーヒーはすべてアラビカ種と言っても過言ではありません。ロブスタ種もごく少量存在しますが、商業的にはほとんど流通していません。
エチオピア産のコーヒーは、ほかの産地の豆とは一線を画す際立った風味で知られています。具体的には、イルガチェフェやゲデブのような水洗式(ウォッシュド)の豆は、レモンやベルガモットのような柑橘系の非常に強い酸味と、ジャスミンのような華やかな花の香りを持ち、非常にクリーンで上品だと世界的にも評価されています。
一方で、ハラーやシダモのようなナチュラル(非水洗式)処理の豆は、ブルーベリーやイチゴのような熟した果実の濃厚な甘さと、ワインのような深いコクを感じ、その野性的な風味が人気です。
これらの風味はスペシャルティコーヒーの分野で高い評価を受け、オークションでは高値で取引されています。
エチオピアコーヒーがおすすめな人
おそらくこのページに来た人は、ブラジルやマンデリンなどの苦み一直線のコーヒーを卒業されて、コーヒーマニアの世界に膝くらいまで突っ込んでいる人だと思います。
ご存じの通り、エチオピアのコーヒーは個性の塊ですので、その豆でしか味わえない特別で、かつ華やかな紅茶のようなフレーバーを好む人や、シングルオリジン(単一農園で生産された豆)やスペシャルティコーヒー(世界に5%しか流通しないと言われている高品質な豆)を味わいたい人におすすめです。
個性がはっきりしている分、精製方法の違いで味や香りの立ち方もガラッと変わるので、そういう細かい違いを楽しみたい人にも向いています。
たとえば、同じエチオピアのコーヒーでもシダモとイルガチェフェだと、濃密さはシダモのほうが強いですが、ナチュラルという精製方法は欠点豆が混じりやすいデメリットもある加工方法なので、場合によっては発酵をともなう香りが混じることもあります。こういう風味も含まてガツンと来るフレーバーを楽しみたい人に、エチオピアはかなりおすすめです。
ちなみに、イルガチェフェは水を使った「ウォッシュド」という精製方法です。細かい説明は省きますが、この方法はまず欠点豆の混入が少ない、かつ糖度の低い豆も混入しにくい、つまり一定のクオリティが担保されています。きれいな風味を楽しみたい人には、イルガチェフェなど「ウォッシュド」を記載されたエチオピアがおすすめです。
エチオピアコーヒーの選び方
エチオピアコーヒー選びで重要なのは「お店選び(豆の品質)」「焙煎度合い」この2つです。
お店選びが重要
まず、お店選びと豆の品質はイコールです。
エチオピアコーヒーは、そのフルーティーで華やかな香りを楽しむために、浅煎り(豆を軽く煎る)で提供されることが多いです。しかし、浅煎りだと豆本来の味がそのまま出てしまうため、品質の低い豆を使っていると、まずい点や欠点がごまかせません。対照的に、深煎り(しっかり煎る)だと、焙煎による苦味が豆の欠点を隠しやすいのです。
つまり、エチオピアコーヒーの真価である「華やかな香りやフルーティーな風味」を楽しむためには、豆の仕入れにお金をかけ、品質にこだわっているお店から買うことが失敗しない方法です。
店の見分け方ですが、高品質なコーヒー豆は以下のように豆を生産した農園などが記載されているので、こういう情報を載せている店から買えば失敗は少ないです。

こういう高品質なスペシャルティコーヒー豆を購入すると、以下の情報がわかります。
- Region(地域): Bensa, Sidama
- Process(精製方法): Washed(ウォッシュド)
- Variety(品種): Heirloom(在来種)
- Elevation(標高): 1,900m - 2,100m
- Farmer(生産者): Small Holders(小規模農家)
- Farm(農園/施設): Shantawene WS (WSはWashing Stationの略で、つまりシャンタウェネ精製所で加工されたコーヒー豆ということ)
- ROAST DATE(焙煎日): 2.3
このような詳細な情報が記載されているのは、そのコーヒー豆の価値と品質の透明性を保証するためです。たとえば、標高 (Elevation)が高いほど、コーヒー豆はゆっくりと時間をかけて成熟し、より複雑な酸味や甘みを持つ傾向があります。
これらの情報は、購入者に対して、その豆がどこの誰によって、どのような環境と手間をかけて作られたのかを明確に伝えるものです。これは、単なる産地表示以上の意味があり、「トレーサビリティ(追跡可能性)」が確保されている証でもあります。高い価格には、生産者が品質向上のために費やしたコストと努力が含まれています。これらの情報を開示することで、公正な取引(フェアトレードやダイレクトトレード)のもとで適正な価格が支払われていること、そしてその豆がスペシャルティコーヒーとしての品質基準を満たしていることを保証しているのです。
小難しいことを述べましたが、つまりこういう情報がわかる店で買いましょう、ということです(特にエチオピアコーヒーが好きなマニアのような方は)。
焙煎度合い
エチオピアコーヒーが好きな人は、ある程度酸味に耐性がある方だと思いますし、すでにご存じかも知れませんが、酸味の強さは「焙煎度合い」によって決まります。なお、エチオピアコーヒーは深煎りにしてもフルーティーさが失われないのが特徴です。
| 酸味 | フルーティーさ | |
| 浅煎り | 強い | 強い |
| 中煎り | ほどよく | 強い |
| 深煎り | 弱い | ほどよく |
なお、「浅煎りのエチオピアは酸味が強い」と言われることもありますが、ポストコーヒーなどスペシャルティコーヒー専門店の浅煎りは豆の糖度が高い(酸味以上に甘みがある)ため、酸味はかなりマイルドです。
中煎りは、苦味と酸味のバランスが良い焙煎度合いなので、ほどよく苦みも欲しい方、バランス重視の方、酸っぱいのは嫌な方、初めてのお店で購入する場合でも中煎りはおすすめです(その店の酸味の度合いを知ることができる)。
深煎りのエチオピアは酸味が少ないので、もっともクセがなく飲みやすい焙煎度合いです。エチオピアらしいフレーバーを浅煎りや中煎りでガツンと楽しんだ方へ、次の楽しみ方としておすすめしたいです。(まずは浅煎り~中煎りで楽しんでほしいです)
価格
エチオピアのコーヒー豆は世界的な評価が高いこともあり、基本的に値段がどれも高めです。特に最近はコーヒー豆高騰の影響を受けて値上げに拍車がかかっています。
なるべくコスパのいいコーヒー豆を紹介したいのですが、結論、エチオピアのコーヒーは値段だけで判断できません。なぜなら、1,000円を超えるコーヒー豆でも香りが薄いものなどがあるからです。ですので、値段で選ぶというよりも、前述のとおり店で選ぶほうが失敗しないと思います。
エチオピアコーヒーおすすめランキング20選
このランキングは、基本的に香り、コクの強さ、甘みの強さの合計点数(15点満点)で順位を決めていますが、コスパも多少考慮しています。
| 順位 | 商品画像 | 商品名 ※タップで詳細へ |
味わい・香り ※タップで拡大 |
値段 内容量 |
100gあたり |
焙煎度合い 香り+甘み+コクの合計 |
精製方法 |
| 1 | ![]() |
VERVE COFFEE ROASTERS エチオピア |
![]() |
2,000円 200g |
1,000円 | 中煎り 13.2点 |
ナチュラル・ウォッシュドの ブレンド |
| 2 | ![]() |
ポストコーヒー エチオピア ウラガ レッドハニー |
![]() |
1,480円 225g |
657円 クーポン coffee-t7yp9w |
浅煎り 12.9点 |
ハニープロセス (半水洗式) |
| 3 | ![]() |
ROASTERY MANLY COFFEE エチオピア ナチュラル |
![]() |
1,200円 100g |
1,200円 | 浅煎り 12.7点 |
ナチュラル |
| 4 | ![]() |
OBROS COFFEE エチオピア |
![]() |
1,700円 100g |
1,700円 | 中煎り 12.0点 |
ウォッシュド |
| 5 | ![]() |
ゴールドキャッスルコーヒー エチオピア産ゲイシャ |
![]() |
2,232円 200g |
1,116円 | 浅煎り 11.0点 |
記載なし |
| 6 | ![]() |
カカシコーヒー エチオピアモカシダモG1 |
![]() |
1,752円 200g |
876円 | 中煎り 11.1点 |
ナチュラル |
| 7 | ![]() |
wabisukeエチオピア イリガチェフG1フローラル |
![]() |
1,250円 100g |
1,250円 | 中煎り 10.3点 |
ウォッシュド |
| 8 | ![]() |
蕪木(かぶき) モカ・ヤンニハラール |
![]() |
1,250円 100g |
1,250円 | 深煎り 10.2点 |
ナチュラル |
| 9 | ![]() |
ブルーボトルコーヒー ベラドノヴァン |
![]() |
2,150円 200g |
1,075円 | 中煎り 11.6点 |
記載なし |
| 10 | ![]() |
REC COFFEE エチオピアイルガチェフェ |
![]() |
1350円 100g |
1,350円 |
中煎り 10.9点 |
ウォッシュド |
| 11 | ![]() |
サザコーヒー サザモカ |
![]() |
2,400円 200g |
1,200円 | 中煎り 10.1点 |
記載なし |
| 12 | ![]() |
前田珈琲 モカイルガチェフェ弁慶 |
![]() |
2,240円 200g |
1,120円 | 中煎り 11.8点 |
ウォッシュド |
| 13 | ![]() |
ブルーボトルコーヒー ブライトブレンド |
![]() |
1,950円 200g |
975円 | 中煎り 9.0点 |
記載なし |
| 14 | ![]() |
猿田彦珈琲 バレルエイジド エチオピア タミルタデッセ |
![]() |
1,700円 100g |
1,700円 | 深煎り 10.3点 |
ナチュラル |
| 15 | ![]() |
イヌイットコーヒー エチオピア イルガチェフェ |
![]() |
2,440円 200g |
1,220円 | 中煎り 8.9点 |
ウォッシュド |
| 16 | ![]() |
自家焙煎コーヒーマウンテン エチオピア モカ コチャレ |
![]() |
2,460円 300g |
820円 | 浅煎り 7.1点 |
ウォッシュド |
| 17 | ![]() |
欅Cafe エチオピア ゲイシャ G3 ナチュラル |
![]() |
1,468円 200g |
734円 | 浅煎り 6.6点 |
ナチュラル |
| 18 | ![]() |
コーヒーばかの店 エチオピア モカ |
![]() |
1,881円 300g |
627円 | 浅煎り 6.4点 |
ナチュラル |
| 19 | ![]() |
横浜元町珈琲 エチオピア |
![]() |
2,160円 150g |
1,440円 | 中煎り 6.8点 |
ウォッシュド |
| 20 | ![]() |
アンドロメダ エチオピア ヤルガッチャフェ |
![]() |
928円 100g |
928円 | 浅煎り 4.8点 |
ウォッシュド |
1位.VERVE COFFEE ROASTERS エチオピア


2,000円 200g
VERVE COFFEE ROASTERS(ヴァーヴ・コーヒー・ロースターズ)は、コーヒーが本来持つフルーティーで甘酸っぱい、クリーンで甘く鮮やかな味わいを最大限に引き出すことを目指しています。また、農園から最高品質のコーヒー豆を直接買い付け(ダイレクトトレード)、生産者の情熱やストーリーを理解し、彼らが丹精込めた高品質なコーヒーに対して、フェアトレードで規定された料金以上の金額を例外なく支払うという、品質だけでなく倫理的な取引にも力を入れているスペシャルティコーヒーブランドです。日本では、2020年6月に北鎌倉にロースタリーカフェをオープンし、国内での焙煎を始めたことで、さらに新鮮なコーヒーを提供しています。
実際に飲むと、レーズンやオレンジ、ストロベリーのような香りが非常に強く感じられ、チョコレートのような甘みと旨みがあります。フルーティー系のコーヒーは味がさっぱりしていることが多いですが、本品はコクがかなり深く、重量感のある味わいで、フルボディのワインのような口当たりです。酸っぱくなくて非常に飲みやすいです。
このエチオピアはヴァーヴの公式でも買えます。ただ、コーヒーのサブスクの「ポストコーヒー」はVERVEを含むこだわり系ロースターと提携していて、少量から試せて送料無料です。初回は500円割引も入るので、まずはポストコーヒー経由で味を確かめるのもアリだと思います。
| 100gあたり | 1,000円 |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | レーズン、ストロベリー、チョコレート、オレンジ |
2位.ポストコーヒー エチオピア ウラガ レッドハニー


1,480円 225g
ポストコーヒー(PostCoffee)は、エチオピア好きが一番得するサブスクだと思います。
まず、無料のコーヒー診断をすると、酸味の質や明るさ、華やかさを好むかどうかが判定されます。ここで30万通りの組み合わせから、その人向けのエチオピアを選んでくれます。
届くコーヒーは国内外30以上のロースターによるスペシャルティが基本で、VERVEやROASTERY MANLY COFFEEのような、エチオピアの扱いが上手い店が多いです。毎月3種類届くので、同じ国・同じ精製でもロースター違いのキャラを比較できるのが面白いです。
今回届いた「エチオピア ウラガ ハニー」はマンゴーやジャスミンのような華やかさを感じます。苦味はほとんどなく、コクが深い。浅煎りなのにどっしりとした旨みがあります。僕自身ポストコーヒーを2年以上契約していて、150種類ほどのコーヒーを飲んでいますが、エチオピアは特に美味しいので自信をもっておすすめします。
クーポンを使えば初回500円割引になる
つぎの手順で初回500円割引になるので、お得にエチオピアコーヒーを試せます。

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食べ物の好みなどから豆が3つ選ばれる
クーポンコードをコピペ

500円割引される
500円割引クーポン
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| 価格 | 初回1,480円/75g×3種類 2回目以降1,980円 |
| 100gあたり | 初回:657円 2回目以降:880円 |
| 焙煎度合い | 浅煎り〜深煎り(好みで決められる) |
| フレーバー | ワイン、ジャスミン、オレンジ、チョコレート |
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3位.ROASTERY MANLY COFFEE エチオピア ナチュラル


1,200円 100g
マンリーコーヒー最大の魅力は、甘くて心地よい酸味を際立たせるために、豆の個性を最大限に引き出す焙煎技術です。特にここの浅煎りのコーヒーは、エチオピア産コーヒーの持つ「フルーツ」としての本質を見事に表現しています。
また、マンリーコーヒーの浅煎りは、フルーティーな酸味が単なる「酸っぱい」で終わらず、その後に必ずハチミツやキャラメルのような上質な甘さへと変化していくのが特徴です。これは、彼らの焙煎が豆の持つ細胞構造を壊さず、甘さを生成する成分をしっかりと引き出している証拠です。今回の豆のようなナチュラル(非水洗式)のコーヒーは、トロピカルフルーツを思わせる濃厚な甘さと香りがかなり強いです。
実際に抽出すると、オレンジやストロベリー、杏や花などが混ざったような香りが非常に強く感じられます。飲んでみると、オレンジとストロベリーのような甘みが強く感じられます。甘味が強いので味全体がマイルドに仕上がっています。華やかなエチオピアコーヒーが好きな人に強くおすすめできる1杯です。
こちらもヴァーヴと同じく公式でも買えますし、ポストコーヒー経由でも飲めます。
| 100gあたり | 1,200円 |
| 焙煎度合い | 浅煎り |
| フレーバー | レーズン、ストロベリー、チョコレート、オレンジ |
4位.OBROS COFFEE エチオピア


2,300円 100g
OBROS COFFEE(オブロス)は、福島県のコーヒー専門店で、世界流通量がごく一部のスペシャルティコーヒーのみを扱い、透明感があり甘く、フルーティな風味を重視した焙煎が特徴です。
実際に飲むと、桃やプラムを思わせる濃密な甘さを感じ、とろりとした質感が舌を包み込みます。すぐにレモンのようなきりっとした爽やかな酸味と、華やかな香りが余韻として残ります。
こちらも公式でも買えますし、ポストコーヒー経由でも飲めます。
| 100gあたり | 2,300円 |
| 焙煎度合い | 浅煎り |
| フレーバー | レーズン、ストロベリー、チョコレート、オレンジ |
5位.ゴールドキャッスルコーヒー エチオピア産ゲイシャ


2,232円 200g
ゴールドキャッスルコーヒーは、大阪に実店舗があるお店で、楽天で高評価されています。
ゲイシャコーヒーといえば、パナマ産のものが有名ですが、実はエチオピアがゲイシャ種の原産地です。エチオピアで育ったゲイシャは、パナマ産が持つ力強くトロピカルな風味とは異なり、優しい香りと甘み、酸味が徐々に広がっていくのが特徴です。
実際に飲むと、オレンジのような甘みと香りが強くて、ストロベリーのような風味もちょっと感じられます。Amazonで購入できるゲイシャの中でも比較的安いので、リーズナブルにゲイシャを試したい人におすすめです。
| 100gあたり | 1,116円 |
| 焙煎度合い | 浅煎り |
| フレーバー | オレンジ、ストロベリー |
6位.カカシコーヒー エチオピア モカシダモG1


1,752円 200g
カカシコーヒーは、 焙煎したばかりのコーヒー豆を届けてくれるショップで、Amazonでも高評価されているお店です。
花のような香りと、ワインのようなフレーバーが強く感じられます。苦味はほとんどなく、はちみつのような甘みが感じられます。苦味がほとんどない分、相対的に酸味が目立ちますが、酸っぱい感じが一切なくて飲みやすいです。
まずは100g921円でお試しできますが、送料が別途かかります。200gで買うと送料無料で値段も876円になるのでお得です。
| 100gあたり | 876円 |
| 焙煎度合い | 浅煎り |
| フレーバー | ワイン、はちみつ |
7位.wabisuke エチオピア イリガチェフG1フローラル


1,250円 100g
wabisukeは、コーヒー生豆を水洗いしてから焙煎するという、全国でもかなり珍しい取り組みをしているショップです。
このエチオピアは、豆の状態でも紅茶のような香りが非常に強く感じられます。実際に飲むと、驚くほどクリアな味の中に、優しい酸味と濃厚な甘みが感じられます。苦味がほとんどなく、いくらでも飲めそうな「飲みやすさ」があります。
全体的に主張が激しくないコーヒーなので、どなたにも支持されそうな一品です。
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | 紅茶 |
8位.蕪木(かぶき) モカ・ヤンニハラール


1,250円 100g
東京・蔵前に店を構える「蕪木(かぶき)」は、コーヒーマニアにとどまらず、コーヒー業界の同業者からも高く評価されているロースターです。実店舗では、焙煎豆の販売と、そのコーヒーをネルドリップで提供しています。蕪木のこだわりの強さは業界でも有名で、コーヒーを心から楽しみたい客のために、強い香水の使用を禁止、子供連れでの喫茶利用不可などの制限を設けているほどです。
そんな蕪木の「モカ・ヤンニハラール」は、深煎りなので酸味が少なく、フルボディのワインを飲んでいるような重厚さがあります。深煎りですが、ワインやオレンジのようなフルーティーな香りが非常に強く、トロッとした質感があります。
このコーヒー豆は一通りエチオピアの浅煎りや中煎りを経験したマニアにおすすめしたい一品です。
| 焙煎度合い | 深煎り |
| フレーバー | ワイン、オレンジ |
9位.ブルーボトルコーヒー ベラ・ドノヴァン


2,150円 200g
ブルーボトルコーヒーは、焙煎後48時間以内の豆しか取り扱わない、新鮮さを重要視するショップです。
この「ベラ・ドノヴァン」 は、お店で一番人気があるコーヒーで、エチオピアとペルーの豆をブレンドしています。
ドリップすると、柑橘系フルーツのような香りがかなり強く感じられて、実際に飲むと「香料が入っているの?」と思うくらい強いオレンジの香りがします。
酸味は結構ありますが、それを包み込むような甘みがあり、かなり飲みやすいです。
| 100gあたり | 1,075円 |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | カカオ、オレンジ、グレープフルーツ |
10位.REC COFFEE エチオピア イルガチェフェ


1,350円 100g
REC COFFEEは博多発祥のコーヒーショップで、バリスタのチャンピオンが在籍するお店です。
もともとは一台の移動販売トラックから始まった店ですが、創業以来、高品質なコーヒー豆だけを扱っていて、焙煎技術と抽出技術を高めるために日々鍛錬した結果、その美味しさが九州だけでなく今は全国に知れ渡っています。東京にも渋谷と水道橋に店舗があり、「決して安くはないが、使っている豆は上質」などと評価されています。
同店のエチオピア イルガチェフェは水を使って加工しているため、雑味がなくクリアな味わいに仕上がっています。オレンジや白檀のような香りがあり、マイルドな酸味とほどよい苦味が特徴です。
カクテルのように飲めるコーヒーという印象で、かなりフルーティーさが強いです。
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | オレンジ、白檀 |
11位.サザコーヒー サザモカ


2,400円 200g
サザコーヒーは、茨城発祥のコーヒーチェーンで、Amazonでも高評価されている人気店です。
このモカは、オレンジの香りがほんのり感じられて、完熟みかんのような優しい甘みがあります。ほどよい苦味と優しい酸味のバランスが良いので、酸っぱくないモカを飲みたい人におすすめできます。
去年まではこの半額くらいで買えていたので、今となってはお得感もなく、競合のほうが味も美味しくて値段も安いので、敢えてサザモカを選ぶ理由がなくなってしまいました。
| 100gあたり | 1,200円 |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | オレンジ |
12位.前田珈琲 モカイルガチェフェ弁慶


2,240円 200g
前田珈琲は、京都で自家焙煎コーヒーを販売するショップで、Amazonや楽天でも販売しています。
ドリップすると、チョコレートやぶどうのような香りが感じられます。実際に飲むと、チョコやキャラメルのような甘みとコクが強くて、全体的に濃厚な味です。苦味がマイルドで、酸味も少ないので、かなり飲みやすいエチオピアだと思います。
ポストコーヒーほどインパクトのある香りではありませんが、誰もが「飲みやすくて美味しい」と感じそうなコーヒーです。
美味しいですが送料がべらぼうに高いので、デパートとかで見つけたら買ってみる感じでいいと思います。
| 100gあたり | 1,120円 |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | チョコレート、ワイン |
13位.ブルーボトルコーヒー ブライトブレンド


1,950円 200g
ブライトブレンドは、先ほど紹介した「ベラ・ドノヴァン」よりもおとなしいフレーバーのコーヒーです。
Amazon限定で販売されているコーヒー豆で、ペルーとエチオピアの豆がブレンドされています。フルーティーな香りはそこまで強くないですが、全体的にバランスが整った味で非常に飲みやすいです。ベラ・ドノヴァンと比較すると、香りの強さが圧倒的に違いますが、酸味はこちらの方が少ないので、どなたにも飲みやすいと思います。
そこそこのエチオピアコーヒーをまずは試してみたい、という方にいいかもしれません。Amazonカスタマーレビュー137件で、5つ星のうち4.3を獲得している人気商品です。
| 100gあたり | 975円 |
| 焙煎度合い | 中煎り |
| フレーバー | イチジク、くるみ |
14.猿田彦珈琲 バレルエイジド エチオピア タミルタデッセ ナチュラル(コーヒー豆)


1,700円 100g
猿田彦珈琲は、ノルウェーの首都オスロにある人気カフェJava(ヤヴァ)という店をモデルにしていて、その店と同じように品評会で優勝した豆などを扱っているのが特徴です。メディア露出も多いなので知っている方も多いと思います。
同店のコーヒー豆は全体的にそこそこ美味しいと思いますが、チェーン店っぽい「当たり障りない味のコーヒー」が多くて、どれも印象に残らないのですが、これは美味しかったです。
バレルエイジドコーヒーとは、コーヒー生豆をウイスキー樽(バレル)に一定期間寝かせて(エイジド)、ウイスキーの香りをつけたコーヒーのことです。この手のコーヒー豆だとスタバのウイスキーバレルが有名ですが、スタバと比較して苦味が少なくて飲みやすいです。
実際に飲むと、ウィスキーの香りと、エチオピア特有のオレンジのような香りも感じられて風味がとても豊かです。かなり特殊な味ですが、バレルエイジドコーヒーは買えるお店が非常に少ないので、珍しいコーヒーが好きな人へのギフトに良いかもしれません。
変化球的なエチオピアコーヒーですが、個人的にこれは買って良かったと思える一品でした。
| 100gあたり | 1,700円 |
| 鮮度 | ★★★★☆ |
| 焙煎度合い | 深煎り |
15.イヌイットコーヒー エチオピア イルガチェフェ


2,440円 200g
イヌイットコーヒーロースター(inuit coffee roaster)は、神奈川県の葉山に店舗を構えるスペシャルティコーヒー専門店で「深煎りの極み」を追求した独自の焙煎スタイルが特徴です。ここのオーナーは、堀口珈琲で長年焙煎を学んだ人で、どんなコーヒーでもしっかりとしたコクを残し、深くても苦味がなく、後味がクリーンであることを追求しています。
まず、香りの強さについてですが、ドリップを始めるとすぐにオレンジのような華やかな香りが立ち上り、実際に一口飲むと柑橘系のフレーバーが広がります。
肝心のコクの深さ(ボディの強さ)ですが、ライトボディのワインのような感じで、上位の豆と比較するとかなりコクの強さに差があります。「焙煎だけでは豆の品質の差は埋められない」といういい見本だと思います。
以前まではもっと安かったので評価していましたが、ほかの商品と比較すると正直厳しいです。少し前まではこの店みたいに「安くてそこそこうまい」を売りにしていた店が、最近になって高級店と同じくらいの値段にしていますが、ここの場合はメインが深煎りなので、浅煎りの専門店よりも光熱費がかかるのが痛いですね(焙煎時間が浅煎りより長いから、その分光熱費がかかる)。
話はそれましたが、どこの店も値段が高くなったせいで、ユーザーにとっては本当にどの店が美味しいのか余計に判別つきにくくなったと思います。とりあえず100g1,200円も出すなら断然ポストコーヒーのほうがコスパがいいし使ってる豆のレベルも全然高いです。
当然、フレーバーの強さだって比較にならないくらい、かなりの差があります。豆の品質、焙煎技術どれも上位と比較すると見劣りするので、この順位です。
| 100gあたり | 1,220円 |
| 鮮度 | ★★★★★(焙煎してから2日以内) |
| 豆の産地 | エチオピア イルガチェフェ地区 コンガ農協 |
| 焙煎度合い | シティロースト(中深煎り) |
16. 自家焙煎コーヒーマウンテン エチオピア モカ イルガチェフェ コチャレ
2,460円 300g
自家焙煎コーヒーマウンテンはAmazonで比較的安価なコーヒー豆を提供するショップです。ここの豆は何種類か飲みましたが、全部味が薄くて正直、値段なりの品質という印象です。
このエチオピア産コーヒー豆を淹れてみると、まず香りの面では、エチオピア特有の柑橘系の香りがほのかに感じられる程度で、全体としてあまり強くないです。
次に、口に含んだ際の風味についてですが、甘みもコクの深さ(ボディの強さ)も控えめ。苦味は少ないが、その代わり酸味がかなり強い。特に、その酸味は尖ったような感じで、普通に酸っぱいと感じます。
総評として、Amazonで購入できるエチオピアの中では安いほうですが、値段なりです。しかもほぼ同じ金額でポストコーヒーを利用できるので、個人的にリピはなしです。
| 100gあたり | 820円 |
| 鮮度 | ★★★★☆ |
| 焙煎度合い | 浅煎り |
17位.欅カフェ エチオピアゲイシャ G3 ナチュラル


1,468円 200g
欅カフェはAmazonでコーヒー豆を販売しているショップです。値段はわりかしリーズナブルだと思いますが、豆の品質は値段なりです。
コーヒー豆は注文後に焙煎されるため、鮮度は最高です。しかし、実際に抽出して飲んでみたところ、期待していたゲイシャらしいフレーバーはほとんど感じられなかったというのが率直な感想です。
香りの強さについては、かすかにモカのような香りが漂う程度で、全体的にかなり控えめな印象を受けました。また、コーヒーの味の骨格となる甘みやコクの深さ(ボディの強さ)もかなり控えめで、「ライトボディ」という表現が当てはまります。
苦味と酸味のバランスに関しても、苦味と酸味はともに少なく、かなりあっさりとした味わいです。総評として、このコーヒーは全体的に味が非常にあっさりしており、ゲイシャらしさを全く感じることができませんでした。
| 100gあたり | 734円 |
| 鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
| 豆の産地 | エチオピア |
| 焙煎度合い | 深煎り |
18.コーヒーばかの店 エチオピアモカ


1,881円 300g
コーヒーばかの店も、Amazonでリーズナブルなコーヒー豆を販売するお店です。豆の品質はスーパーの豆より若干いいかな?というレベルです。
今回飲んだエチオピア・モカは、一般的なモカのイメージとは少し異なる印象を受けました。
まず香りの強さについてですが、モカ特有の華やかなフレーバーは控えめで、代わりにナッツのような風味が感じられます。モカらしいとされる「ワイン」「ベリー」「柑橘」といった特徴的なアロマは感じられません。
次に甘みやコクの深さ(ボディの強さ)は、全体的に控えめで、「あっさりしたコーヒー」です。総評として、正直なところ、このコーヒーはどこか抜けたような香りと味わいで、モカらしさは控えめです。豆は新鮮ですが、期待していた華やかなフレーバーはほんのわずかに感じられただけで、物足りない印象でした。
| 100gあたり | 627円 |
| 鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
| 豆の産地 | エチオピア |
| 焙煎度合い | 浅煎り〜深煎りまで好みの焙煎度合いで注文可能 |
19.横浜元町珈琲 エチオピア


2,160円 150g
横浜元町珈琲は神奈川に実店舗もあり、楽天でもコーヒー豆を販売しているLCF系の店です。(堀口珈琲の堀口俊英氏が主宰するスペシャルティコーヒーのグループLCF(リーディングコーヒーファミリー)のこと)
このコーヒーからは、エチオピア特有のオレンジのような香りが優しく漂います。
味わいの点では、甘み、コク、そしてボディの全てが控えめ、その結果、まるで紅茶を飲んでいるかのような軽い口当たりが特徴的です。また、苦味は非常に少なく、代わりに柑橘系の優しい甘酸っぱさが口の中に広がります。総じて軽い味わいで飲みやすいのですが、値段を考えると満足度はかなり低い。
正直なところ、もし100gあたり500円程度の価格であれば、その味わいには十分に納得できるのですが、今回の商品のグラム単価は1,000円を超えてしまうため、どうしても評価は辛口にならざるを得ません。他にも安価で美味しいエチオピア産のコーヒーは市場に多く存在する、というのが正直な感想です。
| 100gあたり | 1,440円 |
| 鮮度 | ★★★☆☆ |
| 豆の産地 | エチオピア |
| 焙煎度合い | 中煎り |
20.アンドロメダ エチオピアコーヒー ヤルガッチャフェ


928円 100g
まず、香りの強さについては、イルガチェフェ特有のオレンジのような香りがほんのりと漂う程度で、全体として控えめだと感じました。また、鮮度の低下が原因なのか、香りと風味が飛んでしまっているという印象を受けました。
次に、甘みやコクの深さですが、これらは控えめで、口当たりはかなりあっさりした味わいでした。苦味と酸味のバランスについては、苦味はほとんどなく、酸味も控えめという結果でした。味わい全体が軽やかで、例えるならコーヒーというよりも紅茶を飲んでいるような感覚に近いです。
総評として、Amazonで買える同価格帯の「カカシコーヒー モカシダモG1」と比較すると、香りも風味もかなり弱いと感じました。エチオピア産特有の柑橘系フレーバーをほのかに感じることはできるものの、味が全体的に薄いという点が惜しまれます。
| 鮮度 | ★★☆☆☆ |
| 豆の産地 | エチオピア シダモ地方 |
| 焙煎度合い | 中煎り |



























