堀口珈琲のコーヒー豆「エチオピア」のレビューをまとめました。
堀口珈琲のコーヒー豆「エチオピア」特徴と本音レビュー
価格 | 1,836円/200g |
100gあたり | 918円 |
豆の産地 | エチオピア |
焙煎度合い | 浅煎り(ミディアムロースト) |
堀口珈琲のエチオピアは豆の状態でも花のような香りがかなり強く感じられます。
ドリップすると、ハチミツのような甘い香りも広がり、かなりフレーバーが豊かな印象です。
実際に飲むと、レモンティーのような爽やかな酸味が感じられます。
酸味はほどほどにあるので苦手な方は完飲できないと思いますが、口内に染みるような酸っぱさはありません。
酸味をマイルドにしつつフレーバーを引き出していて、適切に焙煎されている印象を受けます。
堀口珈琲のエチオピアは価格に見合った価値があるか?
ちょっと高価ですが値段に見合った価値はあると感じました。
モカやイルガチェフェなどのエチオピアコーヒー豆も値段が高騰していますが、堀口珈琲のエチオピアは100gあたり918円と強気の価格設定です。
エチオピア産のゲイシャ種(世界一の高級コーヒー品種)と同じくらいの値段で、同価格帯だとゴールドキャッスルコーヒーのエチオピア産ゲイシャ(ゲレナ農園/940円)が挙げられます。
香りの強さは正直どっちも変わらないですが、堀口珈琲のエチオピアは酸味がマイルドで飲みやすいです。
ほかに、ネットで買えるエチオピア(モカ・イルガチェフェ)と比較した場合、ブルーボトルコーヒーの主力商品ベラ・ドノヴァンが挙げられます。
フレーバーの複雑さはブルーボトルコーヒーに軍配が上がりますが、香りの強さと飲みやすさは互角です。
詳しくは、ネットで買えるエチオピアのまとめ記事をご覧ください。
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堀口珈琲のエチオピアと一般的なエチオピアコーヒーの違い
▲エチオピアの加工場でコーヒー豆を生産する人たち
一番大きな違いは、集落単位でコーヒー豆を買い付けていることです。
一般的なエチオピアコーヒーは「イルガチェフェ」など地区単位で販売されますが、堀口珈琲ではさらに細かい「イルガチェフェ○○集落」という単位で販売されます。
エチオピアのコーヒーの多くは小さな農家で栽培され、その農家たちが「ウォッシングステーション」という施設に持ち込んで出荷に必要な加工をします。
ステーションには、そのエリアのあらゆる集落・農家で収穫されたコーヒーが集まってくるため、どうしてもコーヒーの熟度にバラつきが生じます。
堀口珈琲では、なるべく熟度の高いコーヒー(甘いコーヒー)のみで揃えるために、指定した集落のコーヒー豆だけを買い付けています。
エチオピアコーヒーの特徴については以下で詳しく紹介しています。