200g 今回は、千葉県にある「マスタッシュコーヒーロースター」のコーヒー豆「パプアニューギニア ハセン農園」を飲んだ感想を述べます。
マスタッシュコーヒーロースターは、フジローヤル製の半熱風焙煎機を使っており、生豆の品質にこだわっているお店です。
今回は、こちらのお店からレビュー用にとコーヒー豆を4種類頂いたので、さっそく飲んでいきます。
同じコーヒー豆でも用いる抽出器具によって出来上がりの味が変わるため、今回は
- ペーパードリップ
- フレンチプレス
- ネルドリップ
上記3つの抽出方法で飲んでレビューします。
パプアニューギニア ハセン農園
マスタッシュコーヒーロースターの「パプアニューギニア ハセン農園」について、公式サイトでは次のように説明されています。
とても甘みを感じる豆。パプアニューギニアのコーヒーはあまり聞かないが、個人的にはとてもおすすめ。
出典:マスタッシュコーヒーロースター
値段(税込)
1,300円
※100gあたり650円
容量
200g
生産地
マウント・クボー
焙煎度合い
シティロースト
豆の状態
マスタッシュコーヒーロースターの「パプアニューギニア ハセン農園」の豆の状態ですが、丁寧にハンドピックを行っているようで不良豆はほとんど見られず、粒はきれいに揃っています。
こちらのお店では、焙煎したてのコーヒー豆を自宅に送ってくれるので、鮮度が高い状態で楽しむことができるのが嬉しい。
さっそく、豆を挽いて抽出していこう。
風味を5段階でみる
※マスタッシュコーヒーロースター公式サイトでのテイスティング評↓
甘み ★★★★★
酸味 ★☆☆☆☆
苦味 ★☆☆☆☆
コク ★★★★☆
パプアニューギニア ハセン農園を3つのコーヒー器具で抽出
▲左から
- bodum(ボダム)フレンチプレス
- HARIO(ハリオ)ウッドネック ネルドリッパー(マルタ製4枚接ぎネルフィルター)
- HARIO(ハリオ)V60ドリッパー
はじめにペーパードリップの定番である「Hario V60ドリッパー」で抽出して飲んでみて、その後コーヒー豆に合った抽出器具を厳選した。
- 豆の挽き具合:中挽き(カリタ製ニューカットミル:ダイヤル3にセット)
- 豆の量:16g
- お湯の量:160cc
- お湯の温度:85℃
- 蒸らし時間:30秒
- その他コーヒー器具:カリタ製ペリカンポット 1.0L
HARIO(ハリオ)V60ドリッパー
中挽きにしたマスタッシュコーヒーロースターの豆「パプアニューギニア ハセン農園」をハリオV60ドリッパーにセットし、お湯を静かに落としていく。
湯に触れたコーヒー粉はドーム状に膨らみ、鮮度が良いことを示しています。
さっそく一口飲んでみると、グレープフルーツのような酸味が口に広がり、次第に苦味が感じられるように。
柑橘系フルーツを思わせる口当たりです。
しかし、飲み進めていくうちに強い渋みが口に残る感じが個人的には気になる。
また、マスタッシュコーヒーロースターのテイスティング評にあったような甘みやコクは感じられず、期待が高まっていただけに残念な気持ちです。
コーヒー豆は用いる抽出器具によって味が大きく変わるため、次はフレンチプレスで抽出してみます。
フレンチプレス
マスタッシュコーヒーロースターの「パプアニューギニア ハセン農園」をフレンチプレスで抽出して飲むと、酸味が爽やかな印象になり飲みやすくなります。
苦味はペーパードリップと比較して控えめに感じられます。
しかし、フレンチプレスで抽出した際に感じられる豆本来の風味はさほど感じられません。
最後に、コクと甘みを抽出するのに最適な方法「ネルドリップ」で淹れてみます。
ネルドリップ
マスタッシュコーヒーロースターの「パプアニューギニア ハセン農園」をネルドリップして飲むと、酸味と苦味が一つにまとまって、重厚感のある赤ワインのような口当たりになりました。
個人的にはこれまででもっとも良い味が出せたと感じるが、ネルドリップでもテイスティング評のようなコクと甘みは残念ながら感じられなかった。
そして口に残る渋みが、個人的には最後まで気になってしまった。
まとめ
さて、今回はマスタッシュコーヒーロースターの「パプアニューギニア ハセン農園」を3つの抽出方法で飲みました。
酸味のあるコーヒーが好みならフレンチプレスで抽出するのがおすすめ。
酸味が苦手ならネルドリップで抽出して飲むのが良いでしょう。
しかし、いずれの飲み方でも渋みが口に残ってしまい、ここだけは気になる点でした。
焙煎したてのコーヒー豆を送ってくれることや、ハンドピックの丁寧さなど仕事のきめ細かさが随所で感じられるので、今後さらなる美味しいコーヒーを提供していただけることに期待したい。