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実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2023年7月11日

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実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2023年7月11日

今回は、実際に飲んだブルーマウンテンをランキング形式で23商品ご紹介します。

今回のコーヒー豆は、次のお店から選びました。

  • Amazon、楽天で人気のブルーマウンテン
  • 有名ブランドのブルーマウンテン
  • スーパーでも買える市販のブルーマウンテン

ブルーマウンテンは、上記のようにさまざまな場所で販売されていますが、実際にどれが美味しいのか?

値段が安いブルマンと高価なブルマンは味が違うのか?

これらを知りたい人も多いと思うので、各コーヒー豆の美味しさを数値化して、ランキングを作りました。

※本記事に記載の価格はすべて税込みです。
※コーヒー豆に関する情報は各ショッピングモールおよび公式サイトから引用しています。

ブログ管理人:山口 誠一郎

コーヒーの専門家としてTV出演文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。

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※当ページの情報は執筆時点の情報です。商品に関する最新の情報は各メーカー、販売店にお問い合わせください。※当サイトのコンテンツではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

ブルーマウンテンの基本情報

ブルーマウンテンの基本情報を簡単にまとめました。

産地 ジャマイカ ブルーマウンテン山脈
フレーバーの特徴 香り高い・しっかりしたコク・おだやかな酸味・
チョコレートのような甘み・バランスがよい
精製方法 ウォッシュド式
標高 標高800~1,200mm以上
栽培品種 ティピカ
年間降雨量 1250~7000 mm
収穫時期 9月~11月

ブルーマウンテンの産地は、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈です。

その中でも、「ブルーマウンテン・エリア」でのみ採れたコーヒー豆を「ブルーマウンテン」と呼ぶことができます

ブルーマウンテンエリアとは、山脈の内側の標高800〜1,200mのエリアのことを指し、このエリアはジャマイカ政府によってはっきりと区別されています。

区画外で栽培されたコーヒー豆は「ジャマイカ ハイマウンテン スプリーム」「ジャマイカ プライム」などと呼ばれます。

ブルーマウンテンの特徴

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

▲スターバックスリザーブでもブルマンを取り扱う。スタバの豆の中では最も雑味がなく、透明感があって旨い1杯2,000円する

ブルーマウンテンは「コーヒーの王様」と呼ばれ、高級豆としても広く知られています。

苦味・酸味・甘味・コクの全てがバランスよく調和された味わいが特徴で、「黄金バランス」とも言われます

もともと繊細な味のコーヒー なので、その持ち味を生かすために、酸味が残る「浅煎り」または、甘みが際立つ「中煎り」で焙煎されます。

苦味は少ないので、ミルクを加えるよりもブラックで飲むのに適しています。

ブルーマウンテンはキリマンジャロ、コナと並ぶ世界三大コーヒー

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

カカシコーヒーのキリマンジャロは値段の割にクオリティが高い

ブルーマウンテン・キリマンジャロ・コナは、どれも品質に見合ったブランドが確立されていて、高級なコーヒーとして知られています。

ただし、この3つを「世界三大コーヒー」と呼ぶのは日本独特です。ブルーマウンテンは8割が日本に輸出されているため、日本で特に有名なブランドです。

ブルーマウンテンが高品質のコーヒーであることに変わりありませんが、海外ではブルーマウンテンよりも、ニカラグアやスマトラ(マンデリン)などのコーヒーが人気の上位になることもあります。

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ブルーマウンテンはなぜ値段が高い?

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

▲200g 32,400円のブルーマウンテンもあったが、値段に見合った美味しさは感じなかった

ブルーマウンテンの値段が高い理由は、品質に見合ったブランド化に成功しているためです。

1944年、ジャマイカ政府はブルーマウンテンの地域で栽培されたコーヒーの可能性に着目し、ブランド化の必要性を認識しました。

そこでまず、政府は1950年にコーヒー産業委員会 (CIB)を設立し、「ジャマイカ・ブルーマウンテンJamaica Blue Mountain® 」を商標登録しました。

次に、ブルーマウンテンの産地を下記エリア内の標高800~1200mに限定しました。

  • セントアンドリュー(Saint Andrew)
  • セントトーマス(Saint Thomas)
  • ポートランド(Portland)
  • セントメリー(Saint Mary)

上記は、ジャマイカの中でもブルーマウンテンの山麓に位置する4地区です。

さらに、コーヒー豆の大きさ・欠点豆の数・カッピングテストなど厳しい審査を経て等級に分けました。グレードが高い「No1」「No2」「No3」と「ピーベリー」は一般的な麻袋ではなく「樽詰め」で出荷されます。

日本ではちょうど戦後復興の始まった時期にブルーマウンテンの直接輸入が始まり、1970年代半ばには、ブルーマウンテンの需要が大幅に増加しました。

当時、ジャマイカがイギリス領であったことから「英国王室御用達」というイメージが生まれ、日本のコーヒー会社はブルーマウンテン=高級品として位置付けました。

このような品質管理と一貫したマーケティングが、「ブルーマウンテン」ブランドの確立につながったと言えます。

ブルーマウンテンNo1とブルーマウンテンブレンドは味がどれくらい違う?

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

▲澤井珈琲のブルマンNo.1ブレンド。味は悪くないが至って普通のコーヒーという印象。リピートはない

高価な「ブルーマウンテンNo1」と、比較的お手頃価格で購入できる「ブルーマウンテンブレンド」は味がどれくらい違うか気になるかと思います。

まず、「ブルーマウンテンブレンド」として販売するには、ブルーマウンテンが30%以上ブレンドされていないと「ブレンド」と記載できません。つまり、ブルーマウンテン3割:他のコーヒー豆7割という割合での配合が基本となります。

味の違いですが、70%は他の豆が混ざっているため、100%ブルーマウンテンのコーヒーとは別物と捉えたほうがよいでしょう。

例えば、インドネシアの豆をブレンドしたブルーマウンテンは野生的な風味と、より力強いコクが生まれます

ブルーマウンテン自体にフルボディのコクがあるものの、風味は穏やかなで「野生味」はないため、良くも悪くも「ブルーマウンテンらしさ」はほとんど感じられません。

100%ブルーマウンテンのコーヒーよりも、ブレンドの方がしっかりした味になりやすいです。

豆知識

ブルーマウンテンNo1は非常に香り高く、コクと甘みが強いため、通常は他の豆と混ぜずにストレートで販売されます。

高価な「No.1」をブレンドに使って販売する店もありますが、その場合は「No.1」使用と記載されています。

しかし、大部分の「ブルーマウンテンブレンド」は等級の記載がなく、実際は「No.2」以下の豆が使われていることが多いです。

ブルーマウンテンは本物と偽物がある?

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

ブルーマウンテンは高級品のため、一部の販売者は「ブルーマウンテン」の名で他の製品を販売することもあります。

本物か偽物かを見分けるには、CIB発行の認証マークが手がかりになります。*CIB=コーヒー産業委員会(Coffee Industry Board)のこと。

CIBが発行する「ジャマイカブルーマウンテン(Jamaica Blue Mountain®)」 と「ジャマイカ ハイマウンテン スプリーム( Jamaica High Mountain Supreme®)」は、日本を含む約51カ国で認証マークとして登録されていて、他の地域では商標として登録されています。

また、本物か偽物かを見分けるコツとして、価格も手がかりになります。日本で販売されるブルーマウンテンの焙煎豆は100gで約2000円以上が相場なので、この値段よりも安すぎる場合は注意が必要です。

ブルーマウンテンの選び方

ストレートのブルーマウンテン

土居珈琲:ブルーマウンテンNo.1

100%ブルーマウンテンのみを使用したコーヒーを「ストレート」と呼びます。繊細な味わいですが、 ひと口飲んだ瞬間に「力強いコク」と「甘味」が感じられ、透明感のある味わいが特徴です。

ブレンドのブルーマウンテン

ブルーマウンテンを30%以上使用していれば、「ブルーマウンテンブレンド」として販売できます。

ただし、基本的には全体の70%をブラジルやコロンビア、インドネシアなどの豆をブレンドしているため、100%ブルーマウンテンのコーヒーとは全くの別物と言えます。

しかし、価格がストレートよりもグッと抑えられているため、手が届きやすいのがメリットです。

ピーベリーのブルーマウンテン

ピーベリー」とは、通常のコーヒーの実を収穫する際に、ほんのわずかしか採れない丸豆のことを指します。

ブルーマウンテンの中でもさらに希少性の高いコーヒーのため非常に高価です。ドリップはもちろん、エスプレッソ用のコーヒー豆として特に人気です。

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ブルーマウンテンおすすめ23選(コーヒー豆、粉、市販も)

品質の検証項目は次の3点です。これらの総合点で順位付けをしています。

  1. 甘みが強い
  2. 香りの強さ
  3. コク(旨味)の強さ

この3つをスコアリングし、合計点数でランキングを決定しています。(最高15点)

順位 商品画像
商品名
味わい・香り
※タップで拡大
値段
内容量
100gあたり
最安値 焙煎度合い
香り+甘み+コクの合計
1位 実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 土居珈琲
ブルーマウンテンNo.1
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 7,856円
100g
Amazon 中煎り(ハイロースト)
13.0点
2位 HORI COFFE:極上ブルマンブレンド HORI COFFE
極上ブルマンブレンド
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 2,600円
200g
1,300円
Amazon 中深煎り(シティロースト)
12.6点
3位 ゴールドキャッスルコーヒー
ブルーマウンテンNo1 100%
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 4,980円
200g
2,490円
楽天 中煎り(ハイロースト)
11.2点
4位 銀河コーヒー
ブルーマウンテンNo1
セントピータース
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 3,280円
150g
2,187円
Amazon 中深煎り(シティロースト)
11.1点
5位 assez COFFEE
ブルーマウンテン
No.1 シンコナ
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 4,760円
200g
2,380円
Amazon 中煎り(シティロースト)
10.2点
6位 マウンテンコーヒー 【王道】ブルーマウンテンブレンド50 自家焙煎コーヒー
マウンテン
ブルーマウンテンブレンド
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 1,620円
200g
810円
Amazon 中煎り(ハイロースト)
10.3点
7位 実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 銀河コーヒー
ブルーマウンテンNo1
ドリップバッグ
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 2,980円
12g×8
1杯373円
Amazon 中深煎り(シティロースト)
10.3点
8位 ヨシモトコーヒー 自家焙煎 コーヒー 豆 ジャマイカ ブルーマウンテン ヨシモトコーヒー
ブルーマウンテン
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 2,980円
200g
1,490円
Amazon 浅煎り(ミディアムロースト)
10.1点
9位 加藤珈琲店
ブルーマウンテンNo.1
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 1,890円
100g
楽天 中煎り(ハイロースト)
9.7点
10位 実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 ヒロコーヒー
ブルーマウンテン NO.1
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 3,888円
200g
1944円
Amazon 浅煎り(ミディアムロースト)
9.3点
11位 成城石井
ブルーマウンテン
ブレンド
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 1,826円
200g
913円
楽天 浅煎り(ミディアムロースト)
8.3点
12位 実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 ベアーズコーヒー
ブルーマウンテンNO.1
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 3,350円
200g
1,675円
Amazon 中煎り(ハイロースト)
7.3点
13位  しげとし珈琲
ブルーマウンテンNO.1
リソース農園
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 2,700円
100g
楽天 中煎り(ハイロースト)
7.3点
14位  実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 UCC ブルーマウンテン
セレクションギフト
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 3,387円
500ml×3本
1本1,129円
Amazon
中深煎り(シティロースト)
7.3点
15位 実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 澤井珈琲
ブルーマウンテンNo.1
ギフトセット
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 5,400円
100g×2缶
2,700円
楽天 No.1:浅煎り(ミディアムロースト)
No.1ブレンド:中煎り(ハイロースト)

7.2点
16位  実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 パオコーヒー
ブルマンブレンド
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 1,887円
200g
943円
Amazon
浅煎り(ミディアムロースト)
6.4点
17位  実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 パオコーヒー
ブルーマウンテンNO.1
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 3,872円
200g
1,936円
Amazon 中煎り(ハイロースト)
6.3点
18位  FRESH ROASTER
珈琲問屋 ブルー
マウンテンNo.1
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 2,200円
100g
楽天 中深煎り(シティロースト)
5.7点
19位  実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 UCC 香り煎り豆
ブルーマウンテン
ブレンド (豆)
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 1,415円
160g
884円
Amazon 中煎り(ハイロースト)
4.9点
20位 実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 UCC 珈琲探求ブルー
マウンテンブレンド (粉)
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 1,323円
200g
661円
Amazon 中煎り(ハイロースト)
4.8点
21位  UCC コーヒーギフト ドリップコーヒー ブルーマウンテンブレンド UCC コーヒーギフト
ドリップコーヒー
ブルーマウンテンブレンド
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 2,480円
12パック
1杯207円
Amazon
中煎り(ハイロースト)
4.2点
22位 カルディ ブルー
マウンテンブレンド
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 1,871円
200g
935円
Amazon 浅煎り(ミディアムロースト)
3.5点
23位  実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 澤井珈琲 プレミアム
ブルマンブレンド
ドリップバッグ セット
実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選 4,104円
25パック
1杯164円
Amazon 浅煎り(ミディアムロースト)
3.5点

1位.土居珈琲:ブルーマウンテンNo.1

土居珈琲ブルーマウンテンNo.1

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

7,856円 100g

創業から40年以上も全国のファンに愛され続ける土居珈琲のブルーマウンテンNo.1。

一口飲むと、ヘーゼルナッツのような香ばしさと、キャラメルのような「まろやかな甘み」があり、後味に「フレッシュな酸味」を感じます。

苦味や酸味のバランスが上品に整っても良い、非常に透明感のあるクリアな美味しさを堪能できます。

コーヒーの熱が少し冷めてくると、甘みが強く感じられ、時間の経過とともに異なる表情を見せるコーヒー豆です。

クリアなおいしさの中にある「甘み」や、心地よい「爽やかな酸」が秀逸。

味覚に優れた日本人が好むのも納得できる一杯です。

焙煎度合いはミディアムロースト、ハイロースト、シティローストから選べますが、味のバランスを重視するならハイローストがおすすめです。

チェリーのようなフルーティーさを楽しむなら、浅煎りの「ミディアムロースト」がおすすめです。

100gあたり 7,856円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

2位.HORI COFFE 極上ブルマンブレンド

HORI COFFE:極上ブルマンブレンド

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2,600円 200g

昭和44年創業の老舗コーヒー専門店「HORI COFFE(珈琲ホリ)」は、市場でわずか5%しか流通しないスペシャルティコーヒーのみを取り扱う専門店です。

「ブルーマウンテンNo.1」のほかに、コロンビア、インドネシアのコーヒー豆など7種類のコーヒー豆をブレンドしています。

甘みと旨味が濃縮されたような味わいと、キレのよい苦味が印象的です。

一般的なブルーマウンテンブレンドとは異なる味を楽しみたい方におすすめです。

100gあたり 1,300円
豆の産地 ジャマイカ、インドネシア、コロンビア、他
焙煎度合い 中深煎り(シティロースト)

3位.ゴールドキャッスルコーヒー ブルーマウンテンNo1

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

4,980円 200g

ゴールドキャッスルコーヒーは、大阪市箕輪市のスペシャルティコーヒー専門店で、楽天市場では2021年に2回「月間優良ショップ」を受賞した実績があります。

同店のブルーマウンテンNo1は「パカマラ」という栽培品種のコーヒー豆です。

中煎りで引き出された爽やかな酸味のある味わいが特徴で、後から甘みが感じられます

ギフト対応もできるので、爽やかなコーヒーが好きな方に向けた「プレゼント用コーヒー豆」としてもおすすめです。

100gあたり 2,490円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

4位.銀河コーヒー ブルーマウンテンNo1 セントピータース

銀河コーヒー ブルーマウンテンNo1 セントピータース

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

3,280円 150g

煎りたてのコーヒー豆が購入できる「銀河コーヒー」のブルーマウンテンです。

ブルーマウンテンエリアにある古くからの生産地「セントピータース」で栽培されたコーヒー豆で、挽く前から漂う香りで鮮度のよさが感じられます。

甘みと酸味のバランスがとれていて苦味がほとんどなく、万人受けする飲みやすいコーヒーです。

100gあたり 2,186円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中深煎り(シティロースト)

5位.assez COFFEE ジャマイカ  ブルーマウンテン No.1 シンコナ

assez COFFEEブルーマウンテンNo.1 シンコナ

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

4,760円 200g

仙台のロースター「assez COFFEE」のジャマイカ ブルーマウンテン No.1は「シンコナ」という農場のティピカを使用しています。

シンコナ農場は、有名な農園や生産者組合が集まるセントアンドリュース教区の標高1300m前後に位置する農場で。

良質なコーヒー豆を生産することで世界的にも知られています。

実際に飲むと、シロップやリンゴのような甘みが感じられ、酸味はマイルドです。

assez COFFEEのスタッフは、Qグレーダーなどの資格を取得しており、農園へ直接出向いて栽培や精製のみでなく労働者や環境への配慮も考慮したうえで買い付け先を厳選しています。

焙煎機は、空気を汚さない米国の「DIEDRICHI」を使用し、焙煎士の経験とコンピューターのデータを組み合わせて安定した味わいを生み出しています。

100gあたり 2,380円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(シティロースト)

6位.自家焙煎コーヒー マウンテン ブルーマウンテンブレンド

マウンテンコーヒー 【王道】ブルーマウンテンブレンド50

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2,754円 300g

ジャマイカ、パナマ、コロンビアの豆をブレンドしたブルーマウンテンです。

パッケージを開封した瞬間や、挽いた豆をドリッパーにセットする時、抽出時、カップから立ち上る湯気、全ての工程で香気が感じられます。

一口飲むと、わずかにフルーティーで爽やかな甘い酸があり、うっすらとコクも感じられます。

雑味が一切ないので、コーヒー本来の甘み、旨味が引き立っており、「誰が飲んでもおいしいブルーマウンテン」を目指したブレンドだと感じました。

Amazonレビューでも56件中、星4つ。非常に高い評価を得ていますが、それも納得の味わいです。

価格も手ごろなので、お得にブルーマウンテンを試したい方におすすめです。

100gあたり 918円
豆の産地 ジャマイカ、パナマ、コロンビア
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)
自家焙煎コーヒー マウンテン
¥2,754 (2024/11/21 16:26:25時点 Amazon調べ-詳細)

7位.銀河コーヒー ドリップバッグ ブルーマウンテンNo1 セントピータース 8バッグ

12銀河ドリップ

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2,980円 12g×8袋

先ほど紹介した銀河コーヒーのブルーマウンテンNo.1の「ドリップバッグ」です。

ドリップバッグでも焙煎したての珈琲豆を使っているため、非常に新鮮な香りが漂います。

調和のとれた味わいとスムーズな飲み口のため、どんどん飲めてしまいます。

しかもドリップバッグ1杯分に12gとたっぷりのコーヒー粉が入っているため、コクのある味わいがハッキリと感じられます。

手軽に本格的なブルーマウンテンが楽しめるので、贈答用にも喜ばれるでしょう。

1杯あたり 373円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中深煎り(シティロースト)

8位.ヨシモトコーヒーブルーマウンテン

ヨシモトコーヒー 自家焙煎 コーヒー 豆 ジャマイカ ブルーマウンテン

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2,980円 200g

沖縄で創業30年以上、地域に愛されるヨシモトコーヒーのブルーマウンテン。

同店では鮮度を大切にし、コーヒー豆の持つ個性や特徴を引き出す焙煎にこだわっています。

すべてのコーヒーの良さをあわせ持つとブルーマウンテンらしい、バランスの良い美味しさと力強いコクが楽しめます。

Amazonでも111件のレビューがあり、星4つと高評価を得ており、多くの方に支持されています。

お得にブルーマウンテンだけの味を楽しみたい方におすすめです。

100gあたり 1,490円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 浅煎り(ミディアムロースト)

9位.加藤珈琲店 ブルーマウンテンNo.1

加藤珈琲店ブルーマウンテンNo.1

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

1,890円 100g

加藤珈琲店は喫茶店の激戦区である名古屋市中心部に店舗を構えるコーヒー専門店です。

ジャマイカのコーヒー産業委員会(CIB)より「ブルーマウンテン優秀賞」を受賞していますが、 この賞はブルーマウンテンを長年輸入し続けてきた業者に贈られるもので、同店のブルーマウンテンが本物であることの証明です。

加藤珈琲のブルーマウンテンNo.1は、有名な「ウォーレンフォード農園」など、非常に有名な農園や産地で生産された最高等級の豆だけを使っています。

開封したときから抽出時まで甘く香ばしい香りが続き、口の中で甘みがしっかり感じられます

100gあたり 1,890円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

10位.ヒロコーヒー ブルーマウンテン NO.1

ヒロコーヒーブルーマウンテンNo.1

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

3,888円 200g

ヒロコーヒーは焙煎後9日以上経ったコーヒー豆は販売しないというルールがあり、非常に鮮度の高いコーヒー豆が届きます。

中浅煎りに仕上げてあり、ほどよいコクとオレンジの甘酸っぱさ、アーモンドの香ばしさと優しい甘みも感じられます。

有名な農園の高品質なコーヒーを求める方、爽やかな味わいを好む方におすすめです。

同店では、代表自らジャマイカの生産地でカッピングを行い、農園の環境も含めた評価を行って契約を決めています。

サンプルはQグレーダー(CQI Licensed Q Grader)の資格を持つ焙煎士などを中心にカッピング審査が行われ、ここで80点以上の点数を得たコーヒー豆のみ契約します。

100gあたり 1,944円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 浅煎り(ミディアムロースト)

11位.成城石井 ブルーマウンテン ブレンド

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

1,826円 200g

成城石井のブルーマウンテンブレンドは、ブルーマウンテンを含むジャマイカやブラジル産のアラビカ種のコーヒー豆をブレンドしたものです。

実際に飲むと、酸味が控えめで飲みやすく、果実味のある甘みがほんのりと感じられます

100gあたり 913円
豆の産地 ジャマイカ、ブラジル
焙煎度合い 浅煎り(ミディアムロースト)

12位.ベアーズコーヒー ブルーマウンテンNO.1

ベアーズコーヒーブルーマウンテンNo.1

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

3,350円 200g

ベアーズコーヒーは大阪府泉南郡に店舗を構えるコーヒー専門店です。

実際に飲むと、香ばしいナッツのような香りと、柑橘系の軽やかな酸味があり、コクもほどよくあります

バランスが取れたオーソドックスな味わいで、幅広い方々に好まれそうなブルマンです。100gあたり2,000円以下とリーズナブルなのが強みです。

100gあたり 1,675円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

13位.しげとし珈琲 ブルーマウンテンNO.1 リソース農園

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2,700円 100g

ブルーマウンテンエリアでも有名な「クリフトンマウント農園」と「クライスデール農園」から買い付けた最高等級No.1の豆です。

2002年にジャマイカのコーヒー産業委員会(CIB)よりブルーマウンテン優秀賞を受賞しているので、ちゃんと本物を購入できる店です。味はちょっと薄いですが、悪くないです。

100gあたり 2,700円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

14位.UCC ブルーマウンテンセレクションギフト(3本)

UCC ブルーマウンテンセレクションギフト(3本) 

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

3,387円 500ml×3本

1本単価 1,129円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中深煎り(シティロースト)

最高グレードの「ブルーマウンテンNo.1」を使用したブレンド豆から旨味を抽出し、それを瓶に詰めて鮮度をキープしたもの。

内容は、ブルーマウンテンブレンド(無糖)500ml×2本、ブルーマウンテンNo.1ブレンド(無糖)瓶500ml×1本。雑味が目立ちますが、高級感があるので贈答用には良いと思います。

15位.澤井珈琲 ブルーマウンテンNo.1 ギフト セット

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

5,400円 100g×2缶

澤井珈琲は創業39年の老舗コーヒー店で、楽天で特に人気のショップです。最近では注文を受けてから焙煎するようになったので豆の鮮度は良いです。バランスの良い味わいで飲みやすいですが、値段に見合った価値は感じないでしょう。

100gあたり 2,700円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い No.1:浅煎り(ミディアムロースト)
No.1ブレンド:中煎り(ハイロースト)

16位.パオコーヒー ブルマンブレンド

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

1,887円 200g

ブルーマウンテンNo1を含むジャマイカ・ブラジル・コロンビアなどの豆をブレンドしていて、若干ふくよかな味になっていますが、雨宮コクは控えめです。

100gあたり 943円
豆の産地 ジャマイカ、ブラジル、コロンビア他
焙煎度合い 浅煎り(ミディアムロースト)

17位.パオコーヒー:ブルーマウンテンNO.1

パオコーヒーブルーマウンテンNO.1

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

3,872円 200g

バランスが良いですが、この値段を出すなら上位の店で買うことをおすすめします。甘みとコクが控えめで、香りも少ないです。

100gあたり 1,936円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

18位.FRESH ROASTER珈琲問屋 ブルーマウンテンNo.1

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2,200円 100g

「FRESH ROASTER珈琲問屋」は関東を中心に国内16か所・海外2か所の店舗を展開するコーヒー豆専門店です。

実際に飲むと、酸味と苦味のバランスが取れていて、ほどよい甘みと中程度のコクがあります。悪くないですが、これといって選ぶ理由もないように感じました。

100gあたり 2,200円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 浅煎り(ミディアムロースト・指定可)
ブルーマウンテンNo.1(生豆時100g)■

19位.UCC 香り煎り豆 ブルーマウンテンブレンド (豆)

UCC 香り煎り豆ブルーマウンテンブレンド (豆)

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

1,415円 160g

UCCは1981年にジャマイカのブルーマウンテンエリアに直営農場を設立し、コーヒー栽培を行っています。

ジャマイカやブラジルなどのコーヒー豆をブレンドしたもので、市販のコーヒーの中ではかなり美味しい部類に入ると思います。

100gあたり 884円
豆の産地 ジャマイカ、ブラジル他
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

20位.UCC 珈琲探求ブルーマウンテンブレンド (粉)

UCC珈琲探ブルーマウンテンブレンド (粉)

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

1,323円 200g

こちらも雑味も少なくて飲みやすいですが、香りが飛びやすいので早めに飲む必要があります。

100gあたり 661円
豆の産地 ジャマイカ、ブラジル他
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

21位.UCC コーヒーギフト ドリップコーヒー ブルーマウンテンブレンド

UCC コーヒーギフト ドリップコーヒー ブルーマウンテンブレンド

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

2,480円 12パック

見た目が良いので、コーヒーギフトに向いています。ブルーマウンテンの最高等級「No.1」を使っています。爽やかな酸味と香り、すっきりした後味が特徴です。特別においしさを感じる商品ではありませんが、手軽に飲める点は評価できます。

1杯あたり 207円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 中煎り(ハイロースト)

22位.カルディ ブルーマウンテンブレンド

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

1,871円 200g

苦味は少なく、香り・酸味・甘み・コクが適度に感じられます

ただし、カルディのコーヒー豆は工場で焙煎した後1か月以内に出荷というルールがあり、上記で紹介してきたコーヒー専門店と比べると鮮度の点で劣ることは否めません。

オンライン通販で購入する場合、焙煎日を購入前に問い合わせても工程が複雑で回答できないと言われました。*一応購入した袋には印字されています。

100gあたり 935円
豆の産地 ジャマイカ
焙煎度合い 浅煎り(ミディアムロースト)

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

カルディ
ブルーマウンテンブレンド

Amazonで詳細を見る

23位.澤井珈琲  プレミアムブルマンブレンド ドリップバッグ セット

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

4,104円 25パック

先ほど紹介した「澤井珈琲」が提供する、ブルーマウンテンブレンドのドリップバッグです。

1杯164円というペットボトルコーヒー並みの価格で飲めるのが強みですが、パッケージがイマイチオシャレじゃないのでギフトには向かず、かといって自分で飲むには高いので、特にストロングポイントがない商品です

1杯あたり 164円
豆の産地 ジャマイカ、ブラジル他
焙煎度合い 浅煎り(ミディアムロースト)

ブルーマウンテンの美味しい飲み方

おすすめの焙煎度合いは浅煎り〜中煎り

コーヒーの焙煎度合い

ブルーマウンテンNo.1の場合、豆の持ち味が感じられるミディアムロースト〜ハイローストがおすすめです。ブレンドの場合は好みで選べば良いと思いますが、酸味が苦手ならシティローストがおすすめです。

関連記事:コーヒー豆のローストや焙煎度合い・焙煎方式ごとの味の違いを解説

ブルーマウンテンに似ているコーヒー豆は?

パプアニューギニアのコーヒーは、穏やかな酸味と果実の香りを持ち、しっかりしたコクやバランス感など味わいの特徴がブルーマウンテンに似ています

パプアニューギニアでのコーヒー栽培は、1930年代にジャマイカのブルーマウンテンから苗木が移植されて始まりました。

樹齢が数十年に達する古い木が今も栽培されていることから、当時のブルーマウンテンで植えられていたティピカ系の木に近いと言えます。

パプアニューギニアのコーヒーについても、次の記事で詳しく解説しています。お得にブルマンっぽいコーヒーを飲みたい人におすすめです。

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パプアニューギニアのコーヒー豆の特徴

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ブルーマウンテンはハワイ、パプアニューギニア、ケニア、コンゴ、カメルーン、ハイチでも栽培される?

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

ハワイやケニア産のコーヒー豆で見かける「ブルーマウンテン」の表示は、栽培品種の名前です。ジャマイカのブルーマウンテンで栽培されていたコーヒーの種や苗木が海外へ持ち出された先で、品種名として「ブルーマウンテン」と名づけられたのです。

それに対して「ジャマイカ ブルーマウンテン」は銘柄名です。

ハワイでは、1990年にジャマイカから入手した種がハワイ大学で育てられ、ハワイ農業研究所と共同でカウアイ島に植えられたことが始まりです。ハワイで育種した際に交雑しているため、独特な花の香りと柔らかな果実味があります。

ケニア・コンゴなど東アフリカの国々やカメルーンなどでは、1894年にジャマイカからマラウイを経由して東アフリカに導入されたことが始まりです。当時、ジャマイカで栽培が確認できていた品種はティピカのみだったため、ケニアなどのブルーマウンテンはティピカ系であると考えられています。ケニア産は、グレープフルーツのような酸味が特徴です。

東アフリカのブルーマウンテンもバランス感がありますが、ボディが強く、コンゴなどナチュラル式で精製された豆はジャムのような甘みがあります。

ジャマイカの隣国ハイチでは、ティピカが栽培の中心でしたが、1980年の虫害と2012年のさび病で壊滅的な被害を受けたため、より耐病性のある品種の1つとして「ブルーマウンテン」が導入されました。

ジャマイカ産に比べてコクが控えめでマイルドな味わいです。

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ブルーマウンテンコーヒーとハワイコナならどっちが美味しい?

結論として、どちらも香りと甘みが豊かで、苦味が少なくて飲みやすいですが、コナは希少価値が高くなりすぎてコスパが悪い印象です。

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ブルーマウンテンをエスプレッソ用に焙煎したら美味しい?

エスプレッソ

ブルーマウンテンの等級には「#1」「#2」「#3」「ピーベリー」「トリアージ」があり、ピーベリーの豆は、伝統的にエスプレッソに使用されています

ピーベリーは粒が厚くて密度が高いため、焙煎に時間がかかることから、高温で長時間ローストする「極深煎り」に向いています。

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ブルーマウンテンの歴史

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

引用:https://www.jamaicablue.ca/history

ジャマイカでコーヒー栽培が始まったのは1728年ですが、ブルーマウンテンの由来となった出来事は、1943年にカナダがジャマイカ産コーヒーの輸入を打ち切ったことです。

1940年代初頭、カナダと米国はブルーマウンテンの主要な輸出先でしたが、販売は個々の業者に任されていたため、値下げ競争が激化しました。

ジャマイカ最大の輸出業者ですら、サンプルより著しく低品質のコーヒーを出荷するなど、不正を行うことで利益を確保せざるをえなくなり、急速な品質の低下が輸入停止を招いたのです。

米国の一部でも、ジャマイカのコーヒーの輸入を拒否する動きがありました。

ジャマイカは大量の在庫を抱えましたが、折り悪くヨーロッパでは第二次世界大戦が勃発し、ヨーロッパ市場に参入することもできない状況でした。

当時まだイギリスの統治下にあったジャマイカでしたが、当局はついに国の主要な産業であるコーヒー生産への介入を決定しました。まずは品質を一定に保つため、輸出用のコーヒーの洗浄・選別・配送センターが設立されました。

また、それまでは生豆を一般的な農産物の業者に出荷していましたが、コーヒー市場に直接販売できるように産業として確立する必要がありました。そこで、1950年に技術指導や規制を担うコーヒー産業委員会 (CIB:Coffee Industry Board) が設立されました。

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

▲引用:CIB

CBIはジャマイカから輸出されるコーヒーの品質を保証する「証明書」を発行することになりました。

「ジャマイカブルーマウンテン」は商標登録され、栽培にかける手間や品質に見合った高値で取引されるようになりました。

日本へジャマイカのコーヒーが最初に直送されたのは、この直後の1952年のことです。戦後の経済復興が始まったタイミングだったこともあり、輸入はその後30年以上着実に増加しました。

日本は1980年代後半までに、ブルーマウンテンの9割を輸入するようになり、現在でも約8割は日本が輸入しています。

ブルーマウンテンの栽培環境

栽培環境

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

ブルーマウンテンは高い標高と冷涼な気温に加え、寒暖の差が激しく、さらに火山灰土壌で、高品質なコーヒー栽培に最適な条件を備えています。

コーヒーの木が植えられているのは山の急な斜面です。

水はけがよいためコーヒーの生育には適していますが、斜面での作業は重労働です。

コーヒー栽培は苗木を育てる所から始まります。

約10か月で畑に植えられ、実をつける始めるまで3年間かかり、安定した収穫が見込めるのは5年目からです。

栽培品種は「ティピカ」

ブルーマウンテンの品種は「ティピカ種」です。

ティピカは病害・虫害に弱いため栽培が難しい品種ですが、200以上あると言われているコーヒー品種の中でも、特に優れた風味と美味しさを有します。

ティピカ種は世界中で人気があるため高値で取引され、そのぶん販売価格も高くなる傾向にあります。

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ブルーマウンテンの精製方法は「ウォッシュド(水洗式)」

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

コーヒー豆の収穫から出荷までの作業のことを「精製」と言います。

コーヒー豆の精製方法はおもに、ナチュラル、ウォッシュド、パイプドナチュラル、スマトラ式と4種類あります。

ブルーマウンテンは、「ウォッシュド(水洗式)」と呼ばれる方法で精製されています。

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

ウォッシュドは、収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)の果肉を一度洗い流すことから、そのように呼ばれています。

果肉を取り除いた後は乾燥させ、脱穀機にかけて、生豆にして出荷します。

ウォッシュドで精製されたコーヒー豆は、余計なものが洗い流されるため、「透明感のあるおいしさ」が感じられます

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ウォッシュドはジャマイカで誕生した精製方法

グァテマラやケニアなどでも「ウォッシュド」という精製方法が採用されています。

実はこの「ウォッシュド」は、1845年にジャマイカで誕生した精製法です。

ブルーマウンテンの等級(グレード)は5つに分けられる

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

▲コーヒー生豆をふるいにかけて選別し、等級を決めます。

ブルーマウンテンは「スクリーン」と呼ばれる豆の大きさによって等級が決まります。

等級は大きく5つに分けられ、豆が大きく高級なものから次のようになります。

  • ブルーマウンテンNo.1
  • ブルーマウンテンNo.2
  • ブルーマウンテンNo.3
  • ピーベリー
  • トリアージA
  • スペシャルトリアージ
  • ファインズ

ブルー・マウンテンNo.1の規格基準は、以下のようになっています。

  • スクリーン17〜19の大粒豆
  • 欠点豆の混入率が3%未満
  • 水分含有量10〜12.5%
  • 国家資格を有する3人以上の検査官による6項目の味覚検査に合格すること

No.1の検査に合格するのは全体の約30%です。

ブルーマウンテンNo.1は3つのグレードのなかでも、厳正な検査を通り抜けた最高級豆で、主に「ストレートコーヒー」として使われます。

一方で、No.1よりも下位グレードの「No.2」と「No.3」は主にブレンドで使われます。

また、これらの次に「ピーベリー」「トリアージ」という等級分けになっています。

ちなみに「トリアージ」は「ブルーマウンテンセレクト」とも呼ばれ、樽詰めではなく、ブルーマウンテン以外の豆と同様に麻袋で出荷されます。

3つの「ノン・ブルーマウンテン」とは?

ノン・ブルーマウンテンとは、ジャマイカ産コーヒー豆のうち、「ジャマイカ ブルーマウンテン(Jamaica Blue Mountain®)」以外の豆のことです。

ここから、3つの「ノン・ブルーマウンテン」を紹介します。

ジャマイカ ハイマウンテン スプリーム

「ジャマイカハイマウンテンスプリーム( Jamaica High Mountain Supreme®)」の名でCIBにより認証されています。

上記のブルーマウンテン4地区以外で、標高1000m~1200mの地域で栽培されたコーヒーです。

ジャマイカ・プライム

ジャマイカ・プライムとは、上記のブルーマウンテン4地区以外の標高1,000m以下の場所で栽培されたコーヒー豆です。

ジャマイカ・セレクト

ジャマイカ・セレクトとは、欠点豆が許容範囲の割合で、スクリーンサイズが15以上のコーヒー豆です。

ジャマイカの有名コーヒー農園は「7つ」

ここから、ジャマイカの有名なコーヒー農園を7つ紹介します。

1.ウォレンフォード エステート

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

エリア ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗
標高 600m以上
栽培品種 Typica(ティピカ)
精製処理 ウォッシュド(水洗式)
年間降雨量 1250~3700 mm以上
収穫時期 9月~11月

ウォレンフォード 農園(エステート)は、古くからジャマイカブルーマウンテン・ジャマイカハイマウンテンの最大の生産業者です。

約20㎢の広大な土地は、ブルー マウンテン内のセント アンドリュー教区とポートランド教区、およびハイマウンテンにあたる 3つの教区にまたがっています。

洗浄・皮むきを行う2か所の加工場と、乾燥・仕上げ加工場は、ブルーマウンテンの公式な工場として認定されています。

2.メイビス バンク

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

エリア ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗
標高 900m~1500m
栽培品種 Typica(ティピカ)
精製処理 ウォッシュド(水洗式)
年間降雨量 約1900mm
収穫時期 2月~3月

正式名はメイビス・バンク・コーヒー・ファクトリーで、1885年にコーヒー農園を購入したイギリス人が始めた農園です。

1920年代に、現在のブルーマウンテン内セントアンドリュー教区に土地を購入し、会社が設立されました。

1978年にブルーマウンテンの公式工場に認定され、上記の「ウォレンフォードエステート」と共に有名なコーヒー栽培加工業者です。

3.クリフトン・マウント

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

エリア ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗
標高 約1300m
栽培品種 Typica(ティピカ)
精製処理 ウォッシュド(水洗式)
年間降雨量 1900mm
収穫時期 2月~3月

クリフトンマウント農園は、ブルーマウンテンの中心部でも標高の高い場所にある農園です。

ジャマイカで最も古いコーヒー農園の 1 つであり、1790年代から高品質な豆を生産してきました。

ピーベリーのブルーマウンテンを販売していることで有名です。

4.クライズデール

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

エリア ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗
標高 平均約1000m
栽培品種 Typica(ティピカ)
精製処理 ウォッシュド(水洗式)
年間降雨量 1900mm
収穫時期 2月~3月

クライスデール地区はブルーマウンテンの中央に位置するコーヒーの生産地です。

かつて、セントアンドリュー教区内に存在したクライスデール農園は、1800年にジャマイカを旅行で訪れた後、永住を決めた英国人コリン・マクラーティー博士によって創設されました。

博士の農園を見て、近隣の農民たちにもコーヒー栽培が広がり、一大産地となりました。

クライスデール農園は、コーヒーを商業ベースで生産した最初の農園の1つで、1800年代始めにはすでに輸出されていました。

精製工場、乾燥場、水車は200年経った今も現存して当時の雰囲気を知ることができます。

5.クレイトン

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

エリア ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗
標高 800m~900m
栽培品種 Typica(ティピカ)
精製処理 ウォッシュド(水洗式)
年間降雨量 1900mm
収穫時期 2月~3月

クレイトン農園(UCC Craighton Estates)は1981年にUCCが開設した直営農園で、セントアンドリュー教区に位置します。

アメリカ・ジャマイカの両政府から農水省に寄せられた栽培技術援助の要請がきっかけです。

ブルーマウンテンコーヒーは高品質ながらも生産量少なく、おもな輸出先である日本においても、消費量は1%にも満たなかったため、ブルーマウンテンの安定した供給を目的として開設されました。

6.フラムステッド

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

エリア ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗
標高 約1170m
栽培品種 Typica(ティピカ)
精製処理 ウォッシュド(水洗式)
年間降雨量 1900mm
収穫時期 2月~3月

フラムステッド農園(Flamstead Estate)はブルーマウンテン内のセント アンドリュース教区に位置します。

1764年からコーヒー栽培を始め、1982年に外交官カーライル ダンクリー氏によって農園として設立されました。

日本ではあまり知られていない家族経営の小規模な農園ですが、熟練した作業で品質の高さを誇っています。

7.グリニッジ

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

エリア ジャマイカ・ブルーマウンテン山麗
標高 不明
栽培品種 Typica(ティピカ)
精製処理 ウォッシュド(水洗式)
年間降雨量 不明
収穫時期 2月~3月

1947年に設立されたグリニッジ マウンテン農園(Greenwich Mountain Estate Ltd)は、ブルームフィールド一家による家族経営の農園です。

規模が小さいこともあり、日本ではほとんど知られていませんが、一家は100%自給自足の生活を営みながらオーガニックのコーヒー豆を栽培し、加工施設まで環境に配慮したコーヒー生産を行っています。

「ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日」とは?

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

「ジャマイカ ブルーマウンテンコーヒーの日」は1月9日です。

1967年の同日に、1,400袋のジャマイカ産コーヒーを積んだ貨物船がキングストン港を出港しましたが、これはその年の全収穫量の60%以上に相当する量でした。

両国にとって非常に重要な取引であったことから、翌日のジャマイカでは新聞のトップ記事となるほどでした。

ジャマイカ コーヒー日本輸入業者協会 (AJIJC) は、日本に初めて大量のジャマイカ産コーヒー豆が出荷されたことを記念して、毎年1月9日を「ジャマイカ ブルー マウンテン コーヒーの日」として祝うよう日本政府に働きかけました。

日本政府もそれを承認して2国間で記念日が制定され、2019年に最初の式典が行われました。

ジャマイカ人もブルーマウンテンを飲む?

実際に飲んだブルーマウンテンコーヒーおすすめランキング23選

ジャマイカ国内でもブルーマウンテンは高品質でおいしいコーヒーとして認知されていますが、高級なため飲む機会はほとんどありません

ジャマイカでは、コーヒーよりもお茶のほうが一般的な飲み物で、伝統的にハーブティーやフレーバーティーを飲む習慣があります。

ただし、一部の地元のカフェ(Cannonball Cafe)など、手ごろな価格(304ジャマイカドル=約280円)のブルーマウンテンを販売している店もあります。

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