コーヒーウォーマーは冬の時期はやっぱり重宝するのですが、Amazonなんかで探すと無数に怪しげな商品がたくさんでてくるので、どれを選べば良いか分からないと思います。しかも全部そこそこ評価が高いので、余計に悩むと思います。
結論から言うと、よくわからないメーカーで、かつUSBタイプのコーヒーウォーマーはすぐ壊れる可能性があるのでおすすめしません。必ずコンセントに差すタイプのコーヒーウォーマーを選んでください。
ここから、実体験を交えながらおすすめのコーヒーウォーマーを紹介していきます。
タップできる目次
コーヒーウォーマーとは

コーヒーウォーマーとは、その名の通り「コーヒーを温めたり保温する」アイテムです。デスクワーク中や読書の合間、会議中など、飲みかけのコーヒーを長時間温かいまま楽しみたいときに便利です。仕事で集中している間や作業が長引くとき、せっかく入れたコーヒーが冷めてしまうのを防ぐことができます。
コーヒーだけでなく様々な飲み物にも使用出来るので、寒い時期にはもちろん、一つあるだけでとても重宝する優れものです。
コーヒーウォーマーを買ってよかったと思うシーン

たとえば冬の朝なんかに、布団からやっと抜け出してコーヒーを淹れても、すぐに冷めてしまうんですよね。ですが、コーヒーウォーマーにカップをのせておけば仕事に集中して全然口をつけなかった時でも、温かさを保ったまま飲めます。
さらに、冬場はカップを手で包むだけで暖かさが手に伝わるので、冷えた指先を温める効果もあります。
コーヒーウォーマーを使うときの注意点
注意しなければならないのは、長時間置きすぎるとコーヒーの味が焦げたようになったり、風味が変化することです。特に薄いカップや耐熱性の低い陶器を使うと、カップが熱くなりすぎて手をやけどする危険もあります。
また、電源を切り忘れると無駄な電力を消費してしまい、1日中つけっぱなしにすると月に数百円程度の電気代が増える可能性もあります。実際に僕はスイッチを付けたまま外出したことがあったので、今は1,000円ちょいで買ったスマートコンセントにつないで、いつでも遠隔でスイッチを切れるようにしています。また、使用する時間が決まっている場合は、スマートコンセント側でスケジュール設定しておくと便利です。例えば、「平日の午前8時から午前10時まで電源オン、午前10時に電源オフ」というスケジュールをアプリで設定する感じです。
あとはカップを載せていない状態で長時間電源を入れたままの「空焚き」にも注意ですね。加熱部が高温になりすぎて、故障や火災につながる可能性があるので。空焚き防止のための自動OFF機能が付いた製品もありますが、何かあってからでは遅いので過信は禁物です。
あと、定期的に掃除しないとコーヒーのカスや汚れが固まって、見た目だけでなく衛生面でも良くないと思うので、こまめな掃除は必要だと思います。
コーヒーウォーマーの選び方
コーヒーウォーマーの種類の中でよく分類されるのが加熱方式です。その方式は1.電気式、2.電気式+ハロゲン、3.キャンドル式に分けられます。結論、コーヒーを温めるなら1.電気式一択です。
2.電気式+ハロゲンも悪くないですが値段が高いので現実的じゃないです。なぜ電気式が良いのかを解説します。
1.電気式
加熱方式の中でもっとも一般的なタイプです。必ずコンセントから給電して使用するものを選んでください。
まず、コンセント式は、より大きな電力を供給できるため、安定して高い温度を維持できます。さらに、性能を重視して設計されている分、USBタイプよりも耐久性が高い傾向にあります。
対して、USBで電源を取るタイプは本当にすぐ壊れますので選ばないほうがいいです。電源が入らなくなるだけならまだしも、OFFにしているのに勝手に電源が入ったり、温度調節機能がバグったりして高温になったりすることもあるので危なっかしくて使えません。Amazonのレビューを信じていろいろ購入しましたが、コーヒーウォーマーは下手すると火災の恐れがあるので、ちょっと高くてもKaritaなど名の知れたメーカーのものを使ったほうがいいです。
では、なぜ安価なUSBタイプはすぐ壊れるのか?まず、USBポート(特にPCや小型アダプターのUSB Aポート)から供給される電力は、コンセントから供給される電力よりもかなり小さいです。この小さな電力では、しっかりとコーヒーを温めたり、熱い状態を長時間キープしたりするのに性能が不十分です。その結果、設定温度になるまで無理やり加熱しようとするので部品に負担がかかりすぎて、すぐ壊れるのです。
さらに、安価なUSBウォーマーは、コストを抑えるために耐久性の低い発熱体や回路が使われている可能性が高く、結果としてすぐ壊れます。
ちなみにAmazonでベストセラー1位のコーヒーウォーマーを普通におすすめしている人たちがいますが、絶対に買ってはだめですよ。高評価は全部サクラなので。

ちなみに、日本企業が監修していると言われている「NUQMO カップウォーマー」も買ってはいけません。これ実際に僕も買いましたが、コーヒーがすぐ冷めます(保温されていない)。実際のレビューでも「ゴミ」といわれています。

2.電気式+ハロゲン
こちらの電力源も電気ではありますが、ハロゲン式は通電の際に放射される光の熱を利用したものです。電気式のプレートとハロゲン式のプレートの両方がついている2連タイプなどが業務用でよくみられます。ハロゲン光を放つプレートが素敵な演出効果をもたらすため、店舗などでも使用されています。
一般用に購入できますが、約20,000円~と価格は高めです。
3.キャンドル式
電気を使用することなく下に専用のキャンドルを設置し、その上にコーヒーを載せて温めるタイプです。温度調節できないデメリットはありますが、誤作動する心配はないので、ある意味で安全に使えます。(直火なので近くに書類とかは置けませんが)
注意点として、このタイプは基本「ティーウォーマー」として販売されているように、コーヒーの保温に適してはいません。このタイプはコーヒー全体を温めるには非力で、底のほうだけが温まるので、冷めにくいようにする、という用途になります。
ですので、コーヒーカップの中身全体を保温するなら、1の電気式がおすすめです。
コーヒーウォーマーおすすめランキング3選
1.カリタ コーヒーウォーマーCW-90
7,855円
まず初めに紹介するのは、日本の老舗総合コーヒー器具メーカー、カリタの「コーヒーウォーマーCW-90」です。右のスイッチでON/OFF、左のスイッチでHi/Lowの温度調節ができます。(Hiで約92℃、Lowで約86℃をキープ。)シンプルな操作で使えるコーヒーウォーマーを探している人におすすめです。使い方のコツとしては、数分以上Hiのままにしておくとコーヒーが煮詰まってしまうので、基本はLowのままにしておき、しっかり温めたいときはHiに切り替えるのが良いです。Amazonでは100人以上が高評価をしている人気商品です。
2.BONMACコーヒーウォーマーBMW-1A

11,799円
次に紹介するのはラッキーコーヒーマシンの「BONMAC コーヒーウォーマーBMW-1A」です。こちらは温度調節スイッチはなく、ON/OFFスイッチのみで稼働するタイプでシンプルな作りとなっています。作りがシンプルな分、耐久性が高いと思います。「ポカロティー」という中華メーカーのコーヒーウォーマーは使って1か月ちょいで壊れましたが、こちらは4年くらい経っても何ら不具合が出ません。だから値段も高いのだと思います。耐久性を重視する方にはBONMACなど有名なメーカーのものが安全だと思います。
3.カリタシングルウォーマーDX-1

13,300円
こちらは先ほど紹介したカリタの別モデルで「シングルウォーマーDX-1」です。操作スイッチは一つですが「LOW/OFF/HIGH」の切り替えとなっており、2段階で温度調節が出来ます。ウォーマープレートはフッ素コーティング仕上げとなっているため、コーヒーの焦げ付きの心配がありません。また、メタリックでありながらどこかレトロな雰囲気を持つデザインが個人的に気に入ってます。
おすすめランキング一覧表
| 順位 | 商品画像 |
商品名 |
値段 | 最安値 |
| 1 | ![]() |
カリタ コーヒーウォーマーCW-90 |
7,855円 | Amazon |
| 2 | ![]() |
BONMAC コーヒーウォーマーBMW-1A |
11,799円 | Amazon |
| 3 | ![]() |
カリタ シングルウォーマーDX-1 |
13,300円 | Amazon |
コーヒーウォーマーでの保温時間の目安
一般的にコーヒーの劣化に関わるのは「酸化」が原因といわれています。空気や光、熱などで引き起こされるため、どうしても時間の経過とともに味と風味は落ちてしまいます。保温には最適なアイテムですが、美味しく味わうなら30分を目安に飲み切るのがおすすめです。
また、温める容量が少ない場合は、長時間の保温で煮詰まらないように注意が必要です。
-
-
コーヒーの味は温度で変わる?淹れるのに最適な温度や飲み頃は?
続きを見る
コーヒーウォーマーのよくある質問
Q.コーヒーウォーマーは濡れても大丈夫?
商品によっては防水タイプもありますが、通電させて使用するものは濡らさないように気を付けましょう。
Q.コーヒーウォーマーでガラスのコップを温めても大丈夫?
使用できるコップについては商品の説明書を確認しましょう。また、対応していてもガラスは急激な温度変化で割れるという特性があるため、取り扱いには注意が必要です。
コーヒーウォーマーに関する人気記事
-
-
おしゃれなコーヒーサーバーおすすめ20選|割れない&保温機能付きも一挙紹介
続きを見る
-
-
コーヒー用の水筒・ボトルおすすめランキング13選!酸化させない方法も紹介
続きを見る
-
-
おしゃれなコーヒーカップおすすめ20選!人気ブランドや北欧デザインなど紹介!
続きを見る












