コスタリカのコーヒー豆は、気候や環境が異なる国内の8つの地域で栽培されていて、オレンジやストロベリーなどをはじめとしたフルーツや、チョコレートのような風味が味わえます。
特徴的なのは、コスタリカ発祥の「ハニープロセス」という加工方法で、その名の通りはちみつのような甘みが強く感じられる特徴があります。
本記事では、コスタリカコーヒーの特徴や、実際に飲んだおすすめのコーヒー豆を紹介します。
ブログ管理人:山口 誠一郎
コーヒーの専門家としてTV出演。文藝春秋(文春オンライン)コラム掲載。1,000種以上のコーヒー豆をレビュー。イタリア「Caffè Arena Roma」元バリスタ。
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コスタリカコーヒーの基本情報
コスタリカコーヒーの基本情報を簡単にまとめました。
地域 | 中央アメリカ |
フレーバー | はちみつ、フルーツ、 バニラ、チョコレートなど |
コーヒー生産量 | 84,096トン(世界第15位) ※2019年のデータ |
栽培品種 | アラビカ種100% ロブスタ種0% ※カトゥーラ、カトゥアイなど |
精製方法 | ハニープロセス |
コスタリカコーヒーの特徴
コスタリカコーヒーには3つの特徴があります。
- 蜂蜜のような甘みと軽やかな味わい
- コスタリカが発明した精製方法「ハニープロセス」
- 完熟豆だけを手摘みで収穫
蜂蜜のような濃厚な甘みとコクがある
コスタリカのコーヒーは、蜂蜜のようなコクのある甘みと軽い酸味が特徴です。
バランスの取れた味のコーヒーが多く、どなたにも飲みやすいので、 コーヒーに詳しくない人にもおすすめの産地です。
栽培エリアによって風味は異なりますが、フルーツやバニラ、チョコレートのような香りと風味が楽しめるコーヒーが多いです。
【甘みの理由1】コスタリカが発明した精製方法「ハニープロセス」にある
コスタリカでは、コーヒーを精製(コーヒーチェリーから豆の状態にする工程のこと)する際に、独自の「ハニープロセス」という方法で加工されます。
ハニープロセスの特徴は、コーヒーチェリーに含まれる糖分を凝縮させて、糖度の高いコーヒー生豆を作れることです。
現在は、コスタリカ以外でもハニープロセスを採用する国がありますが、もともとはコスタリカで生まれた精製方法です。
関連→コーヒーの精製方法とは?ナチュラル、ハニーなど発酵で変わる味の特徴を解説
【甘みの理由2】完熟豆だけを手摘みで収穫
コスタリカの農家はコーヒーの収穫に機械を一切使わず、糖度の高い完熟豆だけを手摘みで収穫します。
機械収穫と比較して手間も時間がかかりますが、人の手だけで選別することで未熟豆が混入が極めて少なく、結果的に糖度の高いおいしいコーヒー豆になります。
コスタリカコーヒーの栽培環境
1.コーヒー栽培に適した条件をすべて有する
コスタリカは、コーヒー栽培に適した日照時間や降雨量など、あらゆる条件をすべて兼ね備えています。
多くのコーヒーは標高1,000メートル以上の高地で栽培されます。
コーヒー栽培において、標高の高さとフレーバーの重厚さ、複雑さは密接に関係していると考えられています。
また、コスタリカではシェードツリー(日陰樹)を用いてコーヒーの熟成スピードをコントロールしているため、栄養が偏らず品質が安定します。
関連記事:シェードツリーとはコーヒーノキを直射日光から守るための樹木
2.アラビカ種以外の栽培を禁止している
コスタリカは、アラビカ種以外のコーヒーを生産することを違法としている世界で唯一の国です。
自国を「高品質のコーヒー豆生産国」と位置付けるため、1989年よりアラビカ種よりも風味が劣ると言われるロブスタ種の栽培を法律で禁止しています。
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ロブスタ種とは?アラビカ種との違いと見分け方をバリスタが解説
続きを見る
3.産地によってフレーバーが違う
コスタリカでは、次の8つの地域でコーヒーが栽培されています。
セントラルバレー | チョコレートや果実のフレーバー、ほのかなハチミツの香りを持つバランスの良いコーヒーが生産される。 |
トレスリオス | ナッツのような風味と、甘くまろやかな酸味が特徴。コスタリカの「ボルドー」と呼ばれるほど酸味の質が高く、後味が非常に心地よいです。 |
トゥリアルバ | 穏やかな酸味と軽いボディ、やわらかな香りが特徴。 |
ブルンカ | マイルドで穏やかな酸味が特徴。 |
グアナカステ | 軽い酸味とスパイシーな風味、なめらかな質感が特徴。 |
タラズ | コスタリカで最も有名な産地。チョコレート、オレンジ、バニラ、ドライフルーツの風味が特徴。コスタリカのコーヒー生産全体の約35%を占める。 |
オロシ | 滑らかな質感とバランスの取れた味わいが特徴。チョコレートやカカオを思わせる風味のコーヒーが多い。 |
ウエストバレー | ピーチや蜂蜜、バニラのようなフレーバーが味わえる。コスタリカの総生産量の約25%を占める。カップオブエクセレンスの優勝者を数多く生み出す名産地。 |
日本のスペシャルティコーヒー専門店では、品質に優れたタラズ産や、ウエストバレー産のコーヒー豆を目にする機会が多いです。
産地によってフレーバーは異なりますが、どの産地も突出した味は少なく、バランスの良さが目立ちます。
コスタリカコーヒーの等級(グレード)
コスタリカのコーヒー豆は、次のように等級やグレードが決まります。
- 太平洋側とカリブ海側、どちら側で栽培されたか?
- 栽培エリアの標高
太平洋側 | ▼標高1200m〜 SHB(ストリクトリー・ハード・ビーン) ▼標高1000m〜1200m GHB(グッド・ハード・ビーン) ▼標高800m〜1000m HB(ハード・ビーン) |
カリブ海側 | ▼標高900m〜 HGA(ハイ・グロウン・アトランティック) ▼標高600m〜900m MGA(ミディアム・グロウン・アトランティック) ▼標高150m〜600m LGA(ロウ・グロウン・アトランティック) |
太平洋側と カリブ海側の間 |
▼標高500m〜1000m MHB(ミディアム・ハード・ビーン) |
なお、近年は等級が書かれていない豆も多いです。
しかし、シングルオリジンコーヒーの場合は必ず標高が記載されているので、以下をチェックすればその豆のグレードがわかります。
▲スペシャルティコーヒー専門店「ポストコーヒー」のコスタリカ
このコーヒー豆は、太平洋側の標高1750〜2000mの農園で栽培されたため、最高等級の「SHB」であると分かります。
なぜ標高の高さで格付けするのか?糖度の高さが関係するためです。
標高が高いと昼夜の寒暖差が大きくなります。寒暖差が大きい場所で栽培することでコーヒーの糖度が増します。(冬野菜が寒さで凍らないよう、細胞に糖分を蓄積するため甘くなるのと同じ理屈です。)
先ほど「コスタリカでは糖度の高い完熟豆だけを手摘みで収穫する」と書きましたが、中米では基本的に美味しいコーヒー=糖度の高い豆と考えています。
そのため、コスタリカを含め、グァテマラなどの中米全体で「栽培エリアの標高の高さ」で豆を格付けします。
コスタリカ産コーヒーのおすすめランキング10選
今回のランキングでは、人がおいしいと感じる味覚、質感の総合得点で順位を決めています。
具体的には甘み、コク(ボディ、質感)、香りの強さの合計点で ランキングを作成しています。
ただし、コスパも考慮しているため、「この値段でこの味ならお得!」と感じたコーヒー豆には補正をかけています。
順位 | 商品画像 | 商品名 | 味わい・香り ※タップで拡大 |
値段 内容量 |
購入先 | 焙煎度合い 鮮度 香り+甘み+コクの合計点 |
1 | 珈琲きゃろっと お試しセット (コスタリカ含む3種) |
2138円 600g |
公式 | 1.中深煎り 2.中煎り 3.深煎り ★★★★★(注文後焙煎) 10.5点 |
||
2 | 土居珈琲コスタリカ エル・ペドレガル農園 |
1367円 100g |
公式 | 深煎り ★★★★★ 14.4点 |
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3 | パロットコーヒー コスタリカ セントタラス |
1,296円 200g |
Amazon | 中深煎り ★★★★★ 9.3点 |
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4 | assez COFFEEコスタリカ SHBガンボア農園 ブラックハニー |
650円 100g |
Amazon | 中深煎り ★★★★★ 9.3点 |
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5 | イヌイットコーヒー コスタリカ ラ・リア |
1800円 200g |
楽天 | 深煎り ★★★★★ 8.6点 |
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6 | 自家焙煎珈琲やすらぎ コスタリカ エルバポル農園 |
1,646円 200g |
Amazon | 中深煎り ★★★★★ 7.8点 |
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7 | bearscoffee コスタリカ セントタラス |
850円 100g |
Amazon | 中深煎り ★★★★★ 6.8点 |
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8 | パオコーヒー コスタリカ コーラルマウンテン |
4,162円 1kg |
Amazon | 中深煎り ★★★★★ 6.8点 |
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9 | カルディ コスタリカ スムースモーニング |
999円 200g |
公式 | 中深煎り ★★☆☆☆ 6.4点 |
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10 | 加藤珈琲店 コスタリカ |
1,166円 100g |
楽天 | 中深煎り ★★★★☆ 5.7点 |
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番外 | ポストコーヒー 3種お試しBOX |
1,480円 225g 657円(お得) |
公式 | 指定可能 ★★★★★(焙煎後7日以内) 13.4点 |
1位:珈琲きゃろっとお試しセット(コスタリカ含む3種)
2,138円 200g×3
このセットには、コスタリカやゲイシャ種のコーヒーで知られる「パナマ」などが60杯分入っています。
定価6,000円のコーヒー豆ですが、初回限定で2,138円で購入できます。(64%OFF)
ずばり、カルディと同じくらいの予算で考えている人に一番おすすめです。(100gあたり356円になる)
コスタリカのコーヒー豆は、カップオブエクセレンス(COE)という世界で一番有名な品評会で優勝した農園が手がけたもので、ハニー製法によるはちみつのような甘みとコクが強く感じられます。
カップオブエクレセンス1位「コスタリカ モンテ・コペイ」も200g入っています
お試しセットの内容 | |
パナマ | 味のバランスが良い |
コスタリカ | はちみつのような甘み |
マンデリン ※特典として同梱される |
チョコレートのような甘み カフェオレとも相性が良い |
特典をあわせると計600gになり、100gあたりに換算すると356円なので、カルディのマイルドブレンドと同等の価格です。
楽天やAmazonで有名な高コスパ商品と比較しても甘みの強さやコクの深さなど、すべての点で優れているコスパ最強のコーヒーです。
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
豆の種類 | パナマ・コスタリカ・インドネシア |
焙煎度合い | 中煎り〜深煎り |
2位:土居珈琲 コスタリカ エル・ペドレガル農園
1,367円 100g
第2位は、大阪の老舗ロースター「土居珈琲」が手がけるコスタリカ エル・ペドレガル農園です。
この店は「コーヒーの甘みを最大限引き出す焙煎」を40年以上にわたって研究し、現在はLEXUS、ヤナセの会員誌で「伝説の珈琲」として紹介されるほど美味しさが評価されています。
レクサス会員誌で「伝説の珈琲」として紹介
ドリップすると甘い香りが漂い、玄関先まで広がります。
こちらも、カップオブエクセレンス受賞農園のコーヒー豆で、蜂蜜のような甘い香りとチョコレート、ハーブのようなフレーバーが複雑に絡み合っているのが印象的でした。
本当に透き通るような味わいで、甘みの中にチョコレートのような風味がはっきりと感じられます。
土居珈琲のコーヒーは20種類以上飲んでいますが、値段に見合った価値のあるコーヒーだと思います。
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
焙煎度合い | 深煎り |
関連→COE受賞農園の豆!土居珈琲「コスタリカ エル・ペドレガル農園」正直な感想を述べる
土居珈琲の豆は普通に買うと100g 1000円を超えますが、定期便で買うと100gあたり1,367円→756円と半額近くになります。(僕の買い方はまとめ買いするイメージに近いので、初期費用は高くなりますが確実にお得です。)
実際に注文しましたが、今まで単品購入していたのが「もったいない」と思えるくらい、本気でコスパが良かったです。
ここで紹介すると長くなるので、実際に買ったレビューは別記事にまとめました。
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土居珈琲の定期便「手と手」の本音レビューと口コミ評判まとめ
続きを見る
3位:パロットコーヒーコスタリカセントタラス
1,296円 200g
コーヒー豆を注文後に焙煎する「パロットコーヒー」のコスタリカは、ナッツのような香りとマイルドな甘みが特徴です。
きゃろっとや土居珈琲と比較すると特別感はありませんが、Amazonで買える豆の中ではかなり高品質です。
100gあたりに換算すると648円とリーズナブルなので、リピートしやすいのもポイントです。
鮮度 | ★★★★★ |
焙煎度合い | 中深煎り |
4位:assez COFFEEコスタリカSHBガンボア農園ブラックハニー
650円 100g
仙台のロースター「assez COFFEE」のコスタリカは、シナモンのような香りとバランスの良い味わいが特徴です。すっきりとキレの良いアフターアーティストも秀逸で、まさに万人受けするコーヒーのお手本のようなコーヒーです。
assez COFFEEはAmazonで人気がありますが、それも納得できる品質で、基本的にどれを飲んでもハズレがありません。値段も比較的リーズナブルなのもポイントが高いです。
鮮度 | ★★★★★ |
焙煎度合い | 中深煎り |
5位:イヌイットコーヒー コスタリカ ラ・リア
1800円 200g
神奈川のロースター「イヌイットコーヒー」が楽天ランキングで1位になった実績がある人気店です。
深煎り(フレンチロースト)のコスタリカ ラ・リアは、香ばしさの中に青リンゴのような甘みと、ほのかな酸味を感じます。一般的なフレンチローストと豆と比較してかなり浅め(実際はシティ相当)なので、ほどほどに酸味があります。
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
焙煎度合い | 深煎り |
6位:自家焙煎珈琲やすらぎ コスタリカ エルバポル農園
1646円 200g
大阪のロースター「自家焙煎珈琲やすらぎ」は、Amazonで人気のショップです。
「エルバポル農園」で栽培されたコーヒー豆は、チェリーのような甘酸っぱさとアーモンドのような香ばしさが感じられます。
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
焙煎度合い | 中深煎り |
7位:bears coffeeコスタリカセントタラスSHB
850円 100g
大阪に実店舗をかまえるbears coffee(ベアーズコーヒー)のコスタリカ セントタラスSHBは、ナッツの優しい香りがほのかに漂います。
非常に軽い口当たりでクセがないですが、正直カルディの深煎りコーヒー豆と大差ないと感じました。
コクが少なく、ブラックで飲んでも物足りないので、人によっては市販のコーヒー豆のほうがおいしいと感じると思います。
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
焙煎度合い | 中深煎り |
8位:パオコーヒー コスタリカ・コーラルマウンテン
4162円 500g×2
調布に実店舗をかまえるパオコーヒーは、全体的に軽い味わいでコクや甘みは少ないです。
業務用として販売されている「コスタリカ コーラルマウンテン」は、ほどよい酸味とライトボディのコクがあります。
100gあたりに換算すると400円ちょっとなのでリーズナブルですが、値段で選ぶなら1位のきゃろっとに軍配が上がります。
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
焙煎度合い | 深煎り |
9位:カルディ コスタリカ スムースモーニング
999円 200g
カルディのコスタリカは、ナッツのような風味がありますが、全体的に軽めの味わいでコクや甘みは控えめです。
実店舗で買いたい人には良いかもしれませんが、ネットで買うならあえて選ぶ必要もないかなと正直に感じられました。
鮮度 | ★★☆☆☆ |
焙煎度合い | 中深煎り |
10位:加藤珈琲店 コスタリカ
1,166円 100g
楽天で人気の加藤珈琲店は、全体的にライトな味わいで癖がありません。
飲みやすいですが、わざわざコスタリカコーヒーを探している人は「コスタリカらしさ」を求めていると思うので、それであれば本品よりも上位の豆を選んだ方が確実に満足度が高いと思います。
(本品がまずいわけでなく相対評価なので、この順位とさせていただきました。)
鮮度 | ★★★★★(注文後焙煎) |
焙煎度合い | 中煎り |
番外.ポストコーヒー初回お試しBOX【初回限定500円OFF】
1,480円 225g(75g×3種)
2回目以降 | 1,598円 |
鮮度 | ★★★★★(焙煎後7日以内) |
焙煎度合い | 浅煎り〜深煎りで指定できる |
ポストコーヒーは、全国の専門店(提携している国内外のショップ)からコスタリカなど、好みのコーヒー豆が3つ届くサービスです。
ずばり、「コーヒーに詳しくないけど、好みの範囲内で色んなものを飲みたい」という人には、ポストコーヒーが一番おすすめです。(会員数6万人超)
ポスト投函されるので受け取る必要がなく、不在票のやり取りがないのが楽です。
また、今なら初回限定500円割引され、100gあたり657円で買える計算です。(Amazonで買える豆と同じくらいの金額)
▲コスタリカ グラナディージャ農園/チョコレートのような甘みと、黒蜜のようなコクのある甘みが合わさった「重厚な味わい」が印象的。
実際に購入しましたが、豆の鮮度がよく、パッケージを開けた瞬間に甘い香りが広がります。
ここで扱うコーヒー豆は冷めても美味しくて、淹れたてより甘みが強く感じられるのが印象的です。
また、デカフェも非常にクオリティが高く、コーヒーの風味が損なわれていないことに驚きました。
クーポンを使えば初回500円割引でお試しできる
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関連→ポストコーヒーの正直なレビュー。口コミや評判どおり美味しい?
関連→ポストコーヒークーポンコードで500円に割引【2024年最新】
コスタリカコーヒーの歴史
引用:Wikipedia
コスタリカは中米でコーヒーを生産した最初の国として知られていて、1779年にキューバからコーヒーを持ち込まれたのが歴史の始まりです。
コスタリカのコーヒー産業は信じられないほどの成功を収め、国内の経済を後押ししました。
その後、コーヒー豆の安定供給と品質向上を目的に、国立コーヒー協会研究所(CICAFE)が1933年に設立されました。
(CICAFEはコーヒー生産者への技術指導や、生産と輸出の管理、環境破壊に対する取り組みを行っています。)
1988年にコスタリカ政府は、アラビカ種以外のコーヒー豆の生産を禁止する法律を制定。現在でも、コスタリカのアラビカ種のみの生産は続いています。
コスタリカのコーヒー品種(種類)
コスタリカで主に栽培されるコーヒー品種(種類)は次の2つです。
- カトゥーラ種(ほどよい甘味、酸味)
- カトゥアイ種(軽い口当たり)
コーヒー品種ごとの違いは別記事にまとめました。
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アラビカ種とは?有名な16種類の品種の特徴を解説|味や香りが分かる
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コスタリカコーヒーに興味がある人におすすめの産地
同じ中米のコーヒー豆は、コスタリカと風味特性が似ていて、バランスの良い味とフルボディのコクが味わえます。
代表的な産地ではグァテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルが挙げられますが、個人的にはグァテマラがおすすめです。
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